蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】49-1話のネタバレ|パペットタラテクトの正体が判明

蜘蛛ですが、なにか?49-1話のネタバレを掲載。49-1話では、パペットタラテクトの正体が明かされる。そして、蜘蛛子は新スキルでパペットたちを追い詰める。蜘蛛ですが、なにか?49-1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?49-1話のネタバレ

蜘蛛子は「〈パペットタラテクト〉、こいつの正体がだんだん分かってきた」「”タラテクト”と言うけど、蜘蛛であって蜘蛛じゃない」「人形ボディの心臓部にガチガチに物理&魔法コーティングされた”核”があり、その中に拳くらいの蜘蛛が入っている」「そこから全身に張り巡らせた糸を〈繰糸〉で動かして体を操作している」「スキルや動きは蜘蛛より人間に近い」「そのくせ人間にはできない動きも平然としてくるから挙動が読みづらい」「六本も腕があって武器を持っている上に、その武器スキルも上乗せされるとか反則じゃね?」「相性はそれほど悪くないと思うけど、なんせ基本能力の差がありすぎるのよ」「対策と言ってもどこから手をつけたもんか・・・」と考えていると糸が張っていることに気づく。

蜘蛛子が「もう来たか!!考えるヒマも与えてくれない」と立ち上がると、パペットが襲いかかってくる。

「また新型!!これで八号目」「何体作ったんだ、魔王めーーー!!」「うおおお緊急避難室オープン!!」とあらかじめ作った穴に避難し、「〈長距離転移〉!!」と魔法を発動し迷宮内に逃げ込んだ。

「地上も迷宮の中と大して変わんない危険度になってきたわ」「とりあえずここにも脱出口を作っとかないと・・・」「・・・と、最近はこんな調子で増産された人形と追いかけっこしている」「しかし、地上にも追手を放ってくるとは」「〈睡眠無効〉はなかったら確実に過労で死んでるわ!!」「探索を広げてマーキングして逃走して・・・その繰り返し」「その後の調査の結果、どうやら人形は全部で”十一体”いるらしい」「数が増えた事で対策もさらに難しくなってしまった」「私が人形達に勝ってる部分ってぶっちゃけ魔法だけなんだよねぇ・・・」「真っ向勝負で勝てない以上、罠にハメるしかないんだけど、一体ずつ倒すと手口がバレて以後は使えなくなる」「なるべく一気にまとめて倒したいけど、今あるスキルではちょっと無理くさい」「となると活路は新スキルか・・・」「なんか使えそうなスキルはないかな?」とスキル一覧を見ると、「おっこれは!!」と空間魔法〈空納〉のスキルに目をつける。

「ゲームでおなじみアイテムボックスか!!便利じゃん!!」「人形相手には一ミリも不要だけどとっときたいなー」「・・・待てよ、入る物によっては人形相手にも使えなくはないぞ」「よし!!取得しよう」「ついでに迷ってた他のスキルも取ってしまうか!!」とスキルを取得していった。

蜘蛛子は3体のパペットから逃げていた。

「ひい〜〜〜っ、三体引きつけるのはさすがにきつい!!」「でも、”作戦”は始まっちゃったんだ、やりきるしかない!!」と走ると、側の壁からさらに3体のパペットが現れた。

「一対六!!足を止めた瞬間に即死だ」「得意の速度でも負けてるから長距離じゃ必ず追いつかれる・・・」「しかし、今回はちゃんと仕掛けを用意してある!!」と秘技スパイダーピンボールを発動する。

蜘蛛子は「そして、反射の瞬間に〈繰糸〉を発動させて・・・簡易バリケードに変化する!!」「こんなものすぐ破られるけど・・・一旦足を止めて切断する時間が数秒必要だ」「その数秒が今は何よりも生存に繋がる!!」となんとか逃げ続ける。

「間に合え・・・あと少し・・・!!」と目指す場所に辿り着いた。

蜘蛛子は「行き止まりで一対六・・・迷宮内にいた人形全員に取り囲まれている」「だけど、一見絶望的なこの状況こそ私の狙った形なのよ!!」と〈土壁〉で出口を塞ぐ。

「これでこの部屋は密室状態」「残念ながら・・・まともに戦う気はないのよ・・・」「〈空納〉!!」とスキルを発動し、密室に大量の海水を流し込んだ。

「人形の体は多分私の外骨格と似た生体部品で出来てる」「つまり、私と同じ”浮力が強すぎる”特性も共通してるというわけだ」「動きを封じ込めるため、〈空納〉に大量に海水を詰め込んで持ってきたんだよ!!」と蜘蛛子は新スキル〈遊泳〉で泳いでいく。

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