終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】46話のネタバレ|釈迦の能力が未来視と明らかに

終末のワルキューレ46話のネタバレを掲載。46話では、零福の神器斧爻の能力が明らかになる。釈迦は能力の未来視によって零福を圧倒していく!?終末のワルキューレ46話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ46話のネタバレ

未来視

釈迦の先制キックを食らった零福は「あ・・・が・・・ぐ・・・」「い・・・息が・・・か・・・かはっ」と呼吸困難に陥っていた。

釈迦が「もう始まってるよ?」「さぁ闘ろうか?」と声をかけると、観客から「き・・・汚ぇーーーッ」「卑怯者ーーーッ」と野次が飛ぶが、ソクラテスが「”悪法もまた法なり”・・・か」「とはいえ容赦ないねぇ、我らと同じ四聖人の一人だってのに・・・」「手が早い」と言う。

それを聞いたイエスは何も言わず、孔子は「”悪に報いるに悪をもってす”」「・・・弟子の手前・・・大きな声では言えませんが・・・血沸き肉踊ります、です」と興奮していた。

釈迦が「で・・・闘るの?」「闘らないの?」と尋ねると、零福は「ぶッ、ぶはぁ!ゲホッ」「グホッ、ガハッ」と息ができず「ひ・・・ヒイッ、血が・・・」「い・・・イタい・・・なんでボクが・・・こんな痛い思いを・・・しないといけないんだ・・・なんで・・・ボクが・・・」「あ〜不幸だ」と悲痛な表情を浮かべ斧を変形させ襲いかかる。

零福が斧を振り回しまくるが釈迦は余裕で躱していく。

観客が「なんだなんだ?」「ぜんぜん当たんねえじゃねえかよ」「避けられてばっかだな」「あれで大丈夫なのか?」「毘沙門天の方が良かったんじゃね?」と期待外れのように感じ始めていると、零福は「当たらない・・・」「当たらないじゃないか・・・ちくしょう・・・」「あ〜・・・不幸すぎる・・・」「不幸だよぉおぉおおぉ」と叫んでいった。

するとアレスが「き・・・気のせいか・・・?」「あの斧・・・なんか・・・大きくなってないか・・・?」と感じていると、ゼウスが「気の所為ではないぞい」「ヤツの斧は・・・不幸を吸う」と伝えた。

アレスが「『フコウを吸う』だと?」「どういう意味だ?」と尋ねると、ゼウスは「不幸を吸えば吸うほど・・・ヤツの神器は強大化し・・・どんどん破壊力が増していく・・・」「その名も斧爻(ふこう)」と告げ、ヘルメスは「へぇあれが・・・」「初めてみましたが・・・とても変態的な武器ですね♪」と評していた。

零福は巨大化した斧爻を振り下ろし、地面が割れたのを見て観客は「あわわ・・・」「あ・・・あいつ・・・もしかしてムチャクチャ強いのか・・・?」とその強さを見直していた。

ゲルが「ふ・・・不幸を吸う?」と返すと、ブリュンヒルデは「そう、自分の攻撃が躱されることは零福にとっては”不幸”なのです」と伝え、ゲルが「そんな無茶苦茶な・・・つまり・・・釈迦様が避ければ避けるほど・・・零福の攻撃力が増えるってことッスか!?」「ム・・・ムリゲーすぎるっスよ!!」と叫んだ。

が、釈迦は依然として零福の攻撃を余裕で躱し、ゲルは「避けた・・・!!」「すごい反射神経っスね!?」と驚いていた。

ブリュンヒルデが「ゲルよく見て、釈迦様の動きを・・・」「何か気付きませんか?」と尋ねると、ゲルは「相手の攻撃より先に・・・動いている・・・!?」と気づく。

ゲルが「避けてるんじゃない・・・」「”釈迦さまのいた所にあとから攻撃がきている”・・・ように見えるッス・・・」と気づくと、ブリュンヒルデは「そう・・・釈迦さまは零福の攻撃をすでに識っているのです」と伝える。ゲルが「識ってる?」「小次郎さんと同じ感じスか?」と小次郎の千手無双を思い出すが、ブリュンヒルデは「いいえ、小次郎の技は経験からくる『究極の予測』」「しかし、釈迦さまのそれは全くの別物・・・」「いわば『未来視』です」「そう、あれこそが・・・目覚めし者のみが辿り着ける境地・・・正覚阿頼耶識」と釈迦の特殊能力を解説した。

そして、その言葉通り攻撃が躱し続けられ零福が「ああああ、どうなってんだよォ!?」「当たるコースだっただろぉぉ!?」「つうか避けるばっかでさあ、舐めてんのかよォ!?」と悔しがると、釈迦は「行くときは行くよ?」と錫杖で零福の顎を突いた。

ブリュンヒルデが「もっとも未来視と言っても・・・視えるのはほんの寸秒ほどのようですが・・・」と補足すると、ゲルは「いや・・・それでも凄い・・・」「最強の能力じゃないスか!?」「イケる・・・これはイケるッスよ!!」と目を輝かせていた。



お前の思春期受け止めてやる

零福が「顎は痛いし・・・ぜ・・・全然当たんないし・・・なんで・・・なんでなんだよ!?」と言うと、釈迦は「ごめんね?」「勝手に視えちゃうんだよね、オレ」と告げ、零福は「視える・・・?ボクの攻撃が・・・?」「じゃ・・・じゃあ、あの時も・・・!?」「ズルいぞ・・・」「そんなの・・・ズルすぎるよっ!!」「くそォッ!!」とさらに斧爻を振り回すがやはり当たることはなく、ヘイムダルは「零福の怒涛のラッシュが虚しく空を切り続ける!!」「これぞ釈迦!!これぞ色即是空!!」「”目覚めし者”の前ではすべての攻撃が無と化していく!!」と実況する。

正覚・阿頼耶識という能力を前に力の差は歴然・・・誰もがそう思った。だが・・・。

零福は「ぜんぜん・・・上手くいかない・・・」「あの時もそうだ・・・」「救ってやったのに誰からも感謝されなかった・・・」「あーーー不幸だ」「こんな人間に・・・嫉妬してしまった・・・」「あーーー・・・不幸だ」「クソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソクソ」「いつもいつも・・・ボクだけが・・・不幸だ・・・」「ど畜生!!」と叫ぶ。

最初に異変に気付いたのは・・・他でもない釈迦であった。釈迦は零福から距離を取り「それ・・・ズルくない・・・?」とつぶやき、ブリュンヒルデも「何を視た!?」と叫んだ。零福は「不幸だ・・・不幸すぎる・・・」「今までで・・・一番・・・ボクは最高に・・・不幸だ」と斧爻をリングを埋め尽くすほどのサイズに巨大化させそのまま釈迦に振り下ろした。

ゲルが「あ・・・あんなの避けられるはずがないッス!!」と叫ぶと、ブリュンヒルデも「だから動くのをやめた・・・?」「『寸秒先の未来視』という能力は・・・寸秒では避けられない完全不可能の未来を視てしまった時、それは確実に訪れる絶望でしかない・・・!!」と感じていた。

しかし、釈迦は「『廻れ』『六道』」と唱え神器が光り始める。

零福は斧爻を振り下ろし「天・・・誅・・・」と恍惚な表情を浮かべていた。

が、釈迦は「『六道棍四之道』『修羅道十二面観音』」「七難即滅(アヒムサー)の楯」と斧爻を受け止めていた。

釈迦が「大丈夫・・・お前の思春期、受け止めてやる」と言い放つと、零福は「シャキャアアアアア!!」とブチ切れていた。

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