蜘蛛ですが、なにか？47-1話のネタバレを掲載。47-1話では、蜘蛛子がマザーの戦力を削ぐためのゲリラ作戦を始めていく。作戦はうまくいっていたが、蜘蛛子には別の脅威が迫っていた！？蜘蛛ですが、なにか？47-1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか？47-1話のネタバレ
Dとの話を終えた蜘蛛子が「さて・・・今後の方針を決めよう」「思いがけず〈不死〉のスキルをゲットできたけど、バカ正直にマザーに突っ込むわけにはいかない」と考えていると、スマホが現れDが「あ、もう一つ、あなたが”彼女”に勝てるよう祈っていますよ」「願わくば生き残って私を楽しませてください」「よろしく・・・」とだけ伝えスマホごと消滅した。
蜘蛛子が「”生き残って”？Dめ・・・！」「〈不死〉を手に入れた私にわざわざそんな事言う？」「その意味はたぶん・・・〈不死状態〉でも条件次第では死ぬ事があるんだ」「それに命を取らなくても封じ込める方法はある」「〈転移〉を何かの魔法で妨害した上で、ガチガチに固められたらどうしようもない」「〈不死〉は最後の手段くらいに考えておいた方がよさそうやね」「あと残る問題は・・・”人形”だな」「真正面からやりあって勝てる相手じゃない」「”死なない”だけで、一方的に切り刻まれ続ける事になる」「アラバ戦みたいに搦め手を練る？いや、ここは発想を変えよう」「マザーとパペットとはやり合わない、それ以外を徹底的に叩く！！」と作戦を決め、「出撃！！ゲリラ戦じゃあ〜！！」と行動を開始した。
上層に到着した蜘蛛子は「おい・・・なんか蜘蛛多くね！？」「上層ってこんなだったか！？」「マザーめ、〈産卵〉して行きやがったな！！」「マザーは〈産卵〉スキルで単為生殖で子供を増やす事ができる」「私もこれで産まれたわけだ」と気づいていく。
「畏怖効果が効いてない・・・マザーの指令が私の畏怖を上回ってるのか」「私と並列意思を合流させないよう、”接続”を塞いだせいで私の居場所が判らない」「その代わりにベビーをバラ撒いて”目”として使ってるわけか・・・」「その策・・・あえて乗ってやろう！！」と蜘蛛たちを斬りまくる。
「うーん弱い！！悲しくなるほど弱いな、スモールレッサー」「進化までいけるのは一〜二匹か、ゼロもありえるんじゃないの？」「つまり、私は生存率1％以下を生き延びたハイパー個体か！！」と自画自賛していると、成体タラテクトが現れた。
蜘蛛子が「成体か・・・ベビー達よりマシとはいえ悪いけど相手にならんよ？」と暗黒弾で一掃し、「私を殺りたきゃ最低でもグレーター連れてこいや！！」「それでも勝てたら奇跡だけどな！！」と叫んだ瞬間、何かの気配を感知する。
「来た！！」「このすさまじい速度・・・間違いない！！」とパペットタラテクトの存在を察知すると、「うぃーす、久しぶり！！」「急がせて悪かったね〜」「でも残念、来たばっかだけどさよならだ！」「アディオス！！」と転移魔法で逃走した。
外界に移動した蜘蛛子は「パペットの反応を感知した時から転移魔法を構築しといたのだ！」「マーキングも付けたし、この感じなら十分追撃を振り切れるな」「こうやって地上と上層を転移しつつ、本腰入れて蜘蛛狩り続行じゃ！！」と眷属狩りを続けていく。
アークを打倒した蜘蛛子が「ここで一匹減らせたのはかなりでかい！！」「何だかんだでアークはパペットに次ぐ強敵だ」「一対一なら何とかなるけど、乱戦になったら普通に殺られる」「おっと！！パペットの気配」「撤収！！」と再度転移魔法で外界に逃げた。
「この鬼ごっこを何度かやったけど、パペットは一体だけらしい」「ここまでお互い煮詰まった状況で手札の出し惜しみはないだろうしね・・・」「とりあえずこのまま戦力削って地上の探索を続けていこう」と考えると、目の前に海が広がっていることに気づく。
海ではしゃぐ蜘蛛子は「このまま時間を稼いでいれば、いずれ並列意思がマザーを倒してくれる」「マザーを倒せばレベルも上がるし、パペットもその後で対処すればいい」「万一のときは「不死」もあるし！！」と楽観的に考えていたが、後に蜘蛛子は「私は油断していた」「あなたが彼女に勝てるよう祈っています」「Dの言葉の意味を私は完全に取り違えていた・・・」と振り返ることになる。
