蜘蛛ですが、なにか？19-1話のネタバレを掲載。19-1話では、蜘蛛子がオトシゴを攻略していく。今度はエルローゲネゼブンというより強いマグマ地帯の魔物に襲われる。蜘蛛ですが、なにか？19-1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか？19-1話のネタバレ
オトシゴが突撃してくるが、蜘蛛子は「こんな遅い突進・・・見てから回避余裕！！」と悠々と躱す。
そして、「猛毒攻撃！！」と毒を流し込む。
「あちちちち焦げた〜！！」「いや〜、スタミナ切れで接近戦しに来る習性で助かった」「さて、どう食べるか・・・」と勝利を確信していると、マグマの中からさらに二匹のオトシゴが炎弾を発射してくる。
蜘蛛子が「この辺はオトシゴの巣か！！」「猿共みたいに連携されると厄介だけど・・・追い込んだり先読みして撃ってはこない、それぞれ勝手にぶっぱなしてるだけだねこりゃ」「当たらなければどうという事はない」「けど、当たったらどうにかなっちゃう、つーか死ぬ」「避けるだけならまだしも、そこらじゅうマグマが流れる灼熱フィールド」「残機なしの弾幕シューティングゲームやってるみたい」「しかもこっちは撃てる武器はないときた」「が、それはやつらのMPが尽きるまでの話」「こいつらはMPが尽きたら上陸して来る！」とオトシゴの習性を理解しながら猛毒攻撃を浴びせる。
「新スキル「破壊強化」と「斬撃強化」も乗せてあるのだ！！」と一撃でオトシゴを仕留め、「経験値が一定に達しました。個体スモールポイズンタラテクトが〈LV5〉から〈LV6〉になりました。」と告げられる。
「地味にHPが減ってたからありがたいね」「オトシゴは簡単に勝てるけど触っただけでダメージ受けるし」「一匹目が冷めて外殻が白くなってる、これなら触れそうだ」と殻を割っていく。
「中身は真っ黒だ、味はどうだろ？」「ん〜〜〜固いな〜、噛んでも噛んでも味がしない・・・」「ガス臭いっつーかゴム臭いっつーか・・・タイヤだこれ」「さて。食は一応どうにかなったけど、中層攻略の残る問題は寝床だ・・・」ととマグマ地帯にマイホームを作るが、「寝れるか〜〜〜っ！！」「いくら私が図太いったって限度があるわ！！」と安眠することができなかった。
「それでも何とかして寝なきゃいけない」「助かってるのが魔物の弱さ、ぶっちゃけ上層と大して変わりない」「地形の不利さえなかったら負けないのに・・・マグマの中じゃ結局何もできない」「もしかしたら下層級の大物もいるかもしれない・・・そんな大物と遭わないことを祈ろう・・・」「幸いこの辺は魔物がいなくて多少落ち着ける」「今はとにかく眠るんだ・・・」と眠ろうとすると、目の前のマグマから巨大なモンスターが登場する。
魔物が大口を開けて飲み込もうとしてくるが、蜘蛛子は間一髪で躱していく。
蜘蛛子が鑑定を発動すると「エルローゲネゼブン、エルロー大迷宮中層に生息する下位竜に属する魔物。雑食性でその大口により何でも飲み込む。」と表示された。
「竜っていうよりナマズっぽかったけど・・・」「”下位竜”か・・・地龍がいるなら火龍もいそうだ、とりあえずこの場を離れよう・・・」と後ずさると、背後にもエルローゲネゼブンがいることに気づく。
「こいつ中層じゃダントツの強さだ」「いったんスルーで！！」と逃げ出そうとするが、エルローゲネゼブンは陸に上がって女子高生を追ってきた。
蜘蛛子は「こいつよく見たら手足がある！！」「まさか陸上でも動けるのか！？」「しまった・・・挟まれた！！」とバックアタックを食らってしまった。
