蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】43-1話のネタバレ|蜘蛛子を狙うマザーが外に!?

蜘蛛ですが、なにか?43-1話のネタバレを掲載。43-1話では、迷宮から出た蜘蛛子が外を満喫する。が、蜘蛛子を狙うマザーも外に出ようとしていた。蜘蛛ですが、なにか?43-1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?43-1話のネタバレ

久々に太陽の下に出た蜘蛛子は「天井のない青い空、蜘蛛に生まれて始めて見たわ・・・」「世界はこんなに色彩豊かだったのね」「ごく一方向砂ぼこりで灰色一色だけど、そっちはあえて無視する!!」「長かった・・・」「昼も夜もない迷宮にいたから正確に何日過ぎたかわからないけど、ここまで本当に大変だった」「軽く二桁は死にかけたよね?」「誕生即ラスダンは難易度ヤバすぎでしょうよ・・・」「まず産みの親が全力で●しに来るってないわ〜・・・」「しかも迷宮内でも頂点クラスの極悪ボスだし!!」「・・・で、そのマザーだけど、現在私の並列意思達が絶賛攻略中」「連絡はないけど誰も戻ってこないという事は状況は変わってなさそう」「もし本体同士で戦闘になったらアウトだけどそこは大丈夫!」「だって私、外出ちゃったし!!」「大怪獣クラスのマザーの巨体で通れるルートはかなり限定される」「私が通った”出口”は当然抜けられない、今はとある事情でガレキで塞がってるし・・・」「それも考慮してマイホームは上層の狭い場所に作った」「マザーは一度アーク達を送り込んで来たけど追撃はない」「私は外をのんびり探索しつつ、ゆっくり並列意思の勝利を待てばいいのだ」と外を満喫していた。

蜘蛛子が〈空間機動〉で宙に浮き「さて、どこか美味しい物がありそうな所は・・・」「おっ!!人間の街発見!!これはスイーツが期待できる!!」と喜ぶが、「・・・いや、やめとこう、前回も問答無用で攻撃されたし・・・」「やっぱアラクネへの進化は必要やね・・・人間の顔がついてるだけでだいぶ違うだろうし、言葉も話せるはず」「ここは無難に山の幸を探しに行くとしますか」「待ってろよ、デリィーシャスランチ!!」と山の中に入っていった。

一方でマザー攻略中の魔法担当は「私の名は魔法担当二号、マザー攻略中である」「と言ってもこのバトルは精神世界の中」「私達三人(?)はマザーの精神体を侵食しているのだ」「マザーの精神体をボリボリかじって文字通り侵”食”する」「ゆっくりだけど確実に効果は現れてる」と感じていた。

マザーにより体担当が吹き飛ばされると、魔法担当一号は「あっ体担当!!大丈夫とね!?」「って全然大丈夫そうやね・・・」「まあ、私達マザーにダメージ喰らわないからね」と余裕そうだった。

「私達には”精神への直接攻撃”を無効化するスキル〈外道耐性〉がある」「おかげでマザーは私達にダメージは与えられないのだ」「いくら戦力差が大きくたってダメージ0だったら絶対負けることはない」と考えていた。

「やっと脚が半分削れたばい・・・」「無限に思えたけど目に見える効果があるとやっと実感がわくね」「おーいそこ、サボってんじゃない!!」「なんかおかしいと思わない?」「これだけ侵食されて私達に攻撃が通らないのはマザーもわかってるはず」「このままだといずれ必ず精神を食いつくす」「だからマザーは私達の本体にアーク達を送り込んだ」「アークと繋がった回線を見つけて覗いてたけど・・・結果は情報担当のえぐいハメ技で私達の完勝」「それからマザーは何もしていない」「まだ眷属はものすごい数が残っている、もっと大規模な第二、第三波を送ってもいいはず」「でも、マザーの実体は最下層の”巣”にただじっとしている」「”何か”を・・・待っているのか・・・?」と嫌な予感を感じていた。

「まあ、あん時より多か数で攻めたら情報担当のこっ・・・多分即行で転移で逃げよろうと思うばい」「あん時はギリギリ倒せそうな規模やったけんね」「そうか・・・確かに私が逃げようか迷う絶妙な数だった」「あれを超えると私が”逃げ”に移ると予想して数を調整したというなら、マザーは私達の想定をはるかに超える知能だ」「”反応”や”判断力”の高いモンスターはいくらでもいる、そういう奴らも次々倒してきた」「でも、”想像力”の高いモンスターのヤバさは半端じゃない」「マザーがその手の相手だとしたら・・・?」「この不安が当たらないことを祈るしかない」と考えていると、突如としてマザーが行動を開始した。

「あれだけいたマザーの眷属がどこかへ消えた・・・どういう事だ・・・?」「待っていた”何か”が来たのか?」「何にせよものすごく悪い予感がする」「私は一旦本体に戻って情報担当に報告する!!」「二人はここで攻撃を続けてくれ!!」と本体の元に戻ろうとするが弾かれ、「精神支配のラインが閉じられてる!?」「はぁ!?それじゃ私達戻れないじゃん」「連絡もできんとね!?」「精神体に攻撃できないと知って自分の能力に干渉したのか!!」「これはいよいよ罠の匂いがする・・・」とさらに嫌な予感を感じていた。

マザーは強大なブレスを突如天井に向かって放つ。

すると天井に大穴が開き、魔法担当二号は「外に出る気だ・・・!!」「まさか・・・情報担当は今外にいるのか!?」「「マザーは外に出ない」前提は崩れた!!」「やばいぞ!!逃げろ情報担当ーーー!!」と情報担当の身を案じていく。

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