蜘蛛ですが、なにか？41-2話のネタバレを掲載。41-2話では、蜘蛛子の〈怠惰〉のスキルによってアラバが瀕死状態となる。そして、ついにアラバにとどめを刺していく。蜘蛛ですが、なにか？41-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか？41-2話のネタバレ
「〈怠惰〉、神へと至らんとするn%の力。自身を除く周辺のシステム内数値の減少量を大幅に増加させる。また、Wのシステムを凌駕し、MA領域への干渉権を得る。」。
蜘蛛子が「勝負はついた、もうアラバは何もできない」「〈薬合成〉！！」と自らの修復を行い、「最初からアラバの”HP”を削り切るのは不可能と思っていた」「物理も魔法も防御が厚すぎるし回避も巧い・・・」「その上自動回復も早くてほぼ無尽蔵に近い」「状態異常も無効で手詰まりの状況を覆したのが〈怠惰〉の存在」「HPではなく”SPを枯渇させる”勝ち筋が見えた」「この世界のシステムではSPが0になっても生物は死ぬ」「HP・MPとと違って総SPは自動で回復する手段はない」「〈叡智〉の検索でもアラバへの〈鑑定〉でもそれは確認済み」「〈エデ・サイネ〉に進化してすぐ取ってた〈怠惰〉・・・消耗戦に持ち込む相手がいなくて出番がなかったけど、これならアラバにも勝機が見いだせる」「この戦いの勝利条件は「限界までアラバにSPを使わせる事」だったのだ」「アラバは決して手を抜かない、私に対しても全力で全スキルを駆使してくれた」「〈空間機動〉で巨体を支え続けブレスを連射し、対策スキルを取得してまで死力を尽くしてきた」「それが私の狙いとも知らず、派手にSPを消耗し続けた」「もしアラバが余裕をもって戦っていたら・・・私を甘く見て出し惜しみするような敵だったら結果は違っていたかも知れない」と〈暗黒槍〉を発動していく。
アラバが地面に落下すると、蜘蛛子は「アラバが何をしようとしてもSPは減ってしまう」「SPが切れたらその瞬間即死」「いくら防御力と耐性があっても、ノーガードで魔法を受け続けられるわけはないよね？」「こっちはMPだけはアホみたいに有り余ってるのよ」「あの時取るに足らないと見逃した小虫に追いつめられ・・・命を握られた気分はどうだ？」「私にトラウマを刻んだこの場所でお前を倒し、”誇り”を取りもどす！！」とアラバにとどめを刺そうとする。
アラバが立ち上がると、蜘蛛子は「ま・・・まだ動くの！？」「まさか・・・SPはほとんどゼロのはず！！」「何らかの手段で回復した・・・？」「いや・・・それはない、SPは確かに限界まで減ってる」と考えていると、アラバは鎮座していく。
蜘蛛子が「スキルが・・・どんどんオフになってく」「そんな事したらお前・・・〈焦土〉の炎で燃え尽きるぞ！！」「なにそれ、なんなのよ、「全力を尽くした」？「悔いはない」とか言うわけ？」「ふざけんな、なに勝手に満足しちゃってるわけ？あんた死ぬのよ！？」「なんでそんな簡単にあきらめられんの？」「私一回転生してるから説得力無いかも知れないけどさ、普通死んだらおしまいなのよ！？」「もっとあがけよ！！意地汚く生きたいって命乞いしろよ！！終わりたくないって・・・」「あがいてる私はなんなのよ！？アラバぁーーー！！」と邪眼全開放を繰り出す。
アラバが消滅すると、「経験値が一定に達しました。経験値が一定に達しました。経験値が一定に達しました。経験値が一定に達しました。経験値が一定に達しました。経験値が一定に達しました。」と6レベルアップを告げられ、蜘蛛子は「ああ、勝った・・・のか？」「戦略は成功した・・・」「宿敵アラバは確かに倒した」「なのに、なぜこんなに後味が悪いんだ・・・」「・・・とにかくここを出よう」「そして、地上を目指すんだ・・・」「この嫌な気分、一生忘れないわ」と地上を目指していく。
