【蜘蛛ですが、なにか？】34-2話のネタバレ｜アークタラテクト率いる蜘蛛の群れが蜘蛛子を襲う

蜘蛛ですが、なにか？34-2話のネタバレを掲載。34-2話では、蜘蛛子の巣にアークタラテクト率いる蜘蛛の群れが襲いかかってくる。が、蜘蛛子は一切の焦りを感じていなかった。蜘蛛ですが、なにか？34-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか？34-2話のネタバレ

大蛇を貪るアラバがこっちを見てきたことに蜘蛛子は恐怖を感じ、空間転移魔法で逃走した。

逃走した蜘蛛子が「あ〜ヤバかった、近づかなくてよかったわ・・・」「地龍二体もインパクトあったけど・・・〈アラバ〉、ダメだろアレは！！」「何がヤバいって？全部だよ！！」「不意打ちで〈重魔法〉くらった以外は完全にノーダメージ・・・」「速度も速かったけどそれだけじゃない」「かわす・受ける・捌く・いなす・・・状況に応じて最適の行動を取り自然にスキルや魔法も織り込む」「そこから一転、純粋な暴力を叩きつける」「スマートかつ凶悪・・・完成された戦闘スタイルだ」「本体の動きが完璧なうえにあの”岩の槍”、あれちょっと反則じゃね？」「迷宮は床だけじゃない、壁も天井もある」「その全てが武器になるって回避不能じゃん！！」「〈未来予知〉で多少は反応できるけど・・・戦いながら全弾回避は無理だろうなぁ」「しかも、その全方位攻撃を的確に使いこなす判断力もある」「かてて加えて防御力も高そうだ」「なんとか一撃入れたところでダメージが通るかどうか・・・」「あれ？付け入るスキが全くない・・・」「どうやって、あんなものに勝つ！？」と壁の高さを痛感した。

「あ〜〜〜参ったな、さすがに無理ゲーか・・・」「まともにやって勝てるビジョンが何も浮かばない」「死なせないよう逃げ回るのがせいぜい・・・」「それならまともに戦わず勝つ方法を考えてみるか？」「とりあえずスキルの把握！！」「取得できる新スキルでも調べておくか」とスキル一覧を確認していった。

蜘蛛子がいつしか眠りについてしまうと「・・・え・・・なえ・・・が・・・贖え・・・！！」という声が聞こえ目を覚ました。

「・・・夢か・・・？」「アラバ戦のため下層でレベルを上げ始めてからどうも寝覚めが悪い」「原因はどう考えてもアレだ・・・〈禁忌の断片〉」「まだ全然未解読なのにこの禍々しさ、どんだけヤバい内容なの禁忌？」と悩んでいると、「・・・来る！！」「かなりの数の敵が近づいてきてる」「これ完全に私を襲いに集まってるな」「まあ、心当たりはあるんだけど・・・」「何で狙われてるかって？」「そりゃまあケンカ売ったからですよ、我らがマザーに！！」と敵襲の気配を感じていた。

「これがマザーの精神の核とね？」「よーし、とりあえずぶっこわせー！！」「乗っ取れそうなスキがあったら侵食するよー！！」「と、並列意思が暴れまわった結果、怒ったマザーは私に向けて抹殺部隊を送り込んできた」「そろそろ防衛ラインに近づいてきたな・・・」「数はともかく個体の強さはどんなもんだ？」と敵を確認すると、アークタラテクトLV31を発見し、「アークタラテクトだと！？」「グレーターの上・・・こいつ地龍よりステータス高いぞ」と脅威を感じる。

アークタラテクトは岩盤ごとはがし糸を突破してきた。

蜘蛛子は「あっぶなぁあ！！」「〈思考加速〉〈予見〉〈回避〉〈確率補正〉のフルコンボでギリかわせたわ！！」「主力はこの「アークタラテクト」一匹」「「グレータータラテクト」が三匹」「成体「タラテクト」「スモール」「スモールレッサー」どもの大群」「あ、レアな「ポイズン」までちらほらと」「防衛ラインをスルーされてちょっと慌てたが、こっちも用意はしてたんだよ！！」とトラップを発動させた。

「襲撃を予想してマイホームを改造しておいた」「粘度MAXに加え斬・衝・打の三色ミックス糸と崩落トラップ！！」「手塩にかけたマイホームを犠牲にする大技、これで倒せない相手など・・・」と考えるが、瓦礫の下から動く音が聞こえ「まあ、割といるよね・・・」と思った通り強い蜘蛛たちが瓦礫から出てくる。

「さすがに龍クラスのステータスを持つ強敵、〈アーク〉と〈グレーター〉はこんな程度じゃ倒せないな」と感じていると、グレータータラテクトが繰糸を発動し、「おっと！！糸はヤバい」「私も散々使った必殺コンボの初弾、これ喰らったら即死コースよね」と糸を躱すが、糸は蜘蛛子を追尾してきたので空間軌道で躱していく。