蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】7話のネタバレ|スモールタラテクトに進化

蜘蛛ですが、なにか?7話のネタバレを掲載。7話では、女子高生のレベルが上がったことで、スモールタラテクトに進化していく。が、再び人間たちに追われ絶体絶命の危機を迎える。蜘蛛ですが、なにか?7話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?7話のネタバレ

エルローバラドラード

穴から落ちた女子高生が「はぁはぁ、ゲジ軍団・・・降りて来ないっぽいな」「危なかった・・・スタミナがギリだったよ・・・」と何とか逃走に成功し、「・・・よし、簡易ホーム設営!!」「き・・・今日のところはもう休もう・・・」「あ〜〜〜、死ぬかと思った」と簡単にマイホームを作っていった。

女子高生が「あんな数のゲジに波状攻撃されたらなす術ないわ、しかも麻痺持ちとか」「一回でも噛まれたら次々大量のゲジがまとわりついて・・・」「恐ろしや恐ろしや」「軽くトラウマだわ」「私を含め・・・弱い魔物も弱いなりに対策を練ってる」「油断しちゃいけないって事ね」「あ、そういやゲジを大量に鑑定して鑑定レベルが上がってたっけ」と自らを鑑定すると、「スモールレッサータラテクトLV7 名前無し ステータス/弱い」と告げられる。

女子高生が「待て、何だ”弱い”って」「いや〜〜〜、知ってたけどさ〜・・・」「もうちょっとオブラートにこう・・・」と萎えるが「・・・いや、私には「糸」がある」「弱くてもこの糸がある限り私に敗北の文字は・・・あったりなかったり・・・」と考えつつ疲労感から自然と眠りについてしまった。

すると、ズル・・・という何かを引きずる音で目を覚まし「ん・・・なんだ!?」「何だかわからないけどこれはやばい」「とてつもなく・・・!!」と辺りを確認すると、そこにはエルローバラドラードLV9の姿があった。

女子高生が「へ・・・蛇」「でかい・・・しかもレベル9!?」と恐れをなすと、蛇が女噛みついてくる。

蛇の攻撃を躱した女子高生が「広場はまずい!!細道に入って立て直しだ!!」と逃走しようとするが、蛇の破壊力に追い詰められる。

女子高生が「ここは逃げ・・・ない!!」「よく見ればこいつ・・・糸の拘束が効いてる!!」と蛇と対峙することを決めた。

そして「くらえっ毒牙ァ!!」「構造上アゴの下は攻撃できまい!!」噛みついていく。

が、エルローバラドラードは蜘蛛を地面に叩きつけていく。

女子高生は「そっ、そう来るかぁ〜〜〜!!」「ならこうだ!!」と糸を絡めつけ「糸の拘束を破られたらもう勝ち目はない」「今!!ここで倒す!!」と噛みついていく。

蛇が何度も尻尾を叩きつけてき、女子高生が「やばい・・・体が・・・もう限界・・・」と死の危険を感じるが、やがてエルローバラドラードは動かなくなり、「っしゃあああああああ!!」「弱いからって油断するとこうなるんだよ」「思い知ったか!!」と勝利の雄叫びを上げた。





進化

そして、レベルとともにひっきりなしにいろんなスキルが上がっていった。

女子高生が「なんかめっちゃ増えた」「そろそろ8に上がりそうだと思ってたのに一気に10って!?」「格上に勝つと経験値が増えるのはどこも共通か・・・」「この蛇、種族も”上位種”っぽいしね」「確かに強敵だった、まともにやったら万に一つも勝ち目なかったよ」と感じていると、「条件を満たしました。個体スモールレッサータラテクトが進化可能です。」と告げられる。それを聞いた女子高生が「進化って・・・それはつまりアレか、ポケットなモンスターをゲットだぜなやつか?」と感じていると、「進化先の候補が複数あります。次の中からお選びください。」とレッサータラテクトとスモールタラテクトが候補に出された。女子高生が「お、おう、ちょっと待って、よく考えよう」「これは人生の大きなターニングポイント、安易な選択はダメだ」「レッサーとスモール・・・まあ想像はできるかな」「レッサーの方はこの種族で成体に成長」「スモールの方は上位種になるけど幼体のままって事かな」「だったら「スモールタラテクト」一択でしょ!!」「少なくとも「スモール」が取れた「タラテクト」への進化が一回残ってるはず、進化の回数は多い方がいいに決まってる」「それに・・・成体って事は体も大きくなるはずだ、狭い通路で巨体で身動きできなくなる可能性もある」と考え、「よし決めた!!スモールタラテクトでお願いします」と叫んだ。すると、「個体スモールレッサータラテクトが「スモールタラテクト」に進化します。」と告げられ、女子高生は「もうちょっと情報というかさぁ、せっかく進化するんだから・・・」とあっけなさを感じ、その時グニャアと視界が歪み「・・・え?何だこれ・・・?」「急に意識が・・・」と意識を失っていった。

