蜘蛛ですが、なにか？もう一人の「転生者」1話のネタバレを掲載。1話では、とある卵が孵化していく。卵が孵化すると小さな竜が人間に飼われることになる。蜘蛛ですが、なにか？もう一人の「転生者」1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか？もう一人の「転生者」1話のネタバレ
「ん・・・あれ・・・夜？」「私寝てた？」「・・・ってちょっと！！動けない！？」と卵になっていた。
「何これ！！」「やばい！！窒息する！！」「出して！！誰かこれ開けて！！」「死んじゃう・・・」と「あ、こんな狭い物に密閉されたらふつう死ぬじゃん」「今別に苦しくないし・・・」「じゃあ私何で生きてんの？つーか私これ生きてんの」「もしかして思ったよりもっとヤバくね・・・？」「かすかに音がする」「虫の音かな・・・それもけっこうでかいやつ！！」と考えていると、「熟練度が一定に達しました。スキル〈視覚強化LV1〉を取得しました。」と流れ、「あと時々こういうメッセージが聞こえるけど何これ？スピーカーでもついてんの？」と疑問に感じていた。
「触覚が何とか言ってたけど・・・そのせいか周りの音が少しはっきりしてきた」「虫の音と水の音と反響音・・・」「多分ここ洞窟か何かだ」「え〜〜〜マジ、どういうこと〜！？」「でも不思議だなー・・・こんな状態なのに全然気分悪くない」「っていうか逆にすごく落ちついて安心していられる」「まあいいや・・・すぐに死ぬことはなさそうだし」「一回寝よう」「おフロ入りたいなぁ・・・」とかつての世界に思いを馳せると、何者かに持ち上げられたことに気づく。
「・・・ん？」「うそ！？なんか運ばれてる！！」「もしかしたら助かった！？」「お〜い、中にいますよ！！ちょっと〜〜〜！！」「・・・あれ止まった」「よかった〜、気付いたかな開けて！！早く開けて！！」と考えていると、運んでいた人間は卵を置いてどこかに走り去ってしまった。
すると、蜘蛛子によって戦いの盾にされ火にあぶられる。
「なんか周りで色々起こりすぎじゃない！？」「どうなってんのよ、誰か説明してよ〜！！」とさらに人間に運ばれていると、運ばれた先で卵が孵化する。
小さな竜が「私は知らない世界の知らない生き物になっていた」「私を閉じ込めていた”容器”は卵だったみたい」「あ〜〜〜あ・・・これから私トカゲとして生きるのかぁ・・・鳥だったらよかったのに爬虫類って・・・！！」と感じていると、人間に拾われる。
「なんか私の”ご主人様”はこの世界の貴族らしい」「生活水準は良さげ・・・ていうか前の人生よりよくね？」「虫とかになって洞窟を這い回る一生なんて悲惨だもんね！！」「まったりセレブ生活・・・塾も受験もバイトもない！！」「これもある意味勝ち組ってやつ？」と今の暮らしに満足していた。
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