蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】49-2話のネタバレ|蜘蛛子がマザー討伐を決意

蜘蛛ですが、なにか?49-2話のネタバレを掲載。49-2話では、蜘蛛子の策でパペットタラテクトたちを殲滅していく。並列意思の活躍でマザーが弱体化していることを知ると、蜘蛛子はマザー討伐の意志を固めていく。蜘蛛ですが、なにか?49-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?49-2話のネタバレ

海水で部屋が満たされ蜘蛛子は「推測どおり!!人形達は浮力でまともに動けない!!」「一応試しにスモールレッサーを一匹捕まえてきて実験 み」「原種のベイビーも浮力はかなり強かった」「ステータスの高さから言って強引に泳げそうなもんだけど・・・それを許さない”種族特性”って厄介な縛りだわ」「そんな蜘蛛にも〈遊泳〉スキルはある程度の潜水を可能にしてくれる、自由自在とはいかないけどね」「つまり、私からは攻撃し放題よ!!」「喰らえい!!」と暗黒槍を放った。

暗黒槍は弾かれてしまい、パペットが魔法を発動しようとする。

蜘蛛子が「かまわんよ?そっちは回避できないんだし」「この状況で射撃戦して勝てるとでも・・・」と余裕を見せるが、六体から同時に放たれる攻撃に焦りまくる。

「ごめんなさい、六体同時はさすがにきつい!!」「〈遊泳〉スキルも取ったばっかで回避しきれんわ!!」「しかし・・・私を狙ってくれるのは思惑通り!!」「確かに浮力で抑え込まれてはいるけど・・・やろうと思えば部屋の方を崩すくらいは簡単にできるはずなのよ」「その発想にいたらないように目の前で的になりつづける」「つまり、本体が囮になることがこの作戦の肝だ!!」「う・・・ちょっと苦しくなってきた」「この中にはちゃんと空気も入れてあんのよね」「横腹から息するのって未だに慣れんわ・・・」と回避に専念していく。

蜘蛛子が「んん?」「おや〜〜〜、どうした?だいぶ攻撃がぬるくなってきたぞ」「計算通り!!」「”核の蜘蛛”が生物である以上、呼吸をしなければ生きていけない」「私は補給用の空気があるけど、そっちは何分耐えられるかな?」「いくらステータスが高かろうと窒息したらどうしようもない!!「ちなみにこの部屋、細い通気孔を空けて空気が残らない仕様になっておりま〜す♡」と作戦がうまくいっていることを感じていた。

そして、すべてのパペットが窒息して動かなくなる。

「経験値が一定に達しました。経験値が一定に達しました。経験値が一定に達しました。経験値が一定に達しました。」と一気に5レベルアップし、蜘蛛子は「うおすげえ、一気にレベルが上がった!!」「さすが魔王の直属部隊やね」「いや、まだ生き残りがいるかもしれん、気を抜いたら殺られる!!チェックチェック」「・・・どうやら全滅させたな」「ステータスが高くても死ぬ時はあっけなく死ぬ、私も油断しちゃいかんね」「たぶん魔王はこの事態を把握しているはず」「次はどんな手でくるか・・・?」と考えていると、予想通り魔王はこの事態を把握しており、怒りの声を上げていく。

数日後、迷宮内で蜘蛛子は「〈繰糸〉を使った〈土槍〉遠隔発動!!」「ジャンプからの下段攻撃はガード不能でしょ?」と残党を狩っていた。

「地下を防衛してた人形は全滅させた・・・」「おかげで眷属討伐の邪魔者はいない」「今のでアークとグレーターも狩り尽くしたはず」「さすがに魔王も地上の人形を一体差し向けてきたけど、戦力小出しはこっちの思うツボ」「〈転移〉トラップで溶岩風呂へご案内いたしましたわ♡」「その後は各個撃破を避けるために四体で固まっている」「おかげで向こうの索敵範囲はかなり狭くなった」「魔王も相変わらず私に迫ってるけど、”目”である人形を使えない状態でマーキングと〈転移〉で逃げる私を捉える方法は今のところなさそう」「マザーは手駒のアーク・グレーターを全て失った」「残りの戦力は問題にもならない下位のタラテクトぐらい」「これはかなりチャンスじゃね?」「戦力を立て直される前に仕掛けるべきか・・・」「並列意思が攻撃を続けてるはずなんだけど、今どのくらい削れてんのかな」「チート能力、マーキング経由の遠隔鑑定〜!!」と鑑定を発動すると、クイーンタラテクトの能力値は大幅に弱体化していたことを知った。

蜘蛛子は「すごい・・・能力値が1/4くらいまで落ちてる、もはや私の方がステータスでは上回ってるやん・・・」「やるか!!マザー攻略!!」「母よ、私は今、あなたを超える!!」とマザーの討伐を決意した。

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