【呪術廻戦】31話のネタバレ｜虎杖・七海VS真人の戦いが決着

呪術廻戦31話のネタバレを掲載。31話では、虎杖・七海VS真人の戦いが決着していく。真人との戦いで自身の価値観が揺らいだ虎杖だったが、より強い決意でこれからの戦いに挑もうとしていく。呪術廻戦31話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

呪術廻戦31話のネタバレ

透明な殺意

宿儺の魂に触れ反撃を浴びた真人に対し、虎杖は「何が起こったんだ？」と何が起きたのか理解できていなかった。

突如倒れた怨敵を前に0.1秒の自失。その間走った思考の上澄み。虎杖は「失血、七海、限界、生存、領域、殺せる」と考え真人に突っ込んでいく。

真人は「領域展開、なんて呪力消費だ」「まさに切り札、最終奥義、それを宿儺め・・・」「だがここが瀬戸際、絞り出せ！」「最後の呪力を！」と体を思い切り膨らませていく。

虎杖は「的がデカイ」「呪力の流れも凪いでいる、カウンターはない」「確実に攻撃を当てられる」「最後のチャンス、駆け引きはもういらない」と限りなく透明な殺意で渾身の逕庭拳を真人に繰り出していく。

虎杖の逕庭拳が直撃していくが、真人の体はパァンと破裂し、虎杖は手応えをまったく感じれていなかった。

七海校庭の排水口に逃げ込む真人本体を追うが、真人は「バイバぁ〜イ、楽しかったよ」と逃げていってしまう。

七海が「チッ」「猪野くん、本丸が排水溝から逃走しました」「えぇ、私といた地点から東側に向けて虱潰しにお願いします」「今なら君でも祓える」と猪野に電話で伝え、「私達も追いましょう」と虎杖に声を掛けるが、虎杖はその場に倒れ込んでしまう。

虎杖は「動け体、殺すんだろ、アイツを！」と考えるが次第に意識が薄れていってしまう。

下水道に逃げた真人も大きなダメージを受けており、「あれが呪いの王、両面宿儺」「現時点では漏瑚より呪力の総量では劣るはず」「なのにあの存在感」「魂の格が違う」「これは確信だ、俺たちが全滅しても宿儺さえ復活すれば呪いの時代が来る」「しかし、参ったな」「俺は今どうしようもなく、虎杖悠仁を殺したい」ともどかしさを感じていた。

真人は「肉体と違って、魂は何度でも殺せる」と言い、「次はどうして殺してやろうかな」と考えていた。

正しい死

七海が「安静にしてろと言ったでしょう、虎杖君」と言うと、虎杖は「説教？」と問うが、七海は「命を助けてもらった相手に説教もクソもないでしょう」と返していく。

虎杖が「俺が？」返すと、七海は「奴の術式は他人の魂に干渉する」「君が領域に侵入したことで宿儺の逆鱗に触れてしまったのでしょう、おかげで助かりました」と伝えていく。虎杖が「でも俺（宿儺に）代わってねえよ」と言うと、七海は「宿儺が出たのではなく、奴が入ったんです」と伝える。

虎杖が「じゃあ、助けたのは俺じゃない、こいつの気まぐれだ」「ナナミン、俺は今日人を殺したよ」「人は死ぬ、それは仕方ない」「ならせめて正しく死んでほしい、そう思ってたんだ」「だから、引き金を引かせないことばかり考えてた」「でも、自分で引き金を引いてわかんなくなったなったんだ」「正しい死って何？」と言うと、七海は「そんなこと私にだってわかりませんよ」「善人が安らかに悪人が罰を受け死ぬことが正しいとしても、世の中の多くの人は善人でも悪人でもない」「死は万人の終着ですが、同じ死は存在しない」「それらを全て正しく導くというのはきっと苦しい」「私はおすすめしません」「などと言っても君はやるのでしょうね」「死なない程度にして下さいよ」「今日君がいなければ私が死んでいたように、君を必要とする人はこれから大勢現れる」「虎杖君はもう、呪術師なんですから」と、虎杖を呪術師として認めていく。

里桜高校では、いじめに関するアンケートが配られていた。

放課後、順平の担任が伊藤翔太を呼び出していた。

担任が「吉野のあの傷、オマエがやったんだろ、伊藤」と言うと、伊藤は「あん時ブルって何もできなかった人にあーだこーだ言われたくないんスけど」「学校やめて引っ越したんだろ、アイツ」「つーか俺、あれから左腕まともに動かねぇんスけど」と返していく。

担任が「今聞いてるのは罪の話だ」「オマエに下った罰については一人で噛み締めろ」と言うと、伊藤は「先生の罰は？」と返し、担任は「俺は、これからだ」「まずは見えていなかったものをちゃんと見る」「俺もオマエも、吉野の心を殺した罪を一生背負って生きていくんだ」「見てるからな、伊藤」と以前と違う目つきで伊藤翔太に伝えていく。