蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】10話のネタバレ|レベルアップで瀕死の危機を脱す

蜘蛛ですが、なにか?10話のネタバレを掲載。10話では、女子高生がついにレベルアップを果たし、瀕死状態から脱することに成功する。そして、女子高生はなんとか上層を目指そうとしていく。蜘蛛ですが、なにか?10話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?10話のネタバレ

巣を掘り続けて四日目。謎の声から「熟練度が一定に達しました。〈苦痛耐性LV9〉が〈苦痛無効〉になりました。条件を満たしました。スキル〈苦痛無効〉が〈苦痛無効Lv1〉が派生しました。」と告げられ、女子高生は「また寝てる間にスキルが上がった」「これが本当の「痛みを和らげる」スキルなんだろうけどLV1じゃ大差ないな」「スタミナもジリジリ減りだしたことだしそろそろ行動しよう」「はぐれ蜂は隊長蜂に統率されてないので判断が曖昧だ」「以前捕まえた個体もはぐれが迷い込んだんだと思う」「はぐれだったら挑発すれば突っ込んできてくれるかもしれないけど、そんな不確定で運だより戦法で行く気はない」「新兵器クモーニングスター」と新たな武器を生成した。

「これを腕力プラス繰糸の力でぶつけるのだ!!」「多分というか十中八九当たらないけど、敵だと蜂に認識させればそれでいい」「そうすれば自分から突っ込んできてくれるはず・・・」「あとはうまい具合にはぐれが来てくれれば・・・」「結構な頻度ではぐれも巣の様子を窺いに来てるしうまくいくと思う」と考えていると、「熟練度が一定に達しました。スキル〈痛覚軽減LV2〉が〈痛覚軽減LV3〉になりました。」と告げられ、「苦痛耐性よりずいぶん上がりが遅い?」「まあ、おかげで背中の傷はだいぶ楽になった」「背中の傷はけっこう酷い、人間だったら確実に死んでる」「できる限り早くレベルアップして治さないと」「化膿・壊死・細菌・感染・・・放置していたら確実に悪化する」と感じていた。

羽音が聞こえ「来た!!」「他の蜂はいない・・・はぐれだ!!」「集中集中・・・!!」「そこだ!!クモーニングスター!!」と新兵器を投げつけると見事にヒットし、「熟練度が一定に達しました。スキル〈集中LV1〉を獲得しました。」と告げられる。

さらに繰糸でフィンジゴアットを確保し、「一名様ご案内〜」「いらっしゃいませ!!死ね!!」と毒牙で噛みつき仕留めていった。

「うん、これは幸先よさそう」「初っ端からこれ以上ないくらいうまくいった」「・・・イヤイヤ、調子に乗ってはいけない、ここは慎重にいこう」「それでは久し振りの食事、いただきます」とかぶりついた。

五日目。この日も女子高生は「クモーニングスター!!」とはぐれフィンジゴアットを仕留め、「また当たった・・・」「え、すごくない!?」「体力測定のソフトボール投げは学年最低記録を叩き出したんけど」「おっと!!あのはぐれの後には・・・はぐれとは別の”隊”がいたんだけど動きはなし・・・はぐれを捕えても逆襲には来ないか」「予想と違ってクモーニングスターは百発百中・・・」「スキル〈集中〉の他に〈投擲〉と〈命中〉も手に入ったからそのおかげかも」と感じながらフィンジゴアットに噛みつくと、「経験値が一定に達しました。スモールタラテクトがLV2がLV3になりました。」と告げられ、レベルアップを果たす。

「背中の大穴が何とも表現できない感覚で治っていく・・・」と感じていると、「熟練度が一定に達しました。スキル〈HP自動回復LV1〉を獲得しました。」と告げられ、「めちゃくちゃ嬉しいけど贅沢を言うならもうちょい早く欲しかった・・・」「いや、それは本当に贅沢な事だ」「実際かなり危なかった・・・ついにHPが減り出していたもの」「6だったHPが5になった時は生きた心地がしなかったわ、レベルアップ直前は3まで減ってた」「さて、これで後顧の憂いは絶った」「はぐれを食べてスタミナも十分」「となると選択肢が増える」「よし巣を拡大しよう・・・上に!!」と新たな動きを進めていた。

「私は何とかして上のエリアに戻りたい」「でも、壁をよじ登るだけじゃ敵の餌食だ・・・何か対策がいる」「そこで考えたのが巣をそのまま上に伸ばすという力業」「土台となる岩から支柱となる太い糸を伸ばす」「それを更に雁字搦めにして強度を上げる」「蜂の襲撃に耐える強度を保たなきゃいけないけどこれが結構難しい」「この作業のおかげで〈蜘蛛糸〉はレベル8、〈繰糸〉はレベル5に」「〈繰糸〉は思った以上に役立ってくれる・・・取って正解だった」と画策していた。

少しずつ上層に向かっていると「蜂の隊は近くまでは来るけど襲いかかっては来ない」「このくらいならまだ見逃してもらえる範囲らしい」「でも、巣を上に伸ばしていけばそのうち蜂の縄張りに入る」「数百数千の大軍団が一斉に襲いかかってくる悪夢のような状況もありえる」「地上に巣を張るのと違って上にいくほど作るのが難しくなっていく」「更に上に行けば困難さはもっともっと上がっていく」「それでもやらなきゃならない」「いつまた地龍がフラッとやってくるか・・・その前に何としても脱出しなきゃ」「ついにこの時がきたか・・・」とフィンジゴアットの群れが警戒しているとことに気づく。

隊長格のハイフィンジゴアットを先頭にLV5を超えるフィンジゴアットの大群と面と向かいながら「いつもの様子見とは明らかに違う雰囲気」「確実に私を敵とみなしている」「戦闘だ!!」とクモーニングスターを構えていく。

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