終末のワルキューレ4話のネタバレを掲載。4話では、トールの神器ヤールングレイプルを破壊し、人類は神超えの予感に胸を躍らせた。が、トールのミョルニルが覚醒し本領を発揮していく。終末のワルキューレ4話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
終末のワルキューレ4話のネタバレ
神超えの予感
ミョルニルは大地をも打ち砕く最強の神器也。而、その強大なる力と溶岩の如き灼熱は遣う者をも滅ぼさんとす。故にトール神、ヤールングレイプルを用い其の手を守りし也ー「スノッリのエッダ」より。
『天界最強の武具（ミョルニル）』を御する鉄の手袋（ヤールングレイプル）はいわば『天界最強の防具』。それは、それは・・・あってはならない光景であった！ヘイムダルが「りょ・・・呂布の方天戟が・・・・ヤールングレイプルをポテチのように粉々に砕いちまったぁああああ！！」と実況する。
張飛が「見たか神共！！呂布が三国時代の最強よ！！」「畏れいったか！！」とドヤると、関羽は「張飛よ、貴様が威張ることではない・・・と言いたいところだが、呂布と同時代を生き知る者としてこの誇らしさ、確かに否定できんな！！」と胸を叩いた。
呂布軍の盛り上がりも最高潮となり陳宮が「呂布様ァァァあ！！」「我が殿ぉおおお！！見事にございますぞおおお！！」「殿ようございましたな・・・本当に楽しそうだ」「この陳宮、共に昇天した甲斐がありましたぞっ！！」と感涙していく。
人類の誰もが・・・ある予感に震えた。有史以来・・・否、原始人類誕生以来初の・・・神超えの予感に！！
ヘルメスが「なるほど・・・・」「そういうことにございますか」「ワルキューレどもの仕事は・・・『魂の運び手』」「地上へ降り、これはと目をつけた最強人類の魂を天上へ召し来たるべき天界の危機に備え『神兵』とすること」「だが一方で、古よりこんな天の声がある・・・」「ワルキューレどもが備えているのは天界の危機などではない」「噂では天に召した闘士と共鳴したワルキューレは闘士に最もふさわしい武器へと自らを変態させ、神に匹敵する力と共にその身を捧げるという・・・」「その力の名は『神器錬成』」「『ワルキューレの集めた闘士がワルキューレの与えた力で神と戦う・・・』」「今回の闘争・・・つまり・・・そういうことなのですね」と推測を述べると、ゼウスは「そう・・・そうじゃよ・・・小娘共の・・・わ・・・神々への・・・謀反ッッ！！」「だが・・・まさかワルキューレ共が本気で・・・我らに刃を向けるとは・・・こんなの・・・こんなのォ〜〜〜ッッ、全宇宙創造（ビッグバン）以来の興奮じゃわい！！」「の〜〜〜、ブリュリュブリュブリュブリュブリュブリュブ〜リュ〜ブ〜リュリュリュブ〜リュンヒ〜ルデちゃあ〜〜ん」とテンションを上げブリュンヒルデに視線を向け、その視線に気づいたブリュンヒルデは「いちいちこっち見んな、戦闘変態嗜虐愛好神（エロジジイ）が」と澄ました表情だった。
神殺しの13人（エインヘリャル）
ミョルニルの異変に注目が集まっていた。
ヘイムダルが「こ・・・これはスゲエ〜〜〜ッ！！」「伝説通りの灼熱っぷりだァ〜〜〜！！」「何で急に・・・！？」「しかし、ともかくこれでは伝説通りに・・・鉄の手袋を片方失ってしまったトール神は・・・もはや両手でミョルニルを振るう事ができないのか〜！？」と実況すると、ミョルニルの鼓動が聞こえ始める。
トールが「やっと・・・起きたか」とつぶやくと、ミョルニルが脈を打ち始めた。
それを見たゼウスは「ホッホッ、やっとミョルニルが目覚めたか」「ミョルニルとヤールングレイプルの伝説には誤解があってな・・・手袋はミョルニルの力からトールを守る為にあるのではない、トール自身の力をその内に抑え、覚醒する前のミョルニルを握り壊さぬ為に存在するのじゃ」と説明していった。
トールが「寝坊助で困る」とミョルニルを持ち上げ「・・・人間・・・」「いや・・・呂布と言ったな」「ひとつだけ・・・頼みがある」「死ぬなよ」と覚醒したミョルニルを構えていった。
ブリュンヒルデの端末から音が鳴り、メッセージを確認するとブリュンヒルデはおぞましいものを見てしまった表情をする。
ブリュンヒルデが「・・・わかりましたよ、神VS人類最終闘争の出場者が」「この13対13がすべてを決める」「人類滅亡を賭けたカウントダウン・・・」「この人間たちが人類にとって最後の13人・・・！！」と両陣営の出場者を見せていく。
ブリュンヒルデは「最後の・・・？フフ・・・いいえゲル」「我が戦士たちはいずれこう呼び称えられることでしょう」「神殺しの13人（エインヘリャル）！！」と言い放った。
