蜘蛛ですが、なにか？36-2話のネタバレを掲載。36-2話では、蜂の巣を撃墜した蜘蛛子が騎士団と遭遇していく。マイホームを壊された蜘蛛子は人間に殺意を向けていく。蜘蛛ですが、なにか？36-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか？36-2話のネタバレ
蜘蛛子は蜂の大群を切り刻んでいく。
「正面の蜂はかなり減らした」「ここからが本番」「あの巣を直接叩く！！」「くらえ〈暗黒槍〉！！」と魔法を発動していった。
「そうだ、確か六角柱構造はタテの力に強くてヨコの力に弱い」「そして、アーチは外からの力に強く内からの力に弱い」「つまり、外から潰すんじゃなく・・・引きずり出す！！」と引斥の邪眼を発動した。
蜂の幼生がぼとぼとと落ちてきたのを見て「うわ、キモっ！？」「そうか、巣なんだから卵あるわな！！」「また育って襲われたらたまんないし、ここで根絶やしにさせてもらう！！」と幼生たちにも鎌を振り下ろしていく。
屍の山を築いた蜘蛛子が「は〜、やっと片付いたわ」「ハチミツ期待してたのに入ってないとか使えないわ〜」「そういや蜂の「女王」っぽいのいなかったな」「蜘蛛のマザーと違ってヤバくなったらすぐ逃げるタイプなのかな？」「まあ、縦穴は片付いたんだしノープロブレム」「アラバに出くわさない内に一旦帰ろう」と転移魔法を発動してマイホームに戻ると、そこには人間たちの姿があった。
蜘蛛子が「人間！？」「え・・・なんでウチに人間がいるの！？待ち伏せ！？」「・・・じゃないな、めっちゃ慌ててるし」「以前会った騎士団っぽい装備だけど人数増えてる！！」「いち、にい・・・え〜と34人！？」「何これ煙い！！」「まさか他人ん家で焚き火を・・・ってマイホームがぁああ〜〜〜！！」と炎上する自宅に気づいた。
「あああ、壁も・・・床も・・・念入りに仕込んだトラップも、寝心地抜群のベッドも全部・・・」「お・・・お・・・お・・・おのれらぁ〜〜〜！！」「忘れもしない人間に燃やされた初めてのマイホーム」「誇りを踏みにじられ逃げるしかなかったあの屈辱の日」「あの悔しさをバネに誇りを守れる”強さ”を手に入れた・・・」「その私のマイホームをまた焼き払うのか！！」「いや・・・待て！！人間とのコミュニケーションのためには・・・寛大な心で許し・・・あああ、でもムカつく！！」「何で留守中に来るのよもお〜〜〜！！」と考えていると、騎士団が弓矢を構え出した。
蜘蛛子は「は？お前・・・射つの？」「いやいやいや、こっちが手出しガマンしてるのわかるよね？」「それでも射つ？あんた状況わかってんの？あっそ」と愛想を尽かし、〈呪怨の邪眼〉×8を発動する。
「殺しゃしないけどちょっと痛い目見てもらうわ！！」「前世の日本でもこのくらい正当防衛・・・」と人間を倒していくと、「経験値が一定に達しました。経験値が一定に達しました。」と告げられ脱皮していく。
レベルアップに伴う脱皮を行った蜘蛛子は「二回もレベルアップ・・・ってことは殺しちゃった？え、今ので？ウソでしょ！？」「そそそ、そんなつもりは・・・人間ちょっともろすぎない？」「ついに人間を殺ってしまったか・・・」「一応私にも良心というものがありましてね」「・・・あれ、あんまり良心痛まないな、まあ色んな種族殺りまくってるし、襲ってきたの向こうだからね」「しかし、経験値旨すぎない人間！？」「一人あたりグレーターより上になるの？！」「ちょっと詳しく見させてもらいますよ」「数は34人8人●ったからあと26人か」「ステータスはだいたい400〜500台、この前の騎士連中と比べると高いな・・・」「中でも飛び抜けてるのが・・・この二人か」と人間たちを鑑定していく。
「戦士タイプ・・・かと思ったら〈召喚〉なんてスキル持ってる・・・」「〈連携〉と〈指揮〉も持ってるし”召喚士”って感じかな」「こっちは純粋な魔法タイプ、能力はこの中で文句なしに最強・・・スキルもかなり多い」「見た目は割と好みの・・・」「う、何だこの不快感は」と感じると、「は？鑑定されてる？」「鑑定されるとこんな感じなの！？」「何見てんのよ最悪！！変態！！エロオヤジ！！」「支配者権限発動しちゃう！！〈鑑定拒否〉！！」と鑑定を拒絶した。
蜘蛛子は「SNSのブロック感覚で支配者権限使っちった・・・」「”神性領域”を使うからあんまりやりたくないんだけどね」「さて、不法侵入、建造物損壊、および放火、そして傷害未遂に覗きですか」「こいつは相当重い罪になりますよ〜？おっと集団暴行も追加か」「判決は・・・死刑！！」と迫りくる騎士団に殺気を向けた。
