呪術廻戦

【呪術廻戦】143話のネタバレ|死滅回游という名の呪術師による死のゲームが開幕

呪術廻戦143話のネタバレを掲載。143話では、乙骨が執行人として虎杖を殺そうとしたのは芝居だったことが明らかになり、虎杖が乙骨によって救出されていく。そこで伏黒と出会い、伏黒から姉の津美紀が死滅回游という呪術師による死のゲームに巻き込まれていることが明かされていく。呪術廻戦143話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

呪術廻戦143話のネタバレ

君は悪くない

乙骨が「辛そうですね、直哉さん」と声をかけると、直哉は「見下ろすなや!」と考えるがその場で嘔吐していく。

直哉が「なんやこれ?・・・毒!?」「赤血操術にそんな効果が・・・!?」「ちゃう!術式効果やない!」「あの血液量、アイツ人間ちゃうかったんや!」「受肉体か・・・!」「人外の血が入って肉体がそれを拒絶しとんのや!」と現状のダメージの原因を推測すると、乙骨が「治しましょうか?」「僕の反転術式、他人も治せますよ」「その代わり、虎杖君の死はアナタの口からも上に報告して下さい」と伝えていく。

男が「仁」と声を掛けると、仁という男が「なんですか父さん、彼女の話をするなら帰りますよ」と返し、仁の父親が「仁・・・オマエがどう生きようとオマエの勝手だ」「だが、あの女だけはやめとけ、死ぬぞ」と言い放つ。

仁が「悠仁の前で変な話はやめて下さい」「案外覚えているようですよ、赤ん坊の頃の記憶」と赤ん坊を抱き上げると、仁の父侘助は「オマエが子供を欲しがっていたことも、香織との間にそれが叶わなかったことも知ってる」「だが、香織が死んだのは」と言いかけた時、言葉を遮るように「お義父さん」「なんの話ですか?」と女性が口を挟む。

そして、虎杖が目を覚ましていく。

虎杖が「あれ?俺」と言うと、乙骨は「よ、よかった〜〜」と笑顔を見せたので虎杖は混乱していた。

乙骨は「9月頃かな、五条先生がわざわざ会いに来てね、君のことを頼まれたんだ」「それでやむを得ず芝居を打たせてもらった」と伝えていく。

五条が「ちょーっと嫌な予感がしてさ」「僕になんかあったら、今の一、二年のことを憂太に頼みたくて」と言うと、乙骨は「何かって・・・女性関係ですか?」と返し、五条は「憂太も冗談言うようになったんだね」と返していく。

五条が「特に一年の虎杖悠仁」「あの子は憂太と同じで一度秘匿死刑が決まった身だ」「注意を払ってもらえると助かる」「・・・ミゲルは?」と伝えていくと、乙骨は「先生には会いたくないそうです」と伝えていく。

乙骨が「他に執行人を立てられたり、虎杖君の情報を断たれるよりはこう立ち回るのがベストだと判断した」「あっちも馬鹿じゃないから総監部とは執行人として認めてもらう代わりに、虎杖君を『殺す』っていう縛りを結んだんだ」「だから、一度殺した、本当にごめんね」と謝ると、虎杖は「じゃあ、なんで俺は生きてんだ?」と不思議がり、乙骨は「反転術式だよ」「君の心臓を止まると同時に反転術式で一気に治癒した」「以前の君の話を聞いていたからいけると思って」「そう・・・君の死を偽装するのはこれで二度目だ」「すぐにバレるかもしれないけど状況が状況だしね」「虎杖君の死刑はとりあえずは執行済で処理されるハズだ」と説明していく。

虎杖が「どうして、そこまでして」と返すと、乙骨は「僕が大切にしている人達が、君を大切にしているからだよ」「僕も一度身に余る大きな力を背負ったんだ」「でも、背負わされたと思っていた力は僕自身が招いたモノだった」「君とは違う、君の背負った力は君の力じゃない」「君は悪くない」と伝えていく。





まずは俺を助けろ

虎杖が「違うんだ、俺のせいとかそういう問題じゃなくって」「俺は、人を」と言いかけると、背後から「虎杖」と恵が現れる。

恵が「何してんだ、さっさと高専戻るぞ」「今高専の結界は緩んでる」「直接顔を見られない限りオマエが戻っても問題ねぇ」「一度先輩らと合流して」と伝えていくが、虎杖は「やめろ」と「当たり前のように受け入れるな」「なかったことにするんじゃねぇ」と深刻な顔で言い放つ。乙骨は虎杖が「まだ死ぬわけにはいかねぇんだわ」と言っていたことを思い出しながら「あぁは言っても虎杖君は迷っているんだろうな、自分が本当に存在していいのかどうか」「だから、僕との戦闘で最後までボルテージが上がらなかった」と考えていた。

虎杖が「俺は人を殺した!」「俺のせいで大勢死んだんだぞ!」と強く叫んぶが、恵は「俺達のせいだ」「オマエ独りで、勝手に諦めるな」「俺達は正義の味方じゃない、呪術師だ」「俺達を本当の意味で裁ける人間はいない」「だからこそ、俺達は存在意義を示し続けなきゃならない」「もう俺達に自分のことを考えてる暇はねぇんだ」「ただひたすらに人を助けるんだ」「これはそもそも、オマエの行動原理だったハズだ」と伝えていく。虎杖が「違うんだ伏黒」「それじゃオマエは俺が隣にいる限り、ずっと苦しむことになるんだぞ!」と考えていると、恵は「まずは俺を助けろ、虎杖」「加茂憲倫が仕組んだ呪術を与えられた者達の殺し合い、”死滅回游”」「死滅回游に津美紀も巻き込まれてる」「頼む虎杖、オマエの力が必要だ」と虎杖に救けを求めていく。

死滅回游〈総則〉。1、泳者は術式覚醒後、十九日以内に任意の結界にて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。2、前項に違反した泳者からは術式を剥奪する。3、非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり、死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。4、泳者は他泳者の生命を絶つことで点を得る。5、点とは管理者によって泳者の生命に懸けられた価値を指し、原則術師5点、非術師1点とする。6、泳者は自身に懸けられた点を除いた100得点を消費することで管理者と交渉し、死滅回游に総則を1つ追加できる。7、管理者は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。8、参加または点取得後、十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する。

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