蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】12話のネタバレ|下層到着で魔物が一気にレベルアップ

蜘蛛ですが、なにか?12話のネタバレを掲載。12話では、女子高生が下層に到着していく。下層は魔物のレベルが一気に上がり、再び危機に晒されることとなる!?蜘蛛ですが、なにか?12話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?12話のネタバレ

・・・どれくらい埋もれていたのか。女子高生が地龍のブレスの後に残った残骸の中から顔を出し「地龍はいなかった」「私は助かった」「生き残った・・・なんてすばらしい事なんだ」と感じていた。

「しかし・・・とんでもないなブレス」と目の前の壁が地龍のブレスでえぐれていることに気づいた。

「今回は運良く生き残れた」「けど、もう一度同じ事が起こったら今度こそ生きてはいられないだろう」「明らかに地龍は巣を「煩わしいもの」と認識していた」「となるともう巣は作れない」「というかもう怖くてそんなことできない」「”地龍に会えば死ぬ”・・・それだけだ」「幸運な事に私は二度もそれを回避した」「・・・幸運だっただけか?」「隠密」「もしかしてこのスキルのおかげか?」「ひたすら隠れて地龍の生活圏から脱出する、これしかない」「地龍の足跡の先には大きな通路がある」「そっちとは逆に進む」「誰が好き好んで同じ方向に行くか!!」「敵の位置が判るスキルとかないもんかな・・・」「それがあれば地龍の位置を確認して進めるのに」「できればマップも欲しい」「〈探知〉が使えればよかったんだけどやっぱり酷い頭痛で使い物にならない」「この道が安全な場所に繋がっているのか判らない」「更に危険なエリアに直結してるかもしれない」「そうなったら死ぬかな」「願わくば今よりマシな所に通じてますように・・・」と神頼みで前に奥に進んでいく。

ある程度進んだところで何かの気配を察知し「なんかいる!!」「隠密かけ直しアーーーンドスニーキング!!」「そして鑑定!!」と鑑定を発動すると、フィンジゴアットとカマキリの魔物・エルローグレシガードLV7の戦闘シーンを目の当たりにする。

エルローグレシガードがフィンジゴアットを切り裂いていくと、女子高生は「うわっ一撃!?あの蜂結構硬いよ!?」「やばい・・・制空圏に蜂を全く寄せつけてない」「あれ・・・蛇より明らかに強くね!?」「あいつも鑑定!!」と鑑定し、「「エルローグレシガード」、エルロー大迷宮下層に生息する蟷螂型の生物。鎌による強力な物理攻撃を得意とする。」と伝えられる。「んっ、また無視できない単語が・・・」と「エルロー大迷宮下層」を調べ直すと、「へー、ここ下層かー、ていうかまだ下があるのかー(棒)」「強力な魔物がいっぱいかぁー(棒)」「まあ、あのカマキリはかな〜り強い方なんだろうな・・・」と考えるが、カマキリが何かに吹っ飛ばされていく。

降ってきた巨大な蜘蛛グレータータラテクトLV18を見て女子高生は「私の超進化系だーーー!!」「私・・・進化したらああなるのか・・・」「っていうかあの蟷螂を糸も使わず牙だけで瞬殺したよね・・・物理高すぎじゃね!?」「私まだ攻撃ステータス21なんですけど」「何回進化したらああなるんだよ・・・」「とりあえず見つかる前に退散!!」「うん、でもよくわかった」「この下層、やばい」と危機感を覚えていた。

「何がって?見たまんまだよ!!」「マジで隠密が生命線だわ・・・」「早まったかなー・・・蜂の魔物強行突破したほうがよかったかなー」「でも、今のところ地龍みたいにどうしようもない程の危機感はないんだよなー」「蜂に倒されるくらいの魔物もいるわけだし・・・蟷螂と大蜘蛛以外は何とかいけるんじゃない?」「なぜかスタミナは満タンのままだし・・・焦る必要はない」「いけそうな奴は食料にして基本隠密でじっくり行こう」と行動を開始するが、「いやぁ〜〜〜、下層パないわ」「翼の生えたライオンとか!!蛇の新化形っぽい大蛇とか!!とんでも魔物の宝庫ですよ!!」「減らなかったスタミナがついに減りだしたんで寝たんだけど・・・ぶっちゃけ全然眠れなかった」「目立たないようにホームなしで寝てみたらこの有様、まあ前世は平均睡眠時間四時間だったし多少は大丈夫か・・・」「問題は食料だ・・・と意気込んだけど、食糧問題は割とあっさりどうにかなりそう」「下層の魔物の強さはおかしい!!」「けど・・・なぜか上層レベルの魔物も混在してる」「そいつらは何を食べてるのか?」「それはもちろんもっと弱い魔物、こいつらがちょろちょろ下層にもいる」「その「一番弱い魔物」たちの共通点は・・・全員有毒」ということに気づいた。

「目から鱗だわ・・・私生まれつき毒耐性持ちで気にせず食べちゃってたけど、普通は毒物食べないよね」「見つかってもそういう理由で見逃してもらえるかもしれない・・・」「その最弱クラスの魔物たちが食べてるのは同レベルの弱い魔物」「そしてもう一つ・・・」と床を這うエルローゲーレイシューLV3に視線を向けた。

「虫・・・?いやタニシ?」「よし、タニシ虫と呼ぼう」「そこらじゅうにいっぱいいるのに何でみなさん食べないんだろう?」と不思議に感じながら噛みつくと、凄まじい味に悶絶してしまう。

「なんっ・・・これっ・・・ないわぁアアア!!」「この世の味じゃない!!」とキレると、「熟練度が一定に達しました。スキル〈腐食耐性LV2〉が〈腐食耐性LV3〉になりました。」と告げられ、「どんな属性してんだよオイイイイ!!」「うわぁ、あまりの不味さにHP減ってる」「そんな減り方あるんだ!?」と驚いていた。

「こんなもの二度と食う気がしない」「・・・しないけど・・・お残しもしない主義なんだよなぁ・・・」と再度口に運び、「そんなわけでどうしようもなくなったらタニシ虫を食べよう・・・本当に最後の手段だけど・・・」「気を取り直して移動再開だ!!」と再び悶絶していく。

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