【終末のワルキューレ】43話のネタバレ｜釈迦が神を裏切り人類代表で出場

終末のワルキューレ43話のネタバレを掲載。43話では、ゼウスが釈迦にラグナロク第6回戦に出場するよう頼み込む。が、釈迦は神を裏切り人類代表で出ることを宣言する。終末のワルキューレ43話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ43話のネタバレ

「ゼロ」で天誅や

ゼウスが「お前さんの出番はまだ先のつもりだったんじゃが・・・」「次はお前さんが往ってくれ」と伝えると、釈迦は「ゼウスちゃんさぁ・・・そんなに人類滅したいの？」と尋ねた。ゼウスが「ふおっふおっふおっ」「そりゃあ敗けるのは嫌じゃからな・・・」「闘るからには勝つ、それが神じゃろ」と言い切ると、釈迦は「いいんじゃない？」「その意気込み」と笑った。

ゼウスが「で・・・どうなんじゃ？」と圧を放ちながら返答を求めると、釈迦は「了解×3（りょりょりょ）」「楽しんで・・・ね？」とゼウスを抱き締めた。

一方のゲルが「そうッスよ・・・ヒルデ姉さまは人類の運命を一身に背負ってる・・・」「ボクも少しでもヒルデ姉さまの力にならないと！！」「えっと・・・確かこのあたりに・・・医務室が・・・」「あったっス」「ヒルデ姉さまの傷の手当に包帯が欲しいッス」「あれ・・・」「どこでもらえるッスかね・・・」と空いている医務室を探していくと、中から治療を受ける恵比寿の声が聞こえてくる。

恵比寿が「くそっ！釈迦のボケナスがぁああ！！」「次会うたら舎利も払えんほど粉々にしたる！！」とキレるが、布袋尊は「ふっ・・・・お前に殺れるのか？」「怪しいモンだぜ」と言い、弁財天も「銃まで抜いて子供扱いされてサ」「返り討ちにあうのがオチだよっと」と包帯を締めた。恵比寿が「へっ、心配いらん」「あいつが次ぃ調子ノリよったら・・・」「『ゼロ』で天誅や・・・」と言い切ると、それを聞いていたゲルが「『ゼロ』・・・？」「一体何の話をしてるんスか？」と考えていくが、毘沙門天がゲルの存在に気づき「そこで何をしている？」と声をかけた。

ゲルが「ゲエエエエ！？毘沙門天様ァ！？」「な・・・な・・・なんでもないッス」「ちょっと包帯を取りに来ただけで・・・」と震えていると壁にぶつかり転んでしまい、誤って医務室に入ってしまう。

ゲルが「オワッタァアアアア〜〜〜ッ！？」「だ・・・誰か・・・助けて・・・」と七福神に囲まれてしまうと、恵比寿がゲルの目の前にかがみ「おまえ確か・・・戦乙女の末っ子やな」「盗み聞きとは：・・・ええ趣味しとるやんけぇ？」「コソコソ隠れて何しとるんや？」「おっちゃん怒らんから言うてみ」「なぁ・・・嬢ちゃん」と凄み、ゲルは「ひいいい、めっちゃ怒ってるッス」「め・・・滅せられるぅううう！！」と絶体絶命の危機に陥っていた。するとそこに「”喜怒哀楽の激しさはその感情とともに実力までも滅ぼす”」「おや・・・シェイクスピアですよ、ご存知ありませんか？」「ダージリンの香りは・・・心を落ち着かせますよ」「紅茶でもいかがでですか？Sir.」とジャック・ザ・リッパーが現れた。

恵比寿が「ジャック・ザ・リッパー！！」「・・・あいにくやなぁ・・・ワイは緑茶一筋や・・・」とジャック・ザ・リッパーに睨みを利かせると、毘沙門天は「よせ恵比寿、無益な殺生は許さん」「ゆくぞ？」とたしなめ部屋から出て行った。

恵比寿が「チィッ、このスカシ顔」「めっさ腹立つにゃあ！？」「嬢ちゃん、よう覚えときやぁ？」「さっき聞いたこと誰かに言うたら・・・天誅やで？」とその場から去っていくと、ゲルはへたりこみ「ハァ・・・殺されるかと思ったッス・・・」「福の神ってより凶神って感じッスよね、あの七柱・・・」と言うと、ジャック・ザ・リッパーは「SEVEN？」「今『7』と言いましたか？お嬢さん」と尋ねる。ゲルが「え・・・ええ」「たしか日本ではあの方たちは七福神と呼ばれてるッス」「それがどうかしたんスか？」と聞き返すと、ジャック・ザ・リッパーは「・・・ふむ・・・」「慢心は人間の最大の敵・・・ですよ」「いや失礼」「よろしければ一杯いかがです？お嬢さん」と七福神に何かを感じ取りながら紅茶に誘う。

ゲルの脳裏にヘラクレスの最期がよぎり「傷だらけッスね・・・」と言うと、ジャック・ザ・リッパーは「ふふ・・・派手でしょう？」「驚かせてしまってスミマセン・・・」「だけど心配ご無用です、見た目ほど痛くはありませんから・・・」と返す。ゲルがヘラクレスの「人間を・・・愛している」という最後の言葉を思い出しながら「ダ・・・ダメっスよ」「ケガ人はちゃんと寝てるッス」「あっと・・・ボク急ぐんス」「お茶は結構ッス！！」「失礼するッス！！」と急いで立ち去ると、ジャック・ザ・リッパーはヘラクレスの姿を思い出しながら「残念」とつぶやいた。

オレ人類側から出るんで

リング上ではヘイムダルが「神の3勝・・・そして人類の2勝」「人類はまた一歩、700万年の終幕へと・・・近づいた」「迎える神VS人類最終闘争第6回戦・・・」「これほどの皮肉があるだろうか・・・人類に引導を渡す次なる神側闘士・・・」「それはかつて煩悩にあえぐ愚かな人間どもを導き、暗闇の中に”道”を示したこの漢だ！！」「漢は城を捨て、家族を捨て、煩悩を捨て、六情を捨て、前人未到の道を・・・犀の角の如くただ独り歩んだ」「そして、漢はわずか6年で心理に達した」「生まれて独り、生きるのも独り、闘るのも独り！！」「天上天下、唯我独尊、天上天下、唯我最強！！」「ヒトリハツヨーイ！！」「シャーキャ族の王子として生まれ、仏として散った人類史上最強のドラ息子を人間どもは敬意を込めこう呼ぶ・・・」「釈ァアアアア迦ァアアア！！！！」と釈迦を紹介した。

神々が「はははは、見ろよ人類どもの顔を」「まさに絶望って面だぜザマああ」と沸き立っていると、釈迦は人類側の扉に向かっていく。ヘイムダルが「ちょ、ちょ・・・あの・・・間違ってますよ！」「行き過ぎ行き過ぎだって！」と止めるが、釈迦は「んー、ワリィこれ捨てといて」と噛んでいたガムを手渡し「あと・・・これ借りるね」とスピーカーを奪い取り「あーーー、テステス」「んんッあー・・・オレ人類側から出るんで・・・頼（よろ）」と言ってのけた。