蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】32-1話のネタバレ|蜘蛛子がエデ・サイネに進化

蜘蛛ですが、なにか?32-1話のネタバレを掲載。32-1話では、蜘蛛子がエデ・サイネに進化していく。そして、とある場所で魔王軍会議が行われようとしていた。蜘蛛ですが、なにか?32-1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?32-1話のネタバレ

蜘蛛子が見つけたソレは乾燥クリスタの実だった。「「クリスタ」カサナガラ大陸に広く自生する植物。定期的に花を咲かせ、実をつける。実は甘く、MPを若干回復する効果がある。」と表示される。

蜘蛛子が「実は甘く」「甘く」「スウィ〜〜〜ツ!!」と飛びつみ、「これ貰っていいよね!?」「ダメとか言わないよね、命救ってるし!!」「うおお〜、レベルアップより嬉しい〜〜〜!!」「転生後初の甘味ゲット!!」と感激していた。

「さて、蛇と一緒に持ち帰・・・」「蛇・・・地竜よりも相当でかいな」「今更だけどこの質量を持ってテレポできるのか?」「えーい、物は試し!!」「〈長距離転移〉!!」」とテレポートを発動する。

「なんだ・・・このサイズでも普通に持ってこれたな」「地竜置いてくるんじゃなかった」「ではさっそく、スイーツタ〜イム!!」「まずは視覚強化、すみずみまで目で楽しむ」「更に嗅覚強化、香りでも楽しむ」「そして味覚強化で・・・いただきます」とクリスタの実を食べると、「甘いよ・・・甘いよおおお」「蜘蛛になって初めて食べた甘いもの・・・」「美味しいよ、幸せだよ〜〜〜」「ゆっくりと、ゆっくりと、最後の一口まで・・・」と味わい尽くした。

「ごちそうさまでした・・・」「やっぱりちゃんとした甘味ってのは格別だ」「それを誰にもジャマされず・・・静かに独りで・・・」「外に出ればこんな美味しい物が待ってる!!」「よっしゃ!!アラクネ進化目指すぞ!!」「異文化交流ダメ元でやってやるわ!!」と決意していく。

「そのための布石として次の進化だ!!」「今回はマイホームも食糧も用意して準備万端」「不安材料はただ一つ・・・」「進化ボーナスでこいつが多分カンストしてしまう」とスキル禁忌LV9を懸念していた。「まあ、ここまで来ちゃったからには覚悟決めるしかないよね・・・」「即死とか取り返しつかない代物じゃない事を祈ろう」「ていうかあの愉快犯の”口”が突然死とか芸のないオチを用意してるはずがない」「あれ?という事は私死ぬよりやばい目に遭う?」「・・・考えないようにしよう」「ま、禁忌は出たとこ勝負、これしかない!!」「となると次の問題は進化の選択だ」と新たな選択肢を確認した。

「グレーターは原種進化に戻るやつだね、強いんだろうけどこれはないな」「下層で見たけど明らかにデカイ」「アラクネ進化の「小・中型」って条件を外れてしまう」と選択肢から外し、「「エデ・サイネ」進化条件:ゾア・エレLV20。死の象徴とも言われ、恐れられる小型の蜘蛛型の魔物。非常に強い戦闘力と隠密性を持つ」「「オルトカディナート」進化条件:ゾア・エレLV20。魔法に精通する蜘蛛型の魔物。知能が高く、罠を張るなどの搦め手をこなすこともある。」という表示を確認する。

「残るはこの二つ・・・」「ゾア・エレの上位種と魔法特化種か」「ぶっちゃけオルトカディナートハズレだな・・・」「知能が高いったってしょせん魔物基準でしょ?」「こちとら罠なんか生まれた時から張ってるわい!!」「しかも、オルトカディナートで進化は打ち止め、これも減点材料だ」「それに対してエデ・サイネはやばい」「ランク的にはマザーの一歩手前だ」「他の進化より断然格上・・・これ一択だね」「叡智様のツリー表示マジパネエっス」「ちなみにアラクネは特殊進化でツリーとは独立している」「・レベル50以上・〈傲慢〉を所持・小〜中型の蜘蛛型の魔物」と確認し、「えらい無茶振りだな・・・」「よ〜し、では〈エデ・サイネ〉、進化開始!!」と進化を始めていく。

すると「熟練度が一定に達しました。スキル〈禁忌LV9〉が〈禁忌LV10〉になりました。」「条件を満たしました。〈禁忌〉の効果を発動します。」「情報をインストール中です・・・」と告げられ、薄れゆく意識の中で蜘蛛子は「禁忌・・・禁忌・・・ね」「ああ、胸クソ悪い・・・」と感じていた。

そして、知らない女が「じゃあ始めよっか、魔王軍会議」と宣言していく。

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