【蜘蛛ですが、なにか？】56-2話のネタバレ｜エルフのボス「ポティマス・ハァイフェナス」が登場

蜘蛛ですが、なにか？56-2話のネタバレを掲載。56-2話では、蜘蛛子がエルフに襲撃される吸血鬼っ子の救援に駆けつける。そこで、エルフのボスであるポティマス・ハァイフェナスと交戦となる。蜘蛛ですが、なにか？56-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか？56-2話のネタバレ

蜘蛛子が「エルフが動いているなら・・・狙いは吸血っ子！！」「領主邸はどうなってる！？」と千里眼を発動すると、案の定領主邸はエルフに襲われていた。

蜘蛛子が「吸血っ子は生きてる！！」「でも、「これかなりヤバい状況っぽいな」「領主夫妻は・・・くそっ！！殺られた後か！！」と状況を把握すると、エルフが「厄災をもたらす吸血鬼め」「主従もろとも死ね」と魔法を発動する。

蜘蛛子は「しまった見てる場合じゃない！！」「〈転移〉！！」と転移を発動し、「タラテクトチョッピングライ・・・レフトぉ！！」とエルフの顔面に拳を叩き込んだ。

蜘蛛子が「魔法発動より物理で殴ったほうが断然速い！！」「多分これが一番速いと思います」「ついでにザコも最速で処理！！」「吸血っ子は無事かな？」と吸血っ子を見ると、ソフィア・ケレン人族・吸血鬼、メラゾフィス人族・吸血鬼と表示され、「うおおーい、待て待て待て！！」「赤さん・・・お前吸うたんか！！吸ってもうたんか！！自分も家臣を吸血鬼にーーー！！」と男も吸血鬼になっていることに気づく。

「・・・いや、逆に一人しか吸えなかったのか」「吸血鬼化して命が助かるなら両親を後回しにするわけないし」「とりあえずイケオジは回復しよう」と治癒魔法を発動すると、「・・・ふん、これはまた・・・奇妙な生物に邪魔されたものだ」「アリエルの眷属のようだが・・・初めて見る魔物だ、何者だ貴様」とエルフが立ち上がってくる。

蜘蛛子が「こいつ・・・私の全力パンチが効いてないだと？」「そこらのエルフと格が違うって事か」「〈鑑定〉！！」と鑑定しようとするが、「鑑定不能」が表示されエルフからも「無駄だ」と言われる。蜘蛛子が「〈支配者権限〉で守られた魔王すら鑑定できた〈叡智〉様が無効！？」「魔王の名前まで知ってるし・・・ヤバい匂いしかない」「吸血っ子達を拾って撤退だ！！」と〈長距離転移〉を発動させようとするが、エルフが「させん、「抗魔術結界」ーーー起動」と魔法を発動させる。

蜘蛛子が「見た目の変化は何もない」「でも、何かがおかしい！」「この世界すべてが私にそっぽを向いたようなーーー！？」「魔法が構築できない・・・」「いや、それどころか固有スキルの蜘蛛糸も出ない！！」「スキル全封印！？どんだけ強力な結界よそれ！！」と気づくと、エルフが「何者かなど聞くまでもないな、貴様は今ここで死ぬ」「我が名はポティマス・ハァイフェナス」「魂へと還り我の礎となれ」と剣で斬りかかってくる。

蜘蛛子が「「体が重い・・・」「ヤバい、これは相当ヤバい！！」「この世界の強さは〈スキル〉と〈ステータス〉」「生物としての能力よりもシステムが優先だ」「でも、この”結界”は世界のシステムをすべて否定する」「スキルとステータスの補助のない私はただのでかい蜘蛛・・・アンド運動音痴」「こんな状態で何ができる！？何すればいいの！？」とうろたえていると、ポティマスの回し蹴りをなんとか躱し、「あぶぶぶぶ、あっぶなぁ！！」「〈思考超加速〉で見切らなかったら脳天割れてたわ！！」と考えていた。

蜘蛛子が「ん？」「待って、何で私スキル使えてんの？」「この結界でも封じられないスキルがあるってこと？」「やっぱり糸は出せない・・・出した瞬間に消えていってる」「つまり、体の外に出たらアウト？」「精神スキルは体内で効果が完結してるから妨害できないのね」「ステータスもかなり下がったけど、完全になくなった訳じゃないっぽい」「そして、相手もスキルを使ってこないーーーいや使えない」「条件は同じってことか」「いやいやいや、全然同じじゃないわ！！」「あっちはスキルなしで戦い慣れてんだしこっちガン不利じゃん！！」「なんか私の有利なところは？」「えーと頭が二つ？それから・・・」と考え始め、〈思考超加速〉により「あったわ・・・私の有利」「手足が重くて・・・鎌がある！」と思いつき鎌で襲いかかる。