終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】24話のネタバレ|ヘラクレスが必殺技十二の災禍と罪過を発動

終末のワルキューレ24話のネタバレを掲載。24話では、ヘラクレスが必殺技である十二の災禍と罪過(エルキュール・エクソダス)を放っていく。が、その技は非常に大きなリスクつきであることがアレスの口から語られる!?終末のワルキューレ話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ24話のネタバレ

十二の災禍と罪過(エルキュール・エクソダス)

ヘラクレスが「悪しき者よ、消え去れ」と棍棒を振りかぶると、ジャック・ザ・リッパーはポ道具袋から傘を取り出し攻撃をいなしていった。

ヘラクレスが「今のを受け流したか・・・」「どうやらただの卑怯者ではないようだな?」と評すると、ジャック・ザ・リッパーは「わたしを知って頂くのは・・・これからですよ」と返していく。

人類側スタンドから「やるじゃねえか殺人鬼ーーー!!」「すげぇぞジャックーーー!!」と大歓声が上がると、カストルは「頑張れ・・・アルケイデス・・・」とつぶやく。かつて貧弱だったアルケイデスをいじめていた少年たちも「しかし、正直ちょっと複雑な気分だな・・・神側を応援するのは」と言うと、カストルは「ああ・・・でも僕たちだけはヘラクレスを・・・アルケイデスを信じよう」「僕たちの・・・英雄を・・・!!」とヘラクレスを応援していた。

ジャック・ザ・リッパーが「いやあ・・・それにしても危なかった・・・」「持っておくものですねぇ傘・・・」「・・・で、誰をどうするのでしたっけ?」「正直者の勇者さん?」と煽ると、ヘラクレスは「どうする・・・だと?」「ただ正面からなぎ倒すのみ」と棍棒を構え真正面からの突破を狙う。

それを見たロキが「ありゃ〜、まだ怪力で押す気?」「いくらなんでもちょっと脳筋すぎじゃない?」「それとも・・・「正面から」」なんて言っといて、騙しかな?」と言うと、アレスが「お前と一緒にするな!!」「やつの戦術には騙しなど微塵もないわ」「そう言ったならそうする、ヘラクレスとはそういう漢だ」と語り、ロキは「ちぇ〜、何だよ〜、ほんっとに信頼感がハンパないね〜」とつまらなそうにしていた。

棍棒を構えるヘラクレスの腕に入れ墨が広がっていくのを見たアレスが「あれを出す気か・・・ヘラクレス!?」と叫ぶと、ヘラクレスは「ネメアの獅子よ・・・我を喰らえ」と詠唱し、棍棒が獅子の顔に変わっていく。

ヘラクレスは十二の災禍と罪過(エルキュール・エクソダス)、第一の御業、大地を喰らう咆哮(ネメアの獅子)を繰り出した。

ジャック・ザ・リッパーは衝撃波によって吹っ飛ばされ壁に激突してしまった。

ロキが「へ〜、元人間の癖にいいの持ってるじゃん」と言うと、アレスが神妙な顔をしていることに気づきを「どうしたのアレスちゃん?」と確認すると、ヘラクレスの体は刺青に侵されていた。

アレスは「代償だ」「ヘラクレスは神に成る直前、”十二の難業”を成し遂げ”十二の神技”を体得した」「だが・・・その凄まじい威力ゆえに代償があるのだ・・・」「技を使う度刺青が体に広がり、一ミリ広がるごとに常神なら失神する程の耐え難い痛みが伴う」と語る。

ロキが「ふぅん、あんな涼しい顔してんのに」「我慢の必殺技か、不屈の闘神っぽいね」「・・・で、あの刺青が広がりきったらどうなるの?」と尋ねると、アレスは「死ぬ、完全消滅(ニブルヘル)だ」ときっぱりと告げ、「己の命と引き換えに強大な”神の御業を”生む・・・」「それが十二の災禍と罪過(エルキュール・エクソダス)」「ヘラクレス・・・そんなクズ相手に使いすぎるなよ?」と友の無事を案じていた。



初めてなんですよ、神様は

ゲルが「ヘラクレス兄様・・・やっぱり強いスね・・・」と言うと、ブリュンヒルデは「そうですね・・・」「ですがゲル、面白くなりそうなのはこれからですよ」と邪悪な笑顔で伝えた。

