終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】50話のネタバレ|波旬の正体が明らかに

終末のワルキューレ50話のネタバレを掲載。50話では、ハデスが現れ波旬の正体を語っていく。波旬の完全な闇の魂のせいで釈迦は未来視ができなくなっていた。終末のワルキューレ50話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ50話のネタバレ

伝説の狂戦士

波旬を見たゲルが「あ・・・あ・・・あれは・・・い・・・いったい誰なんスか?」と恐る恐る聞くと、ブリュンヒルデは膝から崩れ落ち「わ・・・わかりません!!」と答え、ゲルは「え!?お・・・お姉さまが知らない!?」と驚愕する。

釈迦が「零福ちゃんは・・・?」と尋ねると、波旬は「・・・おらぬ」「この世のどこにもおらぬ」「我が名は・・・波旬」と答えた。釈迦が「そうか・・・で・・・何がしたいの?」「てか・・・おまえは・・・何だ?」と尋ねると、波旬は「我も分からぬ」「だが・・・この力、今より使ってみたいと思う」と拳を握り締めた。

ロキが波旬の登場に驚き「驚いたな・・・何なのアレ・・・?オジサマ・・・」とオーディンに尋ねるが、オーディンは黙ったままだった。

アレスが「あ・・・あれが神だと言うのか、ヘルメス?」と驚いていると、ヘルメスは「・・・わかりません」と答え、そこに「あれは神などではない」とある神が近づいてきた。その姿を見たアレスが「な・・・な・・・な・・・な・・・なぜあなたがここに!?」と恐れおののいていると、男は「いつまで座ってる?そこは余の席だ」と言い放ち、アレスはすぐに席を立つ。

ヘルメスが「お久しぶりです、ハデス様」「わざわざ天界にお運びとは珍しいですね?」と声をかけると、ハデスは「弟が敗けた・・・と聞いてな」「信じられんが・・・どうやら事実のようだな・・・」「そうか・・・あのポセイドンが・・・」と答えた。ゼウスが「そんな話、こっちじゃとっくに終わっとんじゃ」「アレが神でないと言うなら何だか知っとるのか?ハデス」と問い詰めると、ハデスは「ふっ・・・相変わらずだな?ゼウスよ」「少しは落ち着け」とたしなめ、「フン、アレは・・・古より冥界(ヘルヘイム)に伝わりし・・・伝説の狂戦士」と話を始めた。

あらゆり神話において世界は三層構造である。神々と魂魄が在る天界(ヴァルハラ)、人間や生物が暮らす地上界(ミズカルズ)、そしてもうひとつ・・・。”地獄”、”魔界”、”根の国”などと呼ばれこの世ならざる存在が跋扈する世界、それが冥界である。

ハデスが「・・・冥界にはこんな伝説がある」「『白き光と黒き陰混ざりし時、冥府の角目覚め常しえの闇生まれん』」「号して、第六天魔王波旬」と語ると、ヘルメスは「つまり、「あれはハデス様が?」と尋ねるが、ハデスは「あれを見るのは・・・この冥界の王たる余も初めてだ」「なぜ天界の神風情が・・・伝説の波旬に至ったのか・・・余が聞きたいものだな」と答えた。

視ることはできない

釈迦が六道棍を構えると、波旬は拳を握り締め「すまない・・・不慣れなものでな・・・」「一瞬で終わらせてしまうやもしれぬ」と剣を生成し釈迦に斬りかかった。

釈迦が攻撃を受け止めると波旬が「受けるか・・・驚いたぞ」と評価すると、釈迦は「そんな無表情で言われても説得力無いね!」と返し、波旬と撃ち合いになった。

ゲルが「す・・・すごいスピードッス・・・」「で・・・でも・・・釈迦様なら大丈夫スよね?」「なんたって攻撃が先に視えてるんスもんね?」と確認するが、ブリュンヒルデは「いいえ、おそらく視えていません」「あの波旬からは光を感じない・・・完全な闇です」「釈迦様の『正覚・阿頼耶識』は正しく言えば魂の揺らぎを見ている・・・」「人が何か行動をしようとする時、体より先にまず意思が動く」「釈迦様はその意思の輝きを万物に宿る魂の動きを視ることで未来を識るのです」「つまり・・・一筋の光なき波旬の魂を視ることはできない」と説明した。

釈迦が波旬の猛攻をなんとか避けつつも「バケモンが・・・」と焦りを見せていた。波旬が「すばらしい・・・」「では、我も最大で闘らせてもらおう」とつ体から刃を生成する。

そして、魔界天衝を繰り出した。

釈迦は「廻れ!!六道!!」と七難即滅(アムヒサー)の楯で魔界天衝を受け止めるが、楯は貫通し釈迦の片目がえぐれており、波旬は「おや・・・おやおや・・・おやおやおやおや」「おや〜?」「残念」と邪悪な笑顔で笑っていく。

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