蜘蛛ですが、なにか？43-2話のネタバレを掲載。43-2話では、マザーが地上に出てきて、蜘蛛子と対峙する。蜘蛛子はアラバを余裕で超えるマザーの強さに驚愕していく。蜘蛛ですが、なにか？43-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか？43-2話のネタバレ
森の中を散策していた蜘蛛子が「え〜、わたくし現在テンション爆上がりであります」「非常によいものを見つけてしまいました」「天然スイ〜〜〜ツ！！inマウンテン！！」とテンションを上げていた。
「ま、お味は鑑定して「甘い」て出てたからわかってたんだけどね」「いただきます」と手に入れたフルーツを食べると、「んんんんん、デリ〜シャス！！」「まさに大地と太陽の恵み！！人間にもらった干し柿みたいのも美味しかったけど・・・もぎたてのフレッシュ感はまた別格やね！！」「久しく忘れていたこの感覚・・・」と感動を覚えていた。
その瞬間地鳴りが起こり「おー地震か・・・」「日本じゃ珍しくなかったけどこっちもあるのね」「まあ、地下に火山もあったし当然かー・・・」と考えるが、その瞬間悪寒を感じ「え・・・地震じゃない・・・今の何？」「この何とも言いようのない強烈な悪寒・・・」「アラバとも違う、恐怖の記憶は忘れるはずもない」「で、でも、まさか・・・アレは迷宮を出られないはずじゃ・・・」と悪寒の元へ走り出すと大爆発が起こる。
蜘蛛子が「こ・・・これは間違いない」「火龍を吹っ飛ばした闇ブレス！！」「来る・・・！！」と〈千里眼〉を発動すると、予想通り巨大なマザーが地上に現れていた。
直後「・・・と・・・こえるか？・・・情・・・担当・・・」と聞き取れにくい声が聞こえてくると、蜘蛛子は「攻撃班の誰かか！？」「すごいノイズ入ってんだけど、どうした！？」と緊急事態を察知する。「マザー・・・ヤバい・・・逃げ・・・」と何かが伝えられるが、蜘蛛子は「全然聞き取れないっつーの！！」「何か言いたいなら一回本体に戻ってくれば・・・」と言いかけたところで、「まさか・・・戻れないのか！？」と気づいていく。「だとしたらまっずいなー・・・」「精神攻撃でトドメ刺すのはまだまだ先っぽいし、アラバですら色々準備したのに何の策もなしにマザーと戦うのは・・・」とヤバさを感じていた。
「受・・・取・・・鑑て・・・」とマザーのデータを送られると、蜘蛛子は「うっ！？これは・・・」ととんでもない強さのマザーに驚愕してしまう。
蜘蛛子が「なにこの化け物！？」「ステータス全部2万オーバー！？アラバ5頭分やん！？」「勝てるわけないでしょうが！！」「唯一の救いはどういうわけかステータスが低下中らしいけど・・・」「並列意思たちのおかげか！？よくやった私！！」と一目散に逃げ出すが、マザーの攻撃が迫る。
なんとか避けた蜘蛛子は「こんなの喰らったら〈忍耐〉どころじゃない！！体が分子まで分解されてしまう」「距離もあるし回避だけなら何とかなる・・・」「その間に〈長距離転移〉の構築！！」「〈魔導の極み〉を持ってても長距離の〈転移〉は構築に数分かかる」「その間砲撃を慎重に・・・」と作戦を考えているが、振り返るとすぐそこにマザーが迫っていた。
なんであの巨体でんな速度出るねん！！」「走るだけで大災害発生しとるやんけ！！」「間に合えぇぇ、あと少し！！」と必死に逃げ続け「爪っ！？」「いや、これはチャンス！！」「引斥の邪眼＋！！」と転移魔法を発動しなんとか逃走した。
「ふ〜〜〜っ、あっぶなー！！」「しばらくマイホームに引きこもるわ・・・」と一安心した次の瞬間、転移先には大量のマザーの眷属たちがいた。
