呪術廻戦114話のネタバレを掲載。114話では、日下部とパンダの前に、夏油一派の呪詛師たちが現れる。戦いになろうとした瞬間、宿儺と漏瑚の超大規模バトルが勃発していく。呪術廻戦114話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
呪術廻戦114話のネタバレ
夏油一派
恵は甚爾の死体を見て「顔が変わってる」「自害したことといい、なんだったんだコイツは」と感じていた。
甚爾に受けた傷が痛みながら恵が「今考えるのはよそう・・・早く家入さんの所へ・・・」「いや、その前に真希さん達の無事を・・・」と考えていると、背後から「これこれ、こーいうのよ！」「こーいうのが向いてんのよ！」と七海に半殺しにされたはずの呪詛師に斬られていく。
23:01渋谷ストリート前にて、パンダが「日下部〜、もう建物内を調べるのはよくないか？」「”帳”の外には出せなかったけど、棘のおかげで一般人の避難は粗方済んだし」「悟のとこ向かおうぜ、副都心線のB5Fってどう行けばいいんだ？」「棘も封印はマジって言ってたし急ごーぜー」と言うが、日下部は「五条五条って・・・」「世の中の人間は、五条だけじゃないでしょーが！」「今まさにこの瞬間、渋谷の片隅で震えている命があるかも分からん」「具体的には小学校低学年女児で想像してくれ」「それを見落としてでもみろ！」「儚い未来を掴み取るのに俺達が加担したと言っても過言ではないっちゅー話よ！」と伝えていく。
パンダが「そ・・・そうかも！」と納得していくと、日下部は「分かったら各建物各階便器の裏まで調べろバカヤロー」と言いつつ、実のところは「まずいな、そろそろ言い訳も苦しくなってきた」「俺は絶対B5Fなんて行きたくない」「このままダラダラと時間を潰していたい」「何故なら死にたくないから」と考えていた。
日下部が「人がはけてパンダの鼻が利き始めたらコイツ一人でB5Fに向かっちまう、それも避けたい！」「今の渋谷で一人になりたくないから！」「コイツはパンダのくせに俺以上に人の心があるからな」「だが、パンダ故に渋谷の土地勘はない」「現在地から副都心線がこのまま地上から行けば激近だと気付いていない」「適当なタイミングで新南口から駅に入って迷ったフリしてまた時間を潰そう」「五条封印を成し遂げた連中・・・しかもなんだよ、さっきからデカイ呪力が出たり消えたり」「やってられるかアホらしい」と感じていると、「高専の術師だな」「投降しろ、出来れば術師は殺したくない」と2人の呪詛師が日下部たちの前に現れる。
パンダが「後ろに3人、多分もっと隠れてる」と耳打ちをすると、日下部は「俺も殺されたくないが、はいそーですかって訳にもいかんのよ」「話を聞かせてくれ、長ーいやつを」と言い、呪詛師の一人が「私達は夏油様の意志を継ぐ者」「高専関係者ならそれ以上語る必要はないでしょう」と答えていく。
菜々子が「アイツに協力する？」「それは夏油様の肉体を取り戻すために・・・って意味っしょ？」と言うと、別の呪詛師が「違う、あの偽物の目的も正体も定かではないが」「五条悟が行動不能になり世が混沌に堕ちれば割を食うのは非術師共だ」「強者であることが生存の必要条件」「非術師は淘汰され術師は増え呪霊は消えていく」「それは夏油様が望んだ世界だ」「だから協力する」「肉体のことはこの際関知しない」「それが、意志を継ぐということだ」と答えていく。
菜々子が「ゴチャゴチャ話をややこしくすんなし」「大好きな人の肉体をゾンビみてぇに弄ばれて黙ってられるかって言ってんだよ」「夏油様の物語は終わったんだ、もう誰にも汚させない」と言い返すと、女の呪詛師が「いい加減大人になりなさい、菜々子」と返し、菜々子は「大人だの子供だの」「それを言い出したら、終わりだろうが！」とブチギレてスマホを取り出し術式を発動しようとするが、ラルゥが「えぇいっっ」「双方、収めなさい」と仲裁に入る。
ラルゥが「傑ちゃんが一番望んでいないのは、私達が傷つけ合うことよ」「アナタ達はどちらも間違っていない」「ここでお別れしましょ、各々やりたいようにやりなさい」と言うと、菜々子は「ラルゥはどうすんのよ？」と聞き、ラルゥは「どちらにも付かないわ」「ミゲルちゃんと同じ、私はただ傑ちゃんを王にしたかっただけだもの」「でも皆、忘れないでね」「私達は家族」「いつかまたどこかで、一緒に御飯を食べるのよ」と伝えていた。
そんなものか！？
呪詛師が「投降するの？しないの？」「ハッキリしない男は嫌いよ」と言うと、日下部は「このレベルのが仕切ってる集団だろ？」「旨すぎる、時間いっぱい適当にいなして、特級呪霊の相手はせずにのらりくらりといこう」と考えていた。
日下部がシン・陰流 居合『夕月』の構えを取る。
呪詛師が「・・・それが回答か」と言うと、背後のビルが爆発していく。
「そんなものか！？」「呪霊！」と言う声の主は宿儺で、漏瑚を圧倒する宿儺が飛び出てきたのだった。
