蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】46-2話のネタバレ|管理者Dの正体が明らかに

蜘蛛ですが、なにか?46-2話のネタバレを掲載。46-2話では、管理者Dからこの世界の秘密が続々と語られる。そして、Dの正体も明かされていく。蜘蛛ですが、なにか?46-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?46-2話のネタバレ

スマホから「もしもしDです」と聞こえるが、蜘蛛子は「聞こえない聞こえなーい」と話を聞こうとしなかった。

するとDが「・・・何ということでしょう、私の手になぜか「蜘蛛自爆ボタン」が・・・」と脅し、蜘蛛子は「ごめんなさい、許してぇぇ」「ってか何よ、そのボタン!?」とツッコみ、Dは「冗談です、安心してください」「そんな物なくても蜘蛛一匹を汚い花火に変えるぐらい簡単ですし」と淡々と語る。Dが「あなたのように面白おかしい存在、ムダに散らすようなことはしませんよ」と伝えると、蜘蛛子は「あ、そっすか、光栄っすわ」と適当に返し、Dが「・・・自爆・・・」とからかう。

蜘蛛子が「で、今日は何の用?」と尋ねると、Dは「純粋にお祝いですよ、”不死”へ至った」と答えた。蜘蛛子が「ああ・・・その件について聞きたいんだけど、何でこんなブッ壊れスキルを作ったわけ」?」と素朴な疑問をぶつけると、Dは「人は・・・満たされると最後に何を求めると思います?」「富・権力・名声・・・そして不老不死」「その夢が「スキル」として存在するならば、人はなんとしても手に入れようとする」「全てを犠牲にして頑張って頑張って・・・力尽きる」「その飽くなき努力の結晶は・・・」と説明したところで、蜘蛛子が「「管理者」が美味しくいただくってわけね」と察していた。Dが「実に効率的だと思いませんか?」と返すと、蜘蛛子は「マジで性格腐ってんなー・・・」とドン引きしていた。

蜘蛛子が「でも、”手に入らない夢”、ポンと私がもらったのどういう事よ?」と聞くと、Dは「「ザナ・ホロワ」は不死の魔物という設定なので・・」「もっとも本当に進化してしまう個体がいるとは予想外でした」「二つ前の「ゾア・エレ」は〈腐食攻撃〉を持っていますが・・・〈腐食耐性〉はありません」「つまり、〈腐食攻撃〉を使った瞬間に自らも絶命する運命です」「もし奇跡的に「エデ・サイネ」に進化したとしても、さらに強力な〈死滅の邪眼〉を獲得した上に耐性は無いまま」「遅かれ早かれ全ての個体が死に絶えるはずなんですよ」「よかったですね、耐性があって」と説明し、蜘蛛子は「・・・カエル、マジでありがとう」と感謝していた。Dが「あなたは初めて「ザナ・ホロワ」に進化した個体、世界で唯一のユニークモンスターです」「おめでとうございます、パチパチパチ〜」と伝えると、蜘蛛子は「その口調だとなんか全然嬉しくないわ・・・」と微妙な表情をしていた。

蜘蛛子が「いや・・・だって今までもさあ・・・〈禁忌〉とか!」と禁忌スキルに言及すると、Dは「〈禁忌〉はよくできた仕掛けだと思いませんか?」と返すが、蜘蛛子は「思わないね、私は別世界の住人だったから”不快”なぐらいで済んでるけどさ」と返し、「・・・とは言え、全貌は私も掴みきれてない」「マザー対策でそれどころじゃないんだよなぁ・・・」と考えていた。Dが「ああ、ちなみに今あなたがやっているのは”システム外攻撃”ですよ」「私はああいう事ができるスキルを実装した覚えはありませんから」と伝えると、蜘蛛子は「てことは・・・”神の領域”に踏み込んでるってこと?」と尋ね、Dは「簡単に言うとそうなります」と答える。蜘蛛子が「ふふふふ・・・これは私が”神”になる日も近いようだな」と調子に乗ると、Dは「期待しています」とだけ返した。

蜘蛛子が「え、いや、今のはツッコんで欲しかったんだけど」と焦るが、Dは「本心ですよ、私はあなたがこちらに辿りついて欲しいと思ってます」と伝えた。蜘蛛子が「マジか」「あんた・・・何企んでんの?」とぶっこんでいくと、Dは「言ったはずですよ、”娯楽”だと」「楽しませていただいてます」「今日は気分もいいので・・・いくつか質問に答えてもいいですよ」とまさかの発言をした。

蜘蛛子が「え?マジで!!ヤバい、何聞こう!?」「そうね・・やっぱこれか」「私なんで”この世界”に転生したの?」とそもそもの疑問をぶつけると、Dは「ああ・・・それは最初から説明しましょう」「まずあなたは元の世界の教室で死にました、ここまではいいですか?」「その理由は先代の「勇者」と「魔王」が関係しています」と説明を始める。蜘蛛子が「え??」「何でその二人が地球に干渉できんの」「こっちの世界のシステムとは関係ないでしょ?」と意味がわからないでいると、Dは「「世界の壁」を超えたんですよ」「共に高位の〈次元魔法〉の使い手だった二人が協力し、世界の壁を超える魔法を編み出しました」「ですが、あまりに高度かつ巨大な術式のうえに世界の補助もなく、発動には至ったものの制御を失ったエネルギーが暴走・・・」「目標ではなかったあなた達の教室の人間二十五人を吹き飛ばしました」と告げた。

Dが「魂は分断され魔法を放った側の世界に逆流・拡散する所でした」「私は何とか魂の同一性を保護し、元の記憶と〈n%1=W〉スキルを与え、そちらに全員転生させたのです」と語ると、蜘蛛子は「苦肉の策か・・・」「てか。私以外も全員こっちに」「ん!?待った、二十五人!?」「うちのクラス先生を入れて二十六人よ・・・一人足りないやん!!」とツッコむが、Dは「足りてますよ、あと一人は・・・”私”です」と衝撃の事実を告げる。

蜘蛛子が「うおおい!!じゃあ、あの中にいたんかい!!」「あんた”誰”よ!?」と問い詰めるが、Dは「それは秘密です」とボカす。蜘蛛子が「ちょっと待て!!そもそもの目標ってまさか・・・」と予想をぶつけると、Dは「暴走はしましたが、目標の”私”にはちゃんと命中していたんですよ」「ただ、魔法の範囲を収束しきれずに周りを巻き込んだ上に私も倒せませんでした」「責任は感じているんです、魂を保護したんですよ」「本来そちらの世界にそんな余裕はありませんからね」と答えた。

蜘蛛子が「ってか、勇者と魔王が手を組んで狙うってあんた何したのよ・・・」と尋ねると、Dは「何も?」「どうやら「管理者は敵だ」と吹き込んだ者がいるようですね」と答えた。蜘蛛子が「誰なのそいつら?」とさらに深堀りしようとしたが、Dは「では質問はここまで」「今後も面白く観させていただきます」「観ますとも、ポテチ片手にゲームしながら」と告げた。蜘蛛子が「おい!!あんたまだ日本にいんの!?」と声を荒げると、Dは「ポテチ新味美味しいです」「あ、アイスもあるんですけどチョコとバニラどっちがいいと思いますか?」と言い、蜘蛛子は「うるせーーー、消えろぉ!!」と怒りをぶつけていく。

Dが「ではまた」とスマホごと消えると、蜘蛛子は「くそ・・・邪神め!!」「思いがけずいろんな事がわかった・・・」「特に同級生の存在!!」「でも、それも全てDの”娯楽”の玩具か・・・」と複雑な心境に陥っていた。

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