終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】51話のネタバレ|釈迦の六道棍が最終形態「荒神の戦鎌(サラーカァヤス)」に

終末のワルキューレ51話のネタバレを掲載。51話では、釈迦がかつて捨てた感情「憎悪」を思い出し、六道棍が最終形態となっていく。そして、釈迦と波旬の戦いが最終局面に突入する。終末のワルキューレ51話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ51話のネタバレ

誰でも良かったんだ

ベルゼブブが腕を組み「誰でも良かったんだ」「たまたまお誂え向きなのが目の前にあったから・・・」「あの美しい土に・・・どんな花が咲くのか」ただ見てみたかった・・・」「そう・・・誰でも良かったんだ」と独白した。

ヘイムダルが「は・・・波旬の凄まじい一撃が・・・釈迦の左目を・・・抉ったぁあああああ!!」と実況する。

波旬が「素晴らしい・・・」「頭を貫くはずだったが・・・すんでのところで躱したか・・・」「だが・・・どこまでいけるかな・・・」と腕を斧の形に変形させ釈迦に向かっていく。

釈迦が六道棍で応戦するが波旬の圧に圧倒されており、ロキは「左目は完全に終わったっぽいね」「左側責められっぱなし」「あ〜あ、ダッサ」と観客席からなじっていた。

釈迦が構えを変えると、ソクラテスは「体の向きを変えて死角をカバーしたか」と分析し、孔子は「彼を知り己を知れば百戦危うからず、だ、です」と語る。

ヘイムダルは「す・・・凄まじい打ち合い!!」「ご・・・互角・・・」「い・・・否・・・」「波旬優勢!」「徐々に釈迦が削られてゆく!!」と実況する。

アレスが「あの釈迦を手玉に・・・」「あの強さ・・・奴は一体何なのだ?」とおののいていると、ハデスが「ふっ、貴様ごときに理解できるはずもない」「波旬の強さは凡百の神など足元にさえ及ばぬ・・・」「なにしろ奴は・・・かつて・・・冥界を半壊させたという正真正銘の怪物だ」「いや、半壊で済んだ・・・と言うべきか・・・」「伝説に拠れば・・・波旬は破壊の限りを尽くした末ある日突然消滅・・・」「幾星霜経っても二度と復活することはなかったという」「わたしが冥界を治めるようになるよりもずっと大昔の・・・おとぎ話のような存在だと思っていたよ」と知っていることを話した。

ヘルメスが「その伝説の波旬がなぜ今ここに?」と尋ねると、ハデスは「考えられる理由は・・・ただひとつ・・・」「何者かが消滅した波旬の僅かな残穢を入手・・・」「何らかの方法で培養」「種子のようなものを作り・・・そして、その波旬の種を・・・零福に植えた」と分析を語った。

アレスは「い・・・いったい・・・誰がそんなことを・・・」と拳を握り締めると、ハデスは「ふん、そんな技能を持ち、こんな手間のかかる無駄な遊びをする物好きはあやつしかおるまい」と言い、ヘルメスも「あぁ・・・ベルゼブブですか・・・」と犯人に至っていた。





仏っ殺す

釈迦は波旬の攻撃を何とか受け止めていたが、足を突き刺されてしまう。

人類側の観客が「だ・・・ダメだ」「もう釈迦様の攻め手がない・・・」「強すぎる・・・波旬・・・」と諦めムードが漂ってると、神側の観客たちは「どこの誰かよく分からんがいいぞ!!」「ざまあみろ、釈迦の口だけ野郎が!!」 「そのままやっちまえ波旬!!」と勝利を確信していた。

左目と右足にダメージを負った釈迦に波旬が「もはやこれまで」「おとなしく我が天誅を受けよ」と告げると、釈迦は「へッ・・・天誅・・・天誅か・・・」「本当は・・・そこにいるんじゃないの?」「返事・・・してくれよ、零福ちゃん」と呼びかける。波旬が「ぜろ・・・ふく?」「あの・・・三流神のことか?」「・・・くっくっく」「とっくに喰ろうたわ」「心配いらぬ、あやつは立派に我の養分となった」「塵芥に等しい三流神にとっては極上の待遇」「さぞ涙を流し喜んで・・・」と言いかけると、釈迦が「五月蝿え!!」と叫ぶ。

そして、「・・・そっか」「いま・・・決めた・・・」「てめえは俺が・・・仏っ殺す」と六道棍を構えた。

六道棍は釈迦の感情により変化する。餓鬼道 五之道。だが・・・この時釈迦が心に抱きしはかつて”毒”として捨てたはずの感情・・・憎悪。聖観音。それによって六道棍は釈迦さえ見知らぬ形状へと変化した。曰く荒神の戦鎌(サラーカァヤス)。

それを見たロキが「なにアレ、ヤッバ・・・ッ」とアドレナリンを放出させていると、ハデスも「ほう、一撃必殺というわけか」と釈迦の狙いを予想して言った。

波旬が「笑止」「我のような至高の存在に抗おうとも貴様らのような塵芥に問答無用に罰を下す・・・」「それがたまらなく心地良い」と向かっていくと、釈迦は「往け」と業滅輪廻で迎え撃った。

波旬が「ふんッ、鈍いな」と受け止めるが、釈迦の圧に押されていく。

ゲルが「いなされた・・・!!」「もうダメッス!!」と諦めかけるが、釈迦は「もう一丁」とサラーカァヤスの先端から火を放出し業滅輪廻・久遠を繰り出す。

が、攻撃は防がれ脇腹を突き刺されてしまう。

波旬が「・・・何か、言い遺すことはあるか?」と問うと、釈迦は息も絶え絶えに「じゃあ・・・もっかい、言わせてもらうよ・・・」「神が救わぬなら・・・俺が・・・救う・・・」「邪魔する神は俺が殺る!!」と言い放つ。

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