終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】23話のネタバレ|ヘラクレス誕生秘話が明らかに

終末のワルキューレ23話のネタバレを掲載。23話では、アルケイデスがアムブロシアを飲んでアレスと対峙する。そして、アルケイデスがヘラクレスとなった経緯が明らかになった。終末のワルキューレ23話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ23話のネタバレ

死を賭して神々に抵抗する

B.C.2000年、ギリシャ・テーバイ。神には抗えぬ・・・。人間は諦め、ただ祈ることしかできずにいた。ただひとりを除いては・・。

アルケイデスが「うおおおお!!」とアレスに殴りかかるが、アレスに「退け、邪魔だ」と顔面を蹴飛ばされる。

テーバイの民が「バ・・・バカ野郎!!神に逆らいやがって・・・!!」「怒らせてどうする、余計なことするんじゃねえ英雄気取りが!!」と頭を抱えていると、神の軍が進軍してくるが、「待て・・・」「ここは・・・通さん」とアルケイデスが再度アレスの前に立ちはだかる。

それを見たアレスが「ほう、人間にしてはなかなか見どころがあるな」「気に入った」「神々に跪け、さすれば貴様の命だけは助けてやろう」とアルケイデスに剣を突き付けるが、アルケイデスは鼻で笑い「創り生かすのも神の勝手なら罪を与えるのも神の勝手か・・・」「人間は弱い生き物だ」「だから正しくあろうともし、悪になろうともする」「迷い揺らぎ成長し、生きるのが人間だ」「”正しき者”は誰の中にもその弱さの中にいつでもいるんだ」「・・・必死に祈りを捧げるか、弱き下僕をそれでも自ら妥当せんとする神が”正義”か!?」「ならば・・・ならば私は・・・死を賭して神々に抵抗する!!」とアムブロシアを掲げた。

カストルが「ゼウスの血・・・!!」「アル・・・」と気づくと、アルケイデスは「あぁ・・・持って来ておいて・・・良かったよ」「私は・・・いつも「正しき者」の味方だ」とアムブロシアを開けて一気に飲み干した。

直後、アルケイデスに激痛が走り倒れてしまう。

アレスが「愚かな・・・あれは過ぎた力を求める者への戒め・・・」「人間ごときが飲んで無事でいられるわけがなかろう・・・」「見込み違いであったか・・・」と進もうとするが、アルケイデスが立ち上がり「どこへ行く・・・」「ここは、一歩も通さん」と立ち塞がった。





正しき者を守るため神に堕ちよう

アレスが「この力・・・」と驚きを隠せずにいると、神兵の一人が「人間のくせにさっきからゴチャゴチャと、うるせえんだよッ!!」と襲いかかるも、アルケイデスの棍棒によって顎を吹っ飛ばされ、アレスは「まちがいない・・・!!オヤジの力だ」と感じていた。

神兵たちが「人間がぁーーーッ!!」「やっちまえ!!」と逆上して突っ込んでいくと、神兵たちは返り討ちにされアルケイデスとアレスだけが残っていた。

アレスが「し・・・信じられん」「たったひとりで我が眷属・・・神軍の先鋒を破壊させ・・・軍神と対等に渡り合う人間がいるとは・・・!!」と感じていると、アルケイデスの目が赤く染まっている様を見て臆し始める。

アルケイデスはとアレスが再び殴り合おうとしたところで、ゼウスが「ホイ」と二人の拳を止めた。

ゼウスが「そこまでじゃ」「もう充分じゃろ、のぅアレス」と言うと、アレスは「ゼウス様・・・」とつぶやき、内心「た・・・助かった」「続けていたら私の身も危なかったかもしれん・・・」と感じていた。

アルケイデスを見たゼウスが「ふぅむ・・・アムブロシアを飲みおってからに・・・」「よしアルケイデスと言ったかの、おぬし神に成れ」「おぬしを地上に置いておくとちと面倒そうじゃて・・・」「それに・・・正しき者の味方、でいたいんじゃろ?」「神ならうってつけじゃ、どうじゃ?ん?」と提案を突きつけると、アルケイデスは「ひとつ・・・条件がある」「ひとつだ」「今後二度と、人間に仇なさんと誓え」と告げた。

ゼウスが「よかろう」「その代わり、おぬしが人類を正しく導けよ?」と交換条件を飲むと、アルケイデスは「私は・・・正しき者を守るため・・・神に堕ちよう」とその場に倒れていく。

カストルがアルケイデスを支え「アルケイデス、本当に・・・無茶なやつ」「今度は神サマになるって?」と感動していると、アルケイデスは「カストル・・・ちょっと・・・行ってくるよ」と拳を合わせ、ゼウスは「「神に堕ちる」だと?」「やれやれ強情なやつじゃ・・・」とつぶやいた。

それは・・・神と人とが交わる神話の時代が・・・終わりを告げた瞬間だった。以降4000年にわたり、神々の侵攻なき時代が続くことになる。

ヘラクレス神戴冠式。アルケイデスはゼウスの子として神に列せられ、ゼウスの正妻ヘラにちなんで名付けられた。曰く・・・ヘラクレスと!!

そして現在。ロキが「ふぅん」「でもさ、アレスくんと互角程度ならこの勝負やばいんじゃない?」と尋ねると、アレスは「アイツと互角に闘えたのはあの時だけだ」と答え、ヘルメスも「今では足元にも及びませんからね」と言った。アレスは「・・・何とでも言え」「オレは誇りに思っているんだ・・・」「オレとの闘いを経て神と成ったアイツを・・・」「そして、不屈の闘神ヘラクレスと拳で語り合えたことをな」と笑顔で言い切った。

そして、リング上ではヘラクレスがジャック・ザ・リッパーの目の前まで迫ってきていた。

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