蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】17-1話のネタバレ|スモールポイズンタラテクトに進化

蜘蛛ですが、なにか?17-1話のネタバレを掲載。17-1話では、マグマ地帯の熱さで糸が燃えてしまい、マグマ地帯攻略で詰んでしまう。女子高生はスモールポイズンタラテクトに進化することを決めた。蜘蛛ですが、なにか?17-1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか17-1話のネタバレ

女子高生は「今更だけど私ってばかなり運が悪い・・・」「いや、もはや運とかそういうレベルじゃなく神様に嫌われてるとしか思えない」「ワケもわからず蜘蛛に転生して、一つ失敗すればマジで死ぬ日々・・・」「私頑張った・・・超頑張ったよ」「そんな私にこの仕打ちはないでしょう、神様ァーーー!!」と目の前のマグマ地帯を見て心の中で叫んでいた。

「なぁにこれぇ〜!?私わかんなぁい〜!!」「イヤイヤ、これアカンでしょ!!なにマグマって!!なんで地下にこんな・・・いや、地下で間違ってないのか」「もはや暑いっていうか熱いわ!!」「熱すぎてHP減ってるし・・・ん?」「うわああ、糸燃えてるぅ!!」「あっつ、熱っつ、消火〜〜〜!!消火・・・できないから切断っ!!」「糸が自然に燃え出すとかどんだけ熱いわけ!?」「入口でこんなじゃこんなとこ抜けんのムリ!!絶対ムリだわ!!」「って・・・そのマグマを泳いでるやつがいるんだけど!?」とエルローゲネラッシュに目をやる。

「お、一発でステータス見れた、ラッキー!」「そこまで強くはないね・・・」「二重鑑定でさらに調べてみますか・・・」とさらに鑑定を発動すると、「「エルローゲネラッシュ」、エルロー大迷宮中層に生息する下位竜に属する魔物。炎を操り、炎に守られる。」と表示され「キタコレ!!」「エルロー大迷宮「中層」・・・やっぱここが中層なんだ」と感じていた。「「エルロー大迷宮中層」、エルロー大迷宮の上層と下層の間に位置するエリア。エリア全体がマグマの流れる灼熱の地形であり、炎に体勢を持つ魔物が多数生息している。」と表示されると、「エリア全体にマグマ?マジで?」とテンションが下がり、「いるだけでダメージを受ける地形」「落ちたら一発アウトなマグマの川と池」「棲んでる魔物も炎使ってきてもおかしくない・・・」「え、ここ抜けんの?ムリじゃね?」「私の蜘蛛糸の弱点なんだかわかるかい?」「炎だよ!!」「どうしよう、マジどうしよう」「マイホームも作れない、敵を拘束することもできない、なーんもできない」「糸のない蜘蛛とか納豆菌のない納豆みたいなもんじゃん」「つーかそれただの腐った豆じゃん!!」と絶望していた。

エルローゲネラッシュと目が合ってしまい、「ま・・・まあ、まだ距離あるし大丈夫・・・」「だ・・・大丈夫・・・?」と考えていたが、エルローゲネラッシュは炎のブレスを吐き出してきた。

女子高生はなんとか炎弾を避け「おおう、ファイアーボールとかマジか・・・」「どういう原理で飛ばしてんのアレ?」「やばい、第二射が!!」「避けるのは問題ない」「避けられはするけど・・・これジリ貧じゃね?」「相手は自在に動けるマグマの中から遠距離射撃」「こっちはマグマに触れたらアウトで、糸投げるくらいしか飛び道具がない」「一応やってみるか・・・」と繰糸を繰り出すがやはり燃えてしまう。

さらに炎弾が飛んでくると「うおおおっ、くそっ、悔しいけど一時撤退!!」「いったん下層へ避難・・・!!」とマグマ地帯から撤退した。

「ふ〜、ここまで来れば大丈夫」「しっかし悔しいなぁ・・・ステータス的には勝ち目もあった」「でも、今回は手も足も(糸も)出なかった」「今までは糸で格上に優位を保ってきたけど・・・初めて格上に”地の利”を取られた」「今まで私がしてきた事を格上にやられ、最大の武器である糸を封じられる・・・勝ち目なくない?」「上層に行くためには中層を攻略しないといけない・・・けど攻略できる気がしない」「じゃあ。他の方法を探す?」「確定しているルートは一つ、蜂の縦穴だ」「・・・地龍がいるあそこにまた戻れと?イヤムリヤダ」「もっと探せば他の縦穴が見つかる可能性もなくはない・・・」「けど、あくまで”可能性”の話でしかない」「さて、どうしたもんか・・・」と今後の作戦を模索していく。「とりあえず今後の事は棚上げして”進化”を試みる事にしよう」「危険な下層で意識を失う”進化”はかなり勇気がいるけど、するか・しないかで言ったら断然するでしょ、レベルが上限に達してるかもしれない懸念があるし」「進化の候補は二つ」「タラテクト・スモールポイズンタラテクト、どちらを選ぶべきなのか・・・?」「こういう時進化元の種族が鑑定できれば・・・」「ん!!あっ、この選択表示も鑑定できるんじゃない!!」「鑑定さん優秀すぎて恐いぐらいだわ・・・鑑定!!」と鑑定を発動すると、「「タラテクト」、タラテクト種と呼ばれる蜘蛛型の魔物の標準的な成体。肉食で、牙に毒を持つ。」「「スモールポイズンタラテクト」、タラテクト種と呼ばれる蜘蛛型の魔物の希少種の幼体。非常に強力な毒を持つ。」と表示され、「よし」「「ポイズンタラテクト」の方で!!」「だって希少種よ?レアですよレア!!標準より希少種選ぶに決まってるでしょ」「そうと決まれば壁の上に簡易ホームを製作!!」「ポイズンの方でお願いします!!」「おやすみなさーい!!」と眠りにつき、進化の鼓動を感じ始めた。

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