蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】26-1話のネタバレ|蜘蛛子が火竜を撃破

蜘蛛ですが、なにか?26-1話のネタバレを掲載。26-1話では、ついに蜘蛛子が火竜を撃破する。そして、蜘蛛子は〈魔王〉のスキルを獲得していく!?蜘蛛ですが、なにか?26-1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?26-1話のネタバレ

蜘蛛子が「毒魔法レベル7・・・〈麻酔弾〉!!」を繰り出す。

火竜が動かなくなると、「ステータスがいくら高くても状態異常には勝てないのね・・・」「さて、獲物が溶岩の中に沈んじゃう前に大き目の陸地は・・・と」「早めに倒した奴らはほとんど沈んじゃったけど、残ってるのはいただかないともったいない」「引き上げたら回復する前に麻痺毒を追加しておいて・・・と」「では鰻を捌き、いや捌いてまいりましょう」「せーの、蜘蛛猛毒!!」と鰻の口を開き猛毒を流し込み、「経験値が一定に達しました。個体ゾア・エレが〈LV9〉から〈LV10〉になりました。」と告げられる。

「安心しろ・・・苦しまずに逝かせてやるから」「二匹目え!!」と次の鰻に毒を食らわせると、「経験値が一定達しました。個体ゾア・エレが〈LV10〉から〈LV11〉になりました。」「条件を満たしました。称号〈恐怖を齎す者〉を獲得しました。称号〈恐怖を齎す者〉の効果により、スキル〈威圧LV1〉〈外道攻撃LV1〉を獲得しました。」と告げられ、蜘蛛子は「まーた物騒な称号だよ・・・」「称号だけ見たらもはやただの危ない人じゃん!!」「まあ後で確認しよっと」「戦闘中他の称号も入手してたみたいだしそっちも調べないと」と仕事を進める。「というわけで君にもプレゼント♡」「丹精こめて作ったんだよ〜、よ〜く味わってね」「はいア〜ン♡」「死ぬほど美味しい?そっかぁ〜嬉しいな〜♡」と毒を流し込んでいくと、魔法担当が「情報担当こわっ!!」と体担当とともに現れる。

情報担当が「あ、お前ら復帰したん?」と言うと、魔法担当は「”同調レベル最大”もう解放してよさそうだし」と伝え、情報担当も「まあね、あと火竜だけだね」と言う。

「「同調レベル最大」は私が勝手に名付けた並列意思を全て同調させる技だ」「三つの意識が一つになって寸分の狂いなく動いてくれる」「一つの行動を三倍の能力で処理できるようになるのだ!!」「しかし、意外とあっさり勝ててよかった」「思ったより強くなってたのかね私・・・」「魔法担当のお陰で魔法の幅はグッと広がった・・・」「そして、状態異常のヤバさを再認識した」「麻痺したらいくら強くても為す術はない」「・・・今の火竜のように」「火竜がアホでよかった・・・」「敗色濃厚になった時点で私なら速攻撤退するけどねえ」「この火竜は退く事を知らない脳筋だった」「・・・もしかすると・・・コイツ今まで”危機”ってものを知らずに生きてきたんじゃないかな」「ああ・・・かもね〜」「「負ける所が想像できない」ってか?」「哀れな裸の王様よ、最初で最期の敗北を与えてあげよう」と毒で火竜にトドメを刺した。

すると「経験値が一定に達しました。個体ゾア・エレが〈LV11〉から〈LV12〉になりました。個体ゾア・エレが〈LV12〉から〈LV13〉になりました。経験値が一定に達しました。個体ゾア・エレが〈LV13〉から〈LV14〉になりました。経験値が一定に達しました。個体ゾア・エレが〈LV14〉から〈LV15〉になりました。」「熟練度が一定に達しました。スキル〈魔王LV1〉を獲得しました。」と告げられる。

