蜘蛛ですが、なにか？54-3話のネタバレを掲載。54-3話では、蜘蛛子が怪しい男を始末してしまったことで、まさかの戦争にまで発展してしまう。戦争に参戦した蜘蛛子だったが、そこに魔王アリエルが襲来してくる。蜘蛛ですが、なにか？54-3話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか？54-3話のネタバレ
蜘蛛子の元に現れた男が「あの蜘蛛」「私の怒り・・・」「思い知れ！！」と酒を飲んでいると、蜘蛛子の遠隔魔法による襲撃を受けてしまう。
蜘蛛子は「おっさん領主邸に居座ってさんざん好き放題してた」「どうも本当にどっかの偉い人だったみたい」「まあ、こんな失礼なおっさん一人死んだところで誰も迷惑しないっしょ、日頃の行いというやつよ」「・・・と思ったんだけど、それ以来領主が真っ青な顔であちこち交渉してる」「なんか「戦争が・・・」とか「おしまいだ・・・」とかうめいてるけど・・・え、そんなやばいの？」「しかもどうやらケレン領が属する「サリエーラ国」全体が”神獣様”（私）に対する他国の手出しにものすごい怒りを燃やし始めた」と状況を理解していた。
「いや・・・私もうそんな怒ってないから・・・」「ねえ一回落ちつこう？仲良くしよう？」「ま、まあ戦争とかそんな大事にはなんないよね・・・？なんないといいな！！」と考えるが、「うおいマジか！！おっさん一人でガチで戦争ふっかけるんか！！」「アホなのか！？オウツ国の連中もほんまもんのアホなのかっ！？」と勃発してしまった戦争を見ていた。
「あっはっは・・・多いわ！！両軍で九万五千！？」「私をダシにした揉め事の結果がこれ！？めっちゃ総力戦やんけ！！」「まあ、私の事はただの口実か・・侵攻する領のオウツはこんな大群すぐに集められる訳がない」「とっくに用意は済んであとは大義名分が立つのを待ってたんだろうな」「流れしだいでは侵入してヒャッハーしてやろうかって考えてたんだけど・・・この規模でそれはないわな〜、帰ろっかなもう」と感じていると、両軍が正面からぶつかり合う。
蜘蛛子が「え！？ええ〜！？正面からただぶつかんのかい！！」「冒険者はスキルとか色々使うのに、大規模戦闘は押しくらまんじゅうか！！」「兵の質も士気も互角・・・戦略がないから単純に数で劣るサリエーラ国に勝ち目はないね」「オウツ国が勝つと絶対私のこと放っておかないし・・・女神様のおかげで敬われてる現状からわるくなるのは確定的に明らかだ」「乱入したくないとか言ってる場合じゃない、ここは介入一択！！行くしかないな」「何発か魔法をオウツ軍に叩き込む！！」「出鼻をくじいてサリエーラ軍を有利に持っていこう」と暗黒弾を放った。
すると超大量の兵が吹き飛び、蜘蛛子は「ち・・・ちょっとやりすぎたか？三千人くらい逝っちゃった？」「オウツ軍完全にパニック状態やん・・・」「しかもスゲー大量の経験値！！狙ってない・・・狙ってないよ！？」と自分に言い訳をしていた。
「よしよし、このまま行けばサリエーラ側の勝利で決まり・・・」と「ん！？空間に歪み・・・〈転移〉か！！」「この感じ・・・ギュリ何とかいうあの黒い鎧男だな」「今忙しいんだけど何しに来たのよ？」と考えるが、そこから現れたのは魔王アリエルで「お楽しみのようだけど、とりあえず死んでもらうわ」といきなり襲いかかってきた。
