終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】17話のネタバレ|佐々木小次郎の能力が千手無双と判明

終末のワルキューレ17話のネタバレを掲載。17話では、佐々木小次郎の能力が千手無双と明らかになる。千手無双でポセイドンの動きを見切るが、ポセイドンの動きは小次郎の予測を超えていく!?終末のワルキューレ17話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ17話のネタバレ

千手無双

小次郎がポセイドンの前髪を切り落とした。

宮本武蔵は額の傷に手を当て「くッ、佐々木・・・ッ、またあの痛みを思い出させおって・・・」とかつての決闘を思い出していた。

1612年4月13日、船島(後の巌流島)。

鍛え抜かれた膂力と”物干し竿”による大蛇のごとき初太刀は防御不能。辛うじてかわしても・・・死角より初太刀の軌跡をなぞるように神速の第二刀が襲う。防御も回避も不能の斬撃。それが・・・燕返し!!

そして燕返しにより額に傷を負った武蔵は懐かしそうに「まったく懐かしいな・・・佐々木・・・」「海の神よ・・・神仏といえど・・・構えなしで捌けるほど我らが目指せし天下無双は甘くはないぞ」と人間の強さを誇りに感じていた。

ゲルが「いける・・・いけるっス!!」「フリストお姉さま今度こそ、今度こそ人類に一撃を!!」と可能性を感じていると、小次郎は「ふぅむ・・・重み切れ味ともに申し分なし」「神器錬成、フリスト×備前長船三尺余寸」「この”物干し竿”、まさに・・・吾にお誂え向きの業物也!!」と声高に言い放つ。

ポセイドンの方から足を進めると、ヘイムダルは「な・・・なんてこった、信じらんねえ」「神の中の神・・・あのポセイドン様が自ら動いたあああ!?」と驚いていく。

ポセイドンは恐れる波濤(アムビトリテ)を仕掛ける。

が、小次郎はポセイドンのトライデントをすべて躱していく。

ゲルが「す・・・すごい」「小次郎にはあのポセイドン様の槍が見えてるんスね!?」「アダムなみに目が良いってことっスか?」と尋ねると、ブリュンヒルデは「・・・見えているのではありません、すでに経験しているのです」と答える。ゲルが「経験・・・?」「どういうことスか、初対戦っスよね!?」と問いただすと、ブリュンヒルデは「戦わずとも経験できるのです」「それは佐々木小次郎が数多の強者を相手に敗けても敗けても敗けてもなお頭の中で闘い続け達した境地」「小次郎はポセイドンが入場する時の歩き方、呼吸やまばたきなど・・・肉体が発するほんの毛筋ほどのわずかな情報をも読み取り、頭の中でポセイドンの像を構築(イメージ)化」「そして、自らが生み出したその”像”と頭の中で何度も闘い、千を超える相手の攻撃パターンを前もって経験する」と語る。

ゲルが「あのわずかな時間でそんなことを!?」と驚くと、ブリュンヒルデは「そう・・・アダムが最速の後出しだとするなら、小次郎は最速の先読み(リード)」「どんなに速い攻撃でも、どれだけ打ち込まれても、次を予測し避ける!!」「相手のあらゆる動きを先読みする」「それこそが佐々木小次郎の能力ーーー千手無双」と告げた。





雑魚が

小次郎は「知ってる、知ってる、それも、これも・・・知ってる!!」とポセイドンの攻撃を全てを避けきった。アレスが「神の動きすらも予測しているというのか・・・」「なんなんだいったい・・・極地に達した人間というのは・・・」と驚いていると、ロキは「どうしてこう・・・そろいもそろって・・・」「わっくわくさせてくれるんだ♡」と恍惚な表情を浮かべていた。

ポセイドンはリング上で口笛を吹き始めると、小次郎は「口笛・・・?」「来る・・・!!」「次の動きはコレだ!!」とポセイドンの動きを予測するが、ポセイドンの動きが小次郎の予想を上回る。

小次郎はトライデントを受けきれず腹部がえぐられた。

この時、神が初めて人間に向け言葉を発した。ポセイドンは「・・・どうした」「余の動きを読んでいる・・・のではなかったのか?」「雑魚が」と邪悪な笑みを浮かべて言い放った。

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