蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】13-1話のネタバレ|〈毒術師〉の称号を得る

蜘蛛ですが、なにか?13-1話のネタバレを掲載。13-1話では、狩りを繰り返した女子高生は〈毒術師〉の称号を得ることになる。そして、毒を生成するスキルを身につけることができた。蜘蛛ですが、なにか?13-1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?13-1話のネタバレ

女子高生は「上層の迷路ゾーンはものすごい数の分かれ道ばっかりだったけど、下層のこの通路はずっと一本道だ」「迷わなくていいけど・・・この道が”最下層”につながってたら上層に戻れなくなるんじゃね?」「・・・嫌な想像はやめておこう・・・きっと中層につながってる!!そう信じよう」「さて、スタミナが減ってきた」「お腹も空いた事だし・・・狩リノ時間ダ。」と狩りを始めようとしていた。

エルローランダネルを確認し「こいつら本当にどこでも三匹なのね・・・」「さすが下層、なかなかレベルが高い」「8のやつは近々進化できるかも・・・」「ってまあそんな未来は訪れないけどね!!」「新兵器、投網!!」と糸で作った網を投げつけ「そして繰糸!!」と絡め取っていく。

「わはは大漁大漁!!」「蜘蛛糸の繊細な作りと繰糸の巧みな操作の夢のコンボなのだ!!」「え、名前まんますぎ?」「いいじゃん、そんな毎回毎回気の利いた名前思いつかないって」「というわけで毒牙でトドメ!」ととどめを刺すと、「熟練度が一定に達しました。スキル〈毒牙LV7〉が〈毒牙LV8〉になりました。」と告げられ、「よしっ、毒牙キタ!!」「LV8って相当強力じゃね!?」と喜ぶ。「では残りの二匹もさっそく、LV8でガブっとな」ととどめを刺すと、「条件を満たしました。称号〈毒術師〉を獲得しました。スキル〈毒合成LV1〉〈毒魔法LV1〉を獲得しました。」と告げられ、「称号キター!!」「毒っすか!?毒っすね!!今日は毒日和ね!!」と大喜びする。

「って言っても、毒魔法は例のごとく”魔法”の使い方わかんないから放置で!」「毒合成の方は・・・毒を作るって事?ちょっと試してみるか・・・」「ささやき、祈り、詠唱、念じろ!!」「毒合成!!」と念じてみると、「〈毒合成メニュー〉○弱毒○蜘蛛毒LV8」と表示され、「本当になんか出た〜〜〜!?」と驚いていく。

「あ、でも表示されるって事は・・・鑑定が有効なはずだよね」と気づき、「「毒合成メニュー」、毒を合成する事ができる。」「「弱毒」、非常に弱い毒。」「「蜘蛛毒LV8」、蜘蛛が分泌する致死性の毒。LV8は非常に強力。」と表示された。「「蜘蛛毒」は元々私の毒」「毒合成LV1で本来作れるようになるのが「弱毒」かな?」「試しに作ってみよう、弱毒〜〜〜!!」と弱毒が吹き出てくる。

弱毒の水たまりができると、「なるほど・・・ちゃんと「弱毒」だ」「素材なしで毒を作り出せるスキルなのか」「う〜〜〜ん、人間なら便利だけど私蜘蛛だしな〜」「ノーコストで毒を生産できるのは凄いっちゃ凄いか・・・」「あ、いや待てよ、ステータスどうなってる?」とステータスを確認すると、MPが減っていることに気づく。

「MP減ってる〜〜〜!!」「うわー、一気に微妙度増した」「レベルが上がると作れる毒の種類が触れるかもしれないけど・・・既に蜘蛛毒っていう強力な毒が作れるからな〜・・・」「けど、使い道があるだけいいよね、魔法の全滅っぷりに比べたら!!」「スキルばっかり増えても使い方が一向にわかんないもんなー・・・」「鑑定上げたらウィキとか見れるといいのに」と考えながら奥に進むと、「危険な下層の一本道を抜けてようやく辿りついた・・・分かれ道!!」「道?ていうかだだっ広い「空間」だ」と広々とした空間にたどり着く。

「え・・・これどこに進めばいいわけ?」「こんな何もない空間困るう〜〜〜!!」「目印になりそうな道はまばらに立ってる石柱くらいだけど、似たりよったりで大して役に立たない」「まあここは迷宮攻略の基本通り」「右の壁づたいに進んでいきましょう」「タニシ虫はそこらじゅうにいるから最悪餓死はなさそうだけど・・・」「しかし広いね・・・縦にも広い、天井まで100mはありそうだ」「ダンジョン内だっていうのに閉塞感ってものがない」「岩だらけだけど大自然の雄大さがある」「この中にいると自分がいかにちっぽけな存在かよくわかる」「前世で世界の卑怯なんかを紹介する番組を見た」「今となっては何でその番組見てたのかさえ不思議だけど、正直美しい景観も感動を覚えるような事はなかった」「画面ごしの私とは関係ない遠い世界の話だった」「無関心・・・けど私はここにいる」「この場所こそが私の住む世界」「無関係じゃない、無関心でもいられない」「ここで私は生きていくんだ」「自分のいる場所に感動するなんて、前世じゃ考えられなかったな・・・」「マイホームに引き篭もってても経験できなかったと思う」「そういう意味ではあの放火犯たちに感謝しないといけないのかも」「あ、なんか思い出してきたらムカついてきた」「やっぱ無し!!今度会ったら投網で巻いて引きずり出して猛毒フルコースだ」「あ〜〜〜、嫌な事思い出しちゃった」「ダンジョンの雄大さを眺めて癒やされましょう」と自然の壮大さに手を合わせると、迫りくる何かに気づき、バグラグラッチLV14を発見する。

「い・・・癒やされねぇ〜〜〜!!」「そうね、ここダンジョン!!大自然違う!!」と上に逃げると、「ココキケンオーケー?」「イエス!!アイム把握」「というわけで、見つからないように気配を殺して逃走開始!!」と逃げようとするが、何かの気配を感じて「うっ、やばい」と危機感を覚えていく。

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