進化が完了しました、種族「スモールタラテクト」になりました。」と告げられると、女子高生は「え?え!?私寝てた!?」「進化は終わったのかな?」と意識を取り戻す。

鑑定を行うと「スモールタラテクトLV1 名前なし ステータス/弱い」と表示され、女子高生は「LV1?まさかステータス下がってないよね!?」「それよりも気になるのはスタミナがほぼ空になってる事だ」「それでか・・・妙にダルくてお腹が空いてるのは」と現状の空腹の理由を理解し、「いやあ〜、蛇の備蓄が大量にあって本当によかった」「というわけで、いただきます」とエルローバラドラードに食し始め「うむ、不味い!!」「食べる食べる、ひたすら食べる」「どうなってんだ私の体・・・明らかに私の体積以上に食べてるのにまだまだ入るぞ!?」「ダ〜〜〜、考えない!!今は無心で食べ続けるんだ!!」「食べ・・・」と延々と食べ続けると、「・・・はえ?」「私・・・あんだけあった食料全部食べたのか?!」とエルローバラドラードは骨だけになっていることに気づく。

女子高生が「まだ腹八分目くらいなんだけど・・・やばいな進化」「今回は本当にたまたま万全の状態で進化できたけど、前もって準備してないと普通はこんな上手くいかないだろうし」「蛇様、ありがとう!!」と祈りを捧げ、謎の声から「〈毒耐性LV6〉が〈毒耐性LV7〉になりました。」と告げられた。

そして「さて、ある程度回復したけど腹はまだ満たされていない」「まずは獲物を見つけよう」「そのあとはできれば、出口を見つけたい」「次の進化があるとしたら巨大化するパターンはありえなくない」「その前にもっと大きな通路に出ておきたい」「一番いいのは外に出る事なんだけどそれは・・・高確率で人間と遭遇するって事でもあるんだよなー」「あ、でもこのまま順調に進化していって・・・マザーぐらいになれば人間にも勝てるんじゃね?」「・・・まあ、あそこまで進化しちゃったら外には出られないんだけどな!!」「この先の進化が楽しみなようなデカくなるのは嫌なような・・・複雑な気分だわ」「狩りをしつつ新しい戦術を開発しようとスキルを二つ取ってみた」と洞窟を進んでいく。

「「繰糸」LV1 スキルポイント100MPを消費し糸を操ることができるスキル。」と告げられると、女子高生は「繰糸・・・LV1じゃほとんど動かないな・・・」「もう一つの「探知」は大失敗だった」「使うととんでもない頭痛がするので半永久封印」「そして・・・」と考えつつ、鑑定のスキルをレベルアップさせた。「きた!!鑑定キター!!」「そろそろ使える機能が解放されるはず・・・」と自身を鑑定すると、「スモールタラテクトLV2 名前なし HP36/36、MP36/36、SP36/36-34/36、攻撃:19、防御:19、魔法:18、抵抗:18、速度:348」と表示された。

「な・・・ん・・・だ・・・と・・・?」「貴様誰だ!?私の知ってる鑑定さんじゃないぞ」「鑑定さんはもっと残念感溢れるちょっとダメな子だったはずだ!!断じて貴様のようないかにも仕事ができそうなクールビューティーではない!!」「密かに用意してた「使えねー」という台詞をどうしてくれる!!」「あ〜・・・鑑定さん進化しすぎじゃね?この鑑定の機能強化凄まじいな・・・」と騒ぎながらエルローグレイムを鑑定すると、「他人の鑑定は厳しいのか・・・」と理解した。

速度348でエルローグレイムを倒すと「条件を満たしました。称号「暗殺者」を獲得しました。称号「魔物殺し」を獲得しました。毒牙LV6がLV7になりました。」と告げられる。

女子高生が「これは流れが来てるね!!」とテンションが上っていると、洞窟の奥から人間のパーティが迫ってくる。

女子高生が「やばい!!人間だ」「しかも確実に私をロックオンしてる!!」「いや、進化した私ならやってやれない事もないはず!!」「鑑定!!」と人間を鑑定すると、人族LV24オンジン、人族LV23レキン、人族LV29ゴルドー、人族LV22ガイダン、人族LV27ジョリア、人族LV27バードンと表示され、「やれるかボケェーーー!!なんだLV29って!?」と明らかなレベルの差に絶望していく。

「私通算レベルの倍以上じゃないか!!」「それが六人とか勝てる要素が一個もない!!」と逃げ出すと「分かれ道・・・」「ここは左へ・・・ん?」と左の穴にはエルローバラドラードがいることに気づく。

「おわぁあああああ」「前門の蛇後門の人!?」「この蛇明らかにボス枠でしょ!!何普通のモブみたく気軽に発生してくれちゃってるわけ!?」「右!!右!!」「ってか速いよ!!何で私の速度についてこれるんだよ、348だよ!?」と逃走を続けると、進んだ先で「こっちはこっちで三匹トカゲかぁ〜!!」「後ろはもっとはやいダブルコンボ」「かといってこいつら相手にしてるヒマは・・・どうする!?」「奥義、壁走り!!」と壁伝いに逃げていった。

女子高生が「わははは、すまんな!!」「これも弱肉強食の世の摂理よ!!」と意気揚々と逃げるが、その先で「あ〜〜〜これは・・・落ちたら死にますね・・・」と巨大な穴に落ちてしまう。

<<前の話 7話 次の話>>

あわせて読みたい
【蜘蛛ですが、なにか?】全話のネタバレ一覧こちらのページに蜘蛛ですが、なにか?のネタバレをまとめております。蜘蛛ですが、なにか?の最新話や過去の話を読みたい方はこちらのページをご...
▼LINE登録でお得な情報を配信中▼
友だち追加