蜘蛛ですが、なにか?55-1話のネタバレを掲載。55-1話では、魔王が現れその圧倒的力を前に蜘蛛子はただ逃げ惑っていく。打つ手なしのところに子供の勇者が現れ、魔王の表情も変わっていく。蜘蛛ですが、なにか?55-1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか?55-1話のネタバレ
蜘蛛子は突如戦場に現れた魔王に困惑する。
蜘蛛子は魔王の強烈すぎる一撃を喰らうが、バリアを展開しなんとか無事だった。
蜘蛛子が「あ・・・危ね〜、ギリギリ防御間に合ったわ!」「マザーを吸収してステータス爆上がりしてたから前は見ることすらできなかった攻撃を受けられた」「とは言っても・・・多少マシなだけで勝ち目がゼロな事に変わりはない」「どうにかして〈転移〉のスキを作るしかないか・・・」「先手必勝!!とにかく攻めてチャンスを探す!!」と魔法を発動しようとするが、魔法陣は砕け散ってしまう。
「〈神龍結界〉、自らを中心とした広範囲に魔法の構築を妨害する領域を発生させるスキル。自分自身の魔法構築には影響しない。」と表示され、魔法担当一号が「マザーの持ってた〈龍結界〉の最上位版か・・・」と気づき、魔法担当二号も「こら〈転移〉やら大規模な魔法は使えんばい!!」「単純な〈暗黒弾〉〈毒霧〉くらいなら何とか発動できるよ」と教えてくれた。蜘蛛子が「・・・ないよりはマシか・・・」「魔王は耐性もぶっ壊れだから闇や毒はダメだ」「最近習得した”光”系魔法と物質を使う”地”系に絞ろう」と並列意思たちに伝え、「光系LV1・・・〈光弾〉!!」と魔法を繰り出す。
しかしほとんどダメージにはならず、激昂した魔王が蜘蛛子に突っ込んできた。
蜘蛛子は「うおおお来るなー!!」と魔法で応戦しながらも「一応ダメージはあるっちゃあるんだけど・・・こんな初期魔法のカスダメージじゃ再生の方が早い!!」と〈岩壁〉を繰り出す。
「止まった!?やっぱり物質を使う土魔法は妨害を受けづらい!!」と魔王の攻撃が止まるが、魔王は壁を捕食していった。
「〈暴食〉、神へと至らんとするn%の力。全てのものを捕食可能となり、純粋エネルギーとして貯蓄できる。また、Wのシステムを凌駕し、MA領域への干渉権を得る。」と表示され、蜘蛛子は「何じゃそりゃー!!とんでもねえスキル持ってやがる!!」「土でも岩でもすべての物質・・・いや、魔法も含めた本当にすべてのものを食って力にするって!?」「こんなもん打つ手なしだよ!!」と逃げるしか選択肢がなかった。
魔王の蹴りで蜘蛛子は兵士をなぎ倒しながら吹っ飛びぶとレベルが上がり、「レベルアップ・・・助かった!!」「けど何で!?私何もしてないけど!?」「あーまさか・・・吹っ飛ばされて巻き込んだ兵士は”私が倒した”扱いになってるのか」「すまん兵士諸君!!君らの犠牲のおかげで私は生きてるよ!!」「とは言え・・・焼け石に水だ」「いくら〈不死〉で生き残っても・・・この魔王からは逃げられない」「今ここでなにか奇跡でも起きない限り・・・」と圧倒的な戦力の差を感じていた。
直後「見つけたぞ化け物っ!!」「僕が相手だ!!」と子供が現れると、魔王は「〈勇者〉・・・!!」と表情が変わっていた。