蜘蛛ですが、なにか?37-1話のネタバレを掲載。37-1話では、蜘蛛子が召喚士が召喚した召喚獣と交戦する。蜘蛛子の恐ろしさを実感した騎士団は空間転移で逃走しようとする。蜘蛛ですが、なにか?37-1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか?37-1話のネタバレ
突如目の前に現れた人間の兵士に向けて蜘蛛子は邪眼を発動し前衛を一層する。
蜘蛛子が「更に8人・・・楽勝だね」「あと半分!!」と余裕をかましていると、一人の兵士が震えながら突っ込んできたので、「うお、仲間を半分失ってんのにまだ来るか」「サクッとやっちゃうのは簡単だけど、どうせなら実験に付き合ってもらうとしよう」「えーと・・・確か、こんな感じの術式だったかな」「アラバが使ってた魔法・・・大地魔法〈大地槍〉」と見様見真似で大地槍を発動させる。
蜘蛛子が「魔法は”スキル”獲得してなくても術式さえ正しく構築できれば発動できるのよ」「・・・え?召喚士・・・なんかやるの?」と彼の動向に注目していると、4体の召喚獣が現れた。
蜘蛛子が「こ・・・これは「四神」!?」と出現した召喚獣キレコーク、ロックタートル、スイデン、フェベルを見て、「いや・・・なんつーか微妙!!」「鳥は真っ黒で虎はドギツいピンク色だし・・・」「特にお前!!青龍ポジション気取ってるけど完全フグだろ!!」「ああもう、ツッコミきれん!!」「まあそこそこ強いけどね・・・召喚士本人より」と感じていた。
キレコークが魔法を発動したのを見ると蜘蛛子は「お、魔法使うんだ」「これは・・・風魔法かな」「どうしよっかな〜、これ」「大した威力なさそうだし喰らっとく?風耐性持ってないからね」とあえて喰らったもののほとんどダメージはなく、「いててて・・・思ったより痛いわコレ」「さすがに一発で耐性は獲得できないか」と残念がっていた。
続いてスイデンが水を吐き出すと、蜘蛛子は「やーんつめたい♡フグは水魔法なのね」とまたしてもあえて食らう。
フェベルも飛びかかってくると蜘蛛子は「虎は火・・・と思ったら物理かよ」「じゃあ用はないわ」と大地魔法〈大地壁〉で応じる。
「熟練度が一定に達しました。スキル〈土魔法LV1〉を獲得しました。」と告げられ、蜘蛛子は「あれ?〈土魔法〉の上位〈大地魔法〉の術式なんだけど」「熟練度は下位の〈土魔法〉と共通だったのか・・・」「いきなり上位は覚えられないのね・・・」「まあいいか、無料でスキルゲットできたし」「そうだな・・・せっかくだし今喰らってる魔法も覚えさせてもらおう」「ふんふんなるほど」「風はこう・・・水がこう・・・」と即興で魔法を習得し、キレコークとスイデンに魔法を放ち瞬殺する。
「うん、まあこんなもんか」「あとは使って覚えるだけね」と考えていると、兵士たちが逃げ出したので「あっ、待て放火犯ども!!」「こんなんで済ますとでも・・・」と叫ぶが、目の前にロックタートルが立ちはだかる。
ロックタートルに攻撃を放つが弾かれてしまい「うへっ、硬っ!?この亀防御特化か!!」「SPもムダに多いし、こいつで吸い取っちゃえ」と〈呪怨の邪眼〉を放ちロックタートルは砕け散った。
奥で兵士に囲まれた魔法使いが詠唱していることに気づくと蜘蛛子は「手下が時間を稼いで大型攻撃魔法の詠唱か?」 「悪いけどそんなもんたかが知れて・・・ん!?」「違う!!攻撃じゃないこれは・・・空間魔法〈大規模転移〉!?」「転移で全員逃げる気!?」「そうはいくか!!」「経験値稼・・・じゃない」「マイホームの仇!!逃がさんよ!!」と逃走を防ごうとする。