ジャック・ザ・リッパーはユラユラと立ち上がり外れた肩を治すと「”楽しんでやる苦労は苦痛を癒すものだ”」と言い、アレスが「何だ?」と何のことかわからずにいると、ジャックは「・・・おや、ご存知ありませんか?」と返した。

観客席のコナン・ドイルが「あの台詞は・・・」と察するとと、横にいたシェイクスピアが「あれ、オレの」「ちなみにfrom「マクベス」」と顔を出した。

コナン・ドイルが「シェイクスピア先生・・・!!」と驚くと、シェイクスピアは「彼はオレのファンなのかな?」「だとしたら良い気分はしないねぇ・・・」「オレの作品じゃ殺人鬼を止められなかったって事だ・・・」と残念そうに話した。

ジャック・ザ・リッパーが「第一幕の出来は上場・・・」「さぁ、第二幕の幕開けと・・・参りましょう」とハサミを構えて突っ込んでいくと、ヘラクレスは棍棒で応戦した。

ジャック・ザ・リッパーはバタフライナイフを広げヘラクレスに投げつける。

今度は大量のナイフを投げつけるもヘラクレスは全てを弾いていく。

先ほど投げたバタフライナイフがヘラクレスの背後に返ってくるが、ヘラクレスは察知してそれも躱していった。

その隙にジャック・ザ・リッパーはワイヤーで飛び上がりさらにナイフを投げまくっていった。

ヘイムダルが「ジャック・ザ・リッパー、投げる投げる投げる!!」「接近戦から一転縦横無尽に飛び回り、投げまくるーーー!!」「ヘラクレスは翻弄され防戦一方!!」と実況する。

ヘラクレスが棍棒で迫りくるバタフライナイフを叩き落とすと、ジャックが繰り出すナイフを腕で防ぎながら距離を詰めていった。

ヘイムダルが「ああっと、ヘラクレス狙っていたか一気に距離をつめた!!」「慌てて飛び退くジャック」「が・・・逃げ切れないーーー」と実況するが、ジャック・ザ・リッパーは宙を跳んで逃げていった。

ヘイムダルが「こ・・・これは・・・ジャ・・・ジャック・ザ・リッパーが空中に浮かんでいるー?」「ん・・・?」「いやよく見ると・・・ピ・・・ピアノ線だ」「至る所に張り巡らされている」とジャック・ザ・リッパーが浮いている理由に気づいていく。

ヘラクレスが「まだ小細工を続けるのか?」と聞くと、ジャック・ザ・リッパーは「Sir、傘はお持ちですか?」「この街ロンドンは雨が多いのでお気をつけて」「さっき貴方が壊した傘・・・お貸しできたら良かったですね」と大量のナイフを繰り出した。

ヘラクレスが「すべて撃ち落とすまでだ」と弾き返そうとするが、張り巡らされたピアノ線によってナイフが乱反射し弾けず体に突き刺さっていく。

ヘイムダルが「ワ・・・ワイヤーによって加速されたナイフが・・・更にワイヤーによって弾かれて前後左右軌道予測不能の刃物が驟雨となってヘラクレスを襲う!!」「これは防ぎきれない!!」と実況すると、ヘルメスが「いくらヘラクレスでもあの量を喰らい続ければ・・・致命傷になりますよ・・・」と語る。

すると、ヘラクレスは十二の災禍と罪過を発動し、第六の御業、巨鳥は表風を呼ぶ鳥(ステュルムバリデスの怪鳥)でナイフを吹き飛ばしていった。

強烈な風でナイフがジャック・ザ・リッパーに向かって跳ね返り、そのうちの一本が右目をかすめる。

ヘラクレスが「何をやろうと無駄だ・・・」「小細工でオレは・・・倒せん」と言い放つと、ジャック・ザ・リッパーは「え、え、え、え、え、え・・・Excellent!!」「いいですよ」「もっと・・・もっと昂ぶってください」「いい・・・やはり貴方は・・・不動の強い意志を持った・・・いい色です」「これは・・・期待できそうだ」「ああ失敬、少々はしたなかった・・・」「なにせ・・・初めてなんですよ、神様は・・・」と恍惚の表情を浮かべていた。

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