蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】31-2話のネタバレ|蜘蛛子が人間と初めての交流

蜘蛛ですが、なにか?31-2話のネタバレを掲載。31-2話では、蜘蛛子が人間と交流しようとするが、人間たちは蜘蛛子の恐ろしさに逃げてしまった。蜘蛛子は魔物との戦いで負傷した人間を回復させる。蜘蛛ですが、なにか?31-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?31-2話のネタバレ

人間たちと対峙してしまった蜘蛛子が「と、とりあえず邪眼オフ!!あのイケオジがポックリ逝ってしまう!!」「どうもこの渋めのおじ様が隊長っぽいな・・・」「よし!!このイケオジと異文化交流を試みる!!」「といっても喋れないから肉体言語で!!」「ワ・タ・シ・ハ・ト・モ・ダ・チ・ナ・カ・ヨ・ク・シ・マ・ショ」とジェスチャーを試みるが、人間たちにはおぞましい動きに受け取られてしまう。

人間たちが叫び声を上げ逃走すると、蜘蛛子は「はい知ってた、マジ知ってた」「凹んでないわー、知ってたもんこうなるって!!凹んでないわ〜!!」「・・・まあ襲われるよりマシだけどさ・・・」「そんな怖いか私?見た目ただのでかいクモよ!?」「騎士っぽかったし戦闘職だよね?」「それが蜘蛛一匹に全力撤退って・・・」「もしかしてこの世界の人間って相当弱いのか・・・」「・・・いや、私も最初はザコだった、強い人間がいても不思議じゃないな」「なんかもうアラクネ進化も〈念話〉取得もただの徒労に終わりそうな悪寒」「あとさっきの叫び・・・やっぱ知らない言語だった」「筆談とかで会話するにはまず言語を学ぶ必要があるけど、それにはまず人間と平和的に接触する必要があって・・・」「そのためにまず会話を・・・あかんこれ無限ループだ」「異文化交流・・・無理じゃね?」と頭を悩ませていた。

それから数日。蜘蛛子は「まーだあと1レベルが上がらない・・・魔物いなさすぎ!!」「進化のためのマイホームも食料備蓄も完璧なのに、経験値だけがあとちょっとで寸止め状態」「さすがにこんだけお預けくらうとムカつく・・・」とイライラしていると、「やっと反応あり!!こっっちだ」「〈千里眼〉発動!!」と能力を発動し、魔物と人間のパーティを発見する。

人間たちが蛇に襲われ「三人・・・あと二人倒れて合計五人か」「〈千里眼〉中は鑑定できないからはっきりしないけど、これはマジで人間って弱そう・・・」「経験値のために割り込んでこの蛇かっ攫いたい・・・」「でもそうするとこの人らと関わっちゃう、あの騎士みたくまたパニック起こされても面倒くさい」「かといってこのまま放置すると・・・たぶん全滅だろーなーこの状況は」「・・・・・・」「・・・放置でよくね?」「やられるのは会った事もない人らだ、わざわざ助けてやる理由もない」「このまま全滅してから蛇倒せば・・・面倒な事に関わらなくて済むじゃん?」と考えたが、蛇に向かって繰糸を発動した。

「なーんてね、さすがに元人間としてというか・・・”面倒”ってだけで見捨てるのも忍びないって程には良心無きにしも非ずよ」「でも、なるべく積極的には関わりたくない」「サクッと殺ってササッと撤退!!」と猛毒攻撃で大蛇をワンパンする。

「経験値が一定に達しました。個体ゾア・エレが〈LV19〉から〈LV20〉になりました。」「各種基礎能力が上昇しました。スキル熟練度ボーナスを入手しました。スキルポイントを入手しました。条件を満たしました。個体ゾア・エレが進化可能です。」と告げられ、蜘蛛子は「よっしゃ!!念願のレベル20!!」と歓喜していく。

倒れた蛇を見て「さーて、これ狩ってさっさとワープしよう、後腐れはなしだ」「お?」「おお、一応回復魔法とか使えるんだ」「・・・正直最近覚えた私より相当ダメダメなんだが」「おいおい・・・解毒レベルが全然足りてないじゃん」「しかもHP減り続けてるし・・・毒治す前に死んじゃうよこれ?」「いやいやいや、そうじゃなく魔法構築はもっとこう・・・」「ん〜〜〜」「しょうがない、私がやるか・・・」「まぁ、ここまでやったついでだ、とことんやったるわ」「二人分のHP回復と毒の解除は・・・まあこんな感じか」とHP回復魔法、状態異常回復魔法を発動させた。

「よし、大丈夫だね」「これ以上関わると面倒だな」「あとは自分で何とかしてくれ」とワープしようとすると、「ん、お・・・おおおおおこれはーーー!?」と床に転がっていた何かに歓喜していく。

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