蜘蛛ですが、なにか？もう一人の「転生者」2話のネタバレを掲載。2話では、トカゲに転生した者の名前がフェイルーンと明らかになる。そして、フェイルーンの主人の正体が明らかになる！？蜘蛛ですが、なにか？もう一人の「転生者」2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか？もう一人の「転生者」2話のネタバレ
トカゲが「どういう訳か別な世界で変なトカゲに転生した”私”」「名前はまだ・・・」「あ、もしかして、”ご主人様”が生まれた私に言った「フェイルーン」って私の名前だったんじゃね？」と考えていた。
フェイルーンが「とにかく”言葉”だ、この国の言葉をマスターしたい」「表情と口調で何言ってるかはうっすら判るになったけど・・・やっぱり単語を知らないと曖昧なままだ」「「文字」を覚えよう、そうすればもっと言葉を理解できるはず」と読書中の主人によじ登った。
フェイルーンが本を見ながら「「頭」・・・「声」・・・、何となくこれ例の「スキル」の本っぽくね？」「あっちょっご主人様、もうちょっと！！今なんとなく理解が・・・！！」と暴れると、「怒られた・・・」「まあ、トカゲが本を読むなんて思わないよね・・・」「しっかし・・・私やっぱ勉強苦手だわ、国語も英語も全然ついていけなかったもん」とかつての世界のことを思い出していた。
「担任には悪いけど古文もさっぱり意味分かんない、あれが前世の最後の記憶・・・オカちゃんどうしてるかな」「他のみんなも・・・」とクラスメイトに思いを馳せていると、主人は本を閉じ「”あだし野の露消ゆる時なく””鳥居山の煙立ち去らでのみ住み果つる習ひならば””いかにもののあはれもなからん””世は定めなきこそいみじけれ・・・”か」とつぶやき、フェイルーンは「日本語！？しかも・・・オカちゃんの最後の授業のやつじゃん！！」「”ご主人様”・・・まさか！？」と主人の正体に気づき始めていた。
