終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】44話のネタバレ|七福神が合体し零福に

終末のワルキューレ44話のネタバレを掲載。44話では、釈迦が人類側闘士となったことで、神側闘士は毘沙門天が選ばれることになった。毘沙門天は七福神と合体し、零福という真の姿となっていく。終末のワルキューレ44話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ44話のネタバレ

天上天下唯我独尊

人類側から出場することを宣言した釈迦。

唖然、呆然、驚愕、愕然。まさに驚天動地、人類も神々も・・・。否、主神たちでさえも動揺を隠せぬ中・・・ただひとり動じぬ半神半人あり。

ゲルが「ど・・・どういうことスか?」「なんで釈迦様が人類側から・・・」「まさか、これもお姉さまの策なんスか!??」と尋ねると、ブリュンヒルデは「天上天下唯我独尊・・・」「残念ながらあの御方は・・・誰かの意思で動くようなタマではありませんよ」と言い切った。

第6回戦試合開始直前。雷電の敗北を受けて涙を流しているブリュンヒルの元に釈迦が現れ「ブーちゃんって〜〜〜涙似合わないよね〜」と声をかけてくる。

釈迦が「てかさ、それ何の涙?」と意味深に質問すると、ブリュンヒルデは「無論・・・消え去りし者たちを悼む涙ですよ」と答え、釈迦は腑に落ちない様子で「ふうん・・・まッいいや」と返した。ブリュンヒルデが「それより何か御用でしょうか?釈迦様」と本題に入ると、釈迦は「ゼウスちゃんに第6回戦往けって言われたんだけどさぁ〜、オレ人類側から出るから」と告げた。ブリュンヒルデが間髪入れず「承知いたしました」と返すと、釈迦は「リアクション薄っ!!」「・・・つか、ここまでブーちゃんの思惑通り?」と尋ねる。

ブリュンヒルデが「何のことでしょうか?」ととぼけた表情で返すと、釈迦は「だって俺に一蓮托生のこと教わりに来たのってラグナロクの開催が決まるあの会議よりも前だったし、ずっと前から準備してたわけでしょ?」「もしかしてさぁ、あん時から俺と神を闘わせるつもりだったのかな?って」とブリュンヒルデの真意を探る。ブリュンヒルデが「まさかそのような畏れ多い・・・」「ただ・・・ここ天界で・・・仏陀さまほどの神嫌いはおりませんから」と返すと、釈迦は「カァッカッカッカ!!」「いいねいいねいいね〜、その煩悩まみれの目」「目的を果たすためなら善も悪もないって感じで」「まぁそれもいいや・・・ただ覚えておいてよ・・・」「オレそういうの放っておけないんだわ」と伝え去っていった。

ヘイムダルが「イヤイヤイヤ、ちょっとちょっと」「ダメですよダメ!!」「もう13人と13柱の登録メンバーは決まってるんですから、人類側から出るなんてそんな無茶な・・・」と食い下がると、ゼウスが「こちらは構わんぞい」と言い放った。

ヘイムダルが「ゼ・・・ゼウス様、で・・・でもラグナロクのルールでは・・・」と返すが、ゼウスは「神・人類それぞれが13の闘士を出し先に7つ取れば勝利・・・」「それだけがヴァルハラ憲法62条15項で決まっておるルールじゃ」「それに・・・これほど熱い展開はそうそうあるまい?」「本当はわしがまたやりたいくらいじゃ」と不敵な笑みを浮かべると、釈迦は「・・・ありがと」「てか、オレはゼウスちゃんと闘っても構わないけど?」と返した。

オーディンが「問おう」「釈迦よ・・・我らすべての神を敵に回す・・・その覚悟があってのことか?」と神圧を伴って尋ねると、釈迦は「はぁ・・・しつこいな〜〜〜・・・」「だからさっき言っただろ?」「敵とか味方とか、善人、悪人、神、人間、全部関係ない・・・」「この宇宙でオレはただ釈迦だから」と言い切った。





零福

「ふざけるな」「元人間の分際で何様のつもりだ」「なめやがって」「もう後には退かせんぞ」と神側スタンドから怒号が飛びぶと釈迦が「で、誰が闘うの?」と尋ね、ゼウスが「ふぉっふぉっふぉ、第6回戦はもう決めてある」と伝えた。

すると「天誅」「天誅」「天誅」という声がとともに七福神が姿を現した。

ゼウスが「というわけで、頼んだぞい?」と声をかけると、毘沙門天は「承知」と返した。ヘイムダルが「えー・・・コホン・・・」「だ・・・第6回戦、神側出場者は・・・毘沙門天!!」「・・・ってあの・・・出場者の毘沙門天さん以外は・・・出て行ってもらえますか?」と伝えるが、全員微動だにしないので「あの・・・ですから、七神じゃ闘えませんって、ダメなんです」と改めて伝えると、毘沙門天は「われらは・・・七神にあらず・・・もとより一神!」と言い切る。

毘沙門天が力を込め装甲を外し「七難、即滅!!」と叫ぶと、恵比寿が「ほな行くで!!」「釈迦ァ往生せえやァ!!」と毘沙門天の肉体に飛び込み融合した結果、毘沙門恵比寿となった。

さらに布袋尊と弁財天も合体していく。

残りの寿老人と大黒、福禄寿も飛び込み、毘沙門恵比寿弁財天寿老人福禄寿大黒天と完全合体を果たすと体から光を放ち出した。

七福神・・・世界の福を司りし七柱の神。だが・・・七福神にはもう一柱が存在する。世に言う「八福神伝説」。事実、その伝承は世界各地に残る。印度では女神ラクシュミー(漢名・吉祥天)。日本では達磨を加え八柱とする寺社もあり、、中国では源流とされ伝わる存在「八仙」が祀られている。では・・・七福神に八柱目は実在するのか?否!否!!否!!もとより七福神は七柱に非ず。ただ一柱也。其の神地に降臨せし時、天絶え・・・福消え・・・大いなる災いをもたらさん。曰く・・・零福。

零福は「あ〜・・・反吐が出る」「殺戮してえ」と邪悪に笑った。

<<前の話 44話 次の話>>

あわせて読みたい
【終末のワルキューレ】全話のネタバレ一覧こちらのページに終末のワルキューレのネタバレをまとめております。終末のワルキューレの最新話や過去の話を読みたい方はこちらのページをご活用...
▼LINE登録でお得な情報を配信中▼
友だち追加