蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】もう一人の「転生者」4話のネタバレ|お嬢様の転生者カティアが登場

蜘蛛ですが、なにか?もう一人の「転生者」4話のネタバレを掲載。4話では、フェイの同級の転生者であるカティスが登場する。フェイ、シュン、カティアの3人で久しぶりに楽しく話していく。蜘蛛ですが、なにか?もう一人の「転生者」4話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?もう一人の「転生者」4話のネタバレ

シュンが部屋に入ってきた女性に「いらっしゃいカティア」と声をかけろと、女性は「ご機嫌うるわしゅう、シュレイン=ザガン=アナレイト殿下」「アナバルド公爵家が長女カルナティア=セリ=アナバルド」「お招きにあずかりまかり越しました」と挨拶する。

フェイが「え?誰?この美少女・・・」「こんなガチのお嬢様なんてクラスにいたっけ?」「シュンも見た目はだいぶ変わったけど中身はまんまだし」「クラスの女子ならあたしが知らないとかありえないからありえないよね・・・誰なのマジで!?」と感じていると、カティアは「っと、挨拶おわり!!」「あーっ、やっと日本語話せるわー!!」と素を出し始めた。

カティアが「んで?このトカゲがオレらの同級生!?」と言うと、シュンは「あ・・・うん、篠原さん・・・」と答え、フェイは「この陽キャノリとシュンとの距離感・・・」「え、待ってまさか!!」「大島くん!?」と正体に気づく。

フェイが「ちょ・・・なんで女なわけ!?」と驚いていると、カティアは「知らねーよ!!こっちだってマジびびったわ!!」「つか、トカゲに言われたくねーんですけど?」と返す。フェイが「どうせあんたエロい事ばっか考えてたからでしょ!!」と追求すると、カティアは「はあああ!?」「じゃあ、オメーはどんなキモい事考えてたらトカゲになるわけ?」と返す。

シュンは「ちょ・・・やめろよおまえらー!!」と困惑しているが、一同は言葉が通じる旧友との再会を楽しんでいた。

フェイたちが「こんなバカみたいな会話したの何年ぶりかなぁ」と楽しそうにしていると、シュンが「叶多、今日呼んだ件なんだけど・・・」と本題に入り、カティアは「オッケー、忘れてねーよ」「ちょい待ってろ・・・こんなもんかな」と身なりを整え、「侍従!!例の”書物”をお出しなさい」と指示を出す。

フェイが「ねえ、大島お嬢様モードハマりすぎじゃない・・・?」と言うと、シュンも「うん、最初会った時は俺も信じられなかったよ・・・」と返す。

カティアが「お待たせ!!」「これ持ち出すの苦心しましたのよ、感謝しなさいね?」「アナバルド家の秘宝ですもの!!」「アナバルド私家版「スキル大名鑑」!!」「ここまでスキルを集めた本はちょっとないぜ?」と包みを広げると、シュンは「ありがとう!!俺でも読む機会がなかったんだよ」と興奮していた。

フェイも「は、早く中見せてよ!!」「あたしこの指じゃうまくめくれないんだから!!」と言うと、カティアが「え、篠原文字読めんの?」と言い、フェイは「バカにすんな!!あっちいた頃より勉強したっつーの!!」と返す。

中を見るとフェイが「うわぁ・・・」「すげー〈剛毅〉〈城塞〉・・・これ”上位スキル”?」と尋ね、シュンも「うちの蔵書にも載ってないスキルもずいぶんあるなあ」と感心していた。フェイが「これあったらスキル取り放題じゃん!!」と興奮するが、カティアは「ってわけにもいかねーんだよな、これが」「スキル上げにはけっこう時間と手間がかかるんだよ」「優先するスキルを選んでいかねーと時間がいくらあっても足りないぞ」「まあ、こっちには何百年も生きる「エルフ」もいるから、そいつらは別かもしれないけどな!」と語った。

シュンが「やっぱりだ」とつぶやくと、カティスが「何がよ?」と聞き、シュンが「この本にも”生産系”のスキルがない、戦闘系じゃないスキルだな」「スキルは全て戦闘用しかない・・・」「スキルとは別に”レベル”もあるけど、自分のレベルを上げるための経験値が入るのは戦闘に勝ったとき、つまり他の生き物を”殺したとき”だけだ」「この世界の仕組み自体が”殺し合い”を前提に成り立っている・・・!?」という結論に達した。

「俺達は幸い仲間として顔を合わせられたけど、戦争の相手国やモンスターとして転生したやつがいる可能性はある」「もしそいつらと戦うハメになったら・・・」と言うと、フェイは「同級生同士で殺し合いになるのか・・・」「そんな時が来なければいいけどね・・・」と嫌な予感を感じていた。

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