「では情報担当」「あ〜ハイハイ、だるい作業が待ってるぜ・・・」「体担当が鰻をはいでる間に獲得したスキルと称号のチェックだ」「ていうか何よ「魔王」って・・・」と鑑定をすると、「「魔王」各ステータス値をスキルLV×100上昇させる。また全ての耐性も上昇させる。」と表示され、「おおう・・・なんつーすごいスキルだ」と感じていた。「次は称号だ」「確か鰻倒した時〈竜殺し〉なんての入手してたな・・・」とさらに鑑定を行い、「「竜殺し」スキル〈生命LV1〉〈竜力LV1〉取得条件:竜種を一定数撃破。効果:竜・龍種に与えるダメージ数増。多くの竜種を倒した者に贈られる称号」「「恐怖を齎す者」スキル〈威圧LV1〉〈外道攻撃LV1〉取得条件:他者に〈恐怖耐性〉の熟練度を一定以上稼がせる。効果:姿を見たものに外道属性〈恐怖〉効果。恐怖の体現するものに贈られる称号。」と表示された。

「うおい!!〈竜殺し〉はいいとして・・・「恐怖を齎す者」の効果やべえ!!」「私のこと見るだけで恐怖を覚えるってこと?」「ダメじゃん、マイナス効果じゃん!!」「ナマズとか気の弱い魔物は私を見た瞬間逃げるでしょこれ!」「しかも”スキル”じゃないからオン/オフができなくね!?」「まあいいや・・・取っちまった物は仕方ない・・・」「次はスキルだ」と再度鑑定を発動すると、「「竜力」竜の力を一時的に得る。」と表示される。

「お、ステータスがちょっと上がる」「MPとSPを両方使ってステータスを強化するのね」「〈魔闘法〉〈気闘法〉と違うのは魔法系ステータスも上がるみたい」「その二つでかなり効果あるのに更に強化できるの!?」「レベル1だから大した量じゃないけど将来的には・・・」「いいわ〜、それいいわ〜」とニヤニヤが止まらなかった。

「さて残るは・・・」と再度鑑定を発動すると「「威圧」周囲に外道属性〈恐怖〉の効果を与える。」と表示され、「お前もかい」「こっちはオフにできるけど・・・称号の方でもう手遅れだわ」と感じていた。「「外道攻撃」攻撃に外道属性〈破魂〉を付与する。外道属性「破魂」魂を直接破壊する属性。」と表示され、「もはや精神攻撃ってレベルじゃねえぞ!!」「・・・今度試してみよう・・・」と恐ろしくなっていた。

「〈竜殺し〉は単純にプラス」「〈恐怖を齎す者〉はプラマイで収支微妙・・・」「スキルはこんなもんか」「そして、スキルポイントが大量に入った事で私の求めていたスキルに手が届く!!」「「空間魔法」(500)空間を操る魔法。」という表示を見て、「これよこれ!!チートスキルの定番!!」「狙いはズバリ”テレポート”!!」「そして、”アイテムボックス”!!”異空間に別荘”!!」「ま、アイテムはほぼ持ってないし・・・別荘なんて相当高レベルにならないとムリだろうけど」「でも、テレポートがあればこの広大な中層をノコノコ歩く必要なくなる!!」と希望を感じていた。

「現在スキルポイントは500です。スキル〈空間魔法LV1〉をスキルポイント500使用して取得しますか?」と聞かれると、「イエス!!」と即答し、「〈空間魔法LV1〉を取得しました。残りスキルポイントは0です。」と告げられ空間魔法を取得できた。「よし、早速レベル1でも使える魔法を試そう、魔法担当!!」と声をかけるとい、魔法担当は「あいあいさ〜」「空間魔法レベル1〈座標指定〉」と念じる。

「これ・・・何なん?」「「空間を指定」するだけの魔法みたい」「多分レベル2以上の魔法を使う”前提スキル”だね」「これで指定した範囲内に効果が及ぶんだよ」「なるほど・・・まあ取得した事実が大事だね」「魔法担当にはこっちを優先して訓練してもらおう」「・・・しかし・・・あれだけいた火竜の軍勢によく勝てたわ・・・」「火竜にもステータスじゃ勝ち目ないのに麻痺ブチ込んで勝ってしまった」「強さは数値だけじゃない!状態異常特化は想像以上に強いわ」「しかもこのままステータスが上がっていけば・・・物理・魔法・状態異常何でもアリのハイパーモンスターになれるんでない?」「〈魔王〉なんてスキルも取れたし、ホントに魔王名乗ってみちゃう〜?」「我こそは蜘蛛魔王なり!!な〜〜〜んてな!!」と調子に乗っていた。「・・・この頃の私は知らなかった」「「魔王」になるということ」「その意味を・・・」と当時を振り返る。

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