蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】17-2話のネタバレ|謎のスキル〈傲慢〉を習得

蜘蛛ですが、なにか?17-2話のネタバレを掲載。17-2話では、謎のスキル〈傲慢〉を習得していく。そして、中層を攻略するための今後の方針を決めていった。蜘蛛ですが、なにか?17-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?17-2話のネタバレ

女子高生が目を覚まし「おはようございます、無事進化できたみたいですね」「猿の死体の他に魔物はいないね・・・よし」「安全も確保できた事だし、進化後のステータス確認でもしてみますか!!」と鑑定しようとしていた。

鑑定を行うとあらゆるステータスが上昇していることが確認できた。

「おお!?なんかUPなる表示が増えとる、鑑定様がレベルアップしたおかげだね」「希少種はもっと劇的に成長すると思ってたんだけど・・・」「スキルは結構変わったね」「SPも減ったから大量の猿を食べながらチェックしていこう」「MPも減ってるね、毒合成とか繰糸で使うMP使うし気をつけなきゃ」「では、いただきます」「いや、ホント猿戦は毒合成に助けられたわ」「レベルアップで毒合成に項目が増えた」「一気にHPを奪う場合は「ダメージ量」、長く苦しめたい場合は「持続時間」を伸ばす」「ただ、調整できるのは”スキルレベルの分”だけっぽい」「蜘蛛毒はダメージ9、持続9で変更できなかった」と気づいていった。

「「毒牙」と入れ替わったっぽい「毒攻撃」も鑑定してみよう」」と鑑定すると、「「毒攻撃」、攻撃に毒属性を付与する。」と表示され、「え、それだけ?」「いや・・・これやばくない?」「攻撃全部に毒属性が乗るってこと?じゃあ、糸にも付けられる!?」「あとで試してみよう」「他に毒関連は・・・」「毒魔法!!」「これも上がってるね」「「毒弾」、毒の弾を射ち出す。」「うん、魔法らしい魔法が増えたね、飛び道具か・・・」と感じていた。

「中層のタツノオトシゴ、倒すには遠距離攻撃かマグマから引きずり出さなきゃいけない」「引きずり出す手段はないし、高熱で糸も飛ばせない、そこらの石を投げてどうにかなる訳でもないし・・・」「新たな攻撃手段が必要だ」「魔法・・・使いたいなあ・・・」「ちょっと真面目に考えよう」「私が魔法を使えない理由」「そもそも使い方がわからないのもあるけど、魔法を使う「前提となるスキル」要るんじゃない?」「で、見つけたそれらしいスキルがこの二つだ」と魔力感知と魔力操作を頭に浮かべた。

「「魔法」を生み出す「魔力」が存在すると仮定して、その魔力を「感知」して「操作」する事で魔法が「発動」する、実にそれっぽい」「この二つがないと魔法が使えないんじゃかと私は結論づけた」「そして、私の残りスキルポイントは!もはや神が取れと言ってるような・・・」とちょうど200ポイントを保有していることでで運命的なものを感じていた。

「だがちょっと思い出してほしい、今までの数々の苦難を・・・」「”神”はそんなに甘かったか?」「否」「絶対に落とし穴がある!!」「そして、私はその”穴”を知っている」「奴の名は「探知」」「「繰糸」を取った時・・・奇襲頼みの私が逆に奇襲されず確実に先制するため「探知」も取った」「その結果、「探知」感知系全てを統合したスキル。概要:魔力感知、術式感知、物質感知、気配感知、危機感知、動体感知、熱感知、反応感知、空間感知」と表示され、「優秀すぎるんだよ!!」「すごくない?これスキルポイント100で取れるって」「探知の恐ろしい所は全ての感知スキルが一遍に発動する事」「発動した途端頭が割れるどころじゃない物凄い頭痛に襲われる」「情報量多すぎて頭の処理が追いつかないんだと思う」「レベルアップで更に感度が上がるから手に負えない」「だから半永久封印してたんだけど・・・「魔力感知」は「探知」の中に統合されている」「そして、下位スキルは上位に統合されると個別には使えない」「探知をどうにかしないと一生魔法が使えない!!」「何か・・・何か方法は・・・」と頭を抱えていた。

「ん?ここも鑑定できるの?」と利用可能ポイント200という表示ボックスを鑑定すると、「うわわっ!!」「こ・・・これは!!今のポイントで取れるスキルの一覧!?」と大量のスキルが表示される。

「これでいちいち天の声(仮)に問い合わせなくてもよくなった!!」「何か探知をどうにかできるスキルは・・・」「ん?ん?んん!?」とその中に「「傲慢」(必要ポイント100)神へと至らんとするn%の力。取得する経験値と熟練度が大幅に上昇し、各能力成長値が上昇する。また、Wのシステムを凌駕し、MA領域への干渉権を得る。」と表示されているのを確認する。

「い・・・意味がわからん」「説明自体もこんなのが100ポイントで取れる事も!!」「意味不明な単語を鑑定してみたけど結果は全部「鑑定不能」」「判るのは経験値・熟練度を増やす効果と成長率補正だけ」「それだけでも破格の性能だ」「「傲慢」・・・”七大罪”で最も重い罪、悪魔の頂点の称号」「禄でもないスキルなのは想像できる」「ゲームによくある経験値系スキルがこれしか無いのも嫌な予感がする」「そして、説明文が私の持ってる謎スキルn%I=W、これとどうも関係ありそうだ」「自分でもなんでこんなに惹かれるかわかんないけど・・・予感がする、このスキルは取らなきゃいけない」と感じ、〈傲慢〉のスキルを獲得していく。

すると「熟練度が一定に達しました。スキル〈禁忌LV2〉が〈禁忌LV4〉になりました。」「条件を満たしました。称号〈傲慢の支配者〉を獲得しました。」「称号〈傲慢の支配者〉の効果によりスキル〈深淵魔法LV10〉〈奈落〉を獲得しました。」と告げられる。

「禁忌レベルが上がってしまった・・・二つも・・・」「それに深淵魔法とか明らかに上位っぽい感じの魔法だよね」「しかもレベル10!?おかしいよね?」「と、とりあえず鑑定を・・・」と鑑定を発動すると、MPと魔法、抵抗がそれぞれ100ポイントずつ高まっていた。

「待て待て待て、100ずつ増えてるぞ!!これも傲慢の効果!?」「いや、まあ増える分には全然いいけど・・・魔法の効果はどんなもんだろ?」と新たに取得した魔法を確認すると、「「奈落」奈落を顕現させる」「「深淵魔法」深淵の闇を操る最上級魔法。使用可能な魔法はレベルによって異なる。」「LV1:地獄門、LV2:無信地獄、LV3:邪淫地獄、LV4:美食地獄、LV5:貧婪地獄、LV6:憤怒地獄、LV7:異端地獄、LV8:暴虐地獄、LV9:欺瞞地獄、LV10:反逆地獄」と表示される。

地獄の詳細が表示されると、「何この地獄シリーズ!?あからさまにヤバそうなんですけど」「鑑定結果も効果関係ねえ〜!!」「とんでもない魔法覚えちゃったけど・・・結局探知をどうにかしないとそれも使えない」「よし、方針は決まった」「「耐熱」と「飛び道具」」、この二つを習得して中層攻略だ!!」と決意を固めていった。

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