蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】13-2話のネタバレ|〈糸使い〉の称号を獲得

蜘蛛ですが、なにか?13-2話のネタバレを掲載。13-2話では、鑑定スキルのレベルが上がり、改めて周りの魔物の強さを実感することになる。そして、女子高生は〈糸使い〉の称号を獲得し、新たな糸の力を得ていった。蜘蛛ですが、なにか?13-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?13-2話のネタバレ

バグラグラッチにの群れが集まっていき、女子高生が「あっぶねぇ、仲間呼ぶのかこいつは!!」「あんな強そうなのにさらに群れるなんか勝ち目ねぇ〜〜〜!!」と感じていると、「熟練度が一定に達しました。スキル〈鑑定LV6〉が〈鑑定LV7〉になりました。」と告げられた。

「お?おお?おおお!?」「鑑定さんキタ!!これで勝てる!!」「期待は高まるが今はとりあえず気配を消すのだ!!」「そのままコソッと抜けるのだ!!」と安全なところまで逃げ、「このへんは安全っぽいね・・・」「ここでじっくり鑑定さんを試してみようかね」「前回の成長ぶりからしてすごい期待しちゃうよ?」「この上げたハードルを飛び越えてってよ?下くぐるなよ?」「気になる鑑定の結果は!!」と鑑定するとと、自身のスキルが表示された。

え?マジで?本当に?」「見間違いじゃない!?」「スキル表示キター!!マジで鑑定さんグッジョブすぎる!!」「ホントに上がったハードル越えてきおった!!我が世の春がキター!!」「鑑定さん、あんたマジスゲーよ!!ありがとう、マジありがとう!!」「これで・・・これでようやく効果不能だったスキルが鑑定できる!!」「ど・れ・に・し・よ・う・か・な・・・」「よし、まずはこれ!!」と一つのスキルを選び、「「過食」、食事を限界を超えて摂取可能になる。また、その分のスタミナを余剰分としてストックできる。ただし、その分太る。レベルが上昇するとストックできる量が増える。」と表示され、「スタミナが全然減らない時があったのはこのスキルのお陰か!!」「余計に食べた分表示されないスタミナが貯まってたのね」「しかし・・・太るのか・・・私そんな太ってた?蜘蛛だから目立たないだけ?」「人間だったら結構デメリットでかいかも・・・」と考えていた。「さーてどんどんいってみよー!!」と次々にスキルを鑑定し、「「強力」、スキルレベル分、平均攻撃力にプラス補正がかかる。」「「堅固」、スキルレベル分、平均防御力にプラス補正がかかる。」と表示され、「このへんは単純なステータス強化スキルか」「ゴミみたいな私のステでも底上げできるならありがたいわ・・・」と感じていく。「次はこれ・・・初めて見るな、いつ取ったんだ?」「レベル2って事はどっかで天の声聞いてるはずだけど・・・」と見慣れないスキルを確認すると、「「韋駄天」、スキルレベル×100分平均速度に補正がかかる。また、レベルアップ時にスキルレベル×10分の成長補正がかかる。」と表示され、「あ、速度だけ異常に速いのはこのスキルのせいか〜」「そうかそうかなるほどぉ〜」「はいいいいいい!?」「え、何このトンデモスキル!?」「てっきり速いのは種族的なもんだと思ってたんだけど・・・実はこのスキルのせい?」「ダテにネトゲで韋駄天って呼ばれてたわけじゃなかった!」「まさかとは思うけど・・・これが噂に聞く「転生特典」ってやつですか!!」「生まれた瞬間からレアスキル持ちとか特典美味しすぎ!!パねぇっすよ神様!!」「うっひゃ〜、テンション上がってきた!!」とテンションが最高潮に達していく。

「じゃあ、このもう一つの見た事ないスキルは?」とテンションを上げながら鑑定すると、ブブッという音が鳴り「「n%l=W」、鑑定不能。」と表示された。

「測定不能、なんで?」「まあ、名前からしてもバグったみたいな感じだしなー」「なんかちょっとやな感じするけど鑑定できないんじゃしょうがない、せめてマイナススキルじゃないといいんだけど」「マイナスの疑いは・・・むしろこっちだ」と、「「禁忌」、禁忌を犯した者が得るスキル。決して上げることなかれ。」と危険な匂いのするスキルを確認し、「うわー・・・いらねえ〜〜〜!!」「意味深な事言って煙に巻いてるけど、どう考えても呪いとかマイナスの効果だよね、これ・・・」「上げるなって・・・いつの間にか2になってるんですけど」「一々こんなリアクションしてたらキリがないから淡々と済まそう・・・」と他のスキルの鑑定を続けていった。

一通り鑑定が終了し、「大体予想通りだった」「「視覚領域拡張」が赤外線とか紫外線が見えるスキルっぽいけど1じゃ全然変わんないな」「で・・・耐性関係のスキル調べてて判明したんだけど、一つ名前と実態が一致してない属性があった」「「腐食耐性」、死の崩壊を司る属性。」「なにそれこわい、てっきり腐ったもんの事かと思ってた」「タニシ虫この属性あるの!?そりゃこの世の物と思えない味がするわけだよ!!」「あいつ食うのは本当に最後の手段にしよう・・・」と恐ろしさを感じていく。「さあ最後だ・・・魔法系スキル!!」「使い方が不明で放置せざるを得なかった魔法」「これが使えれば私は魔法使いを名乗ってもいいのだ!!」「では鑑定さん!!お願いします」と魔法を発動していくと、「「外道魔法」、魂を直接犯す魔法。使用可能な魔法はレベルに依存する。LV1:〈不快〉LV2:〈幻痛〉」「「影魔法」、影を操る下位の魔法。使用可能な魔法はレベルに依存する。LV1:〈濃影〉」「「毒魔法」、毒を操る魔法。使用可能な魔法はレベルに依存する。LV1:〈毒蝕〉」と表示され、「お?・・・おぅん?うーん・・・微妙」「いや、何も判んないのに比べれば大躍進だけど結局使い方は判んないな・・・」「レベル1呪文は載ってるけどどう使うんだ?」「やっぱ鑑定みたいに念じればいいのか?」と念じるが何も起きなかった。

「何も起きんね・・・」「MPも減ってない・・・不発っていうより発動すらしてないね」「ちょっと期待したけどやっぱダメか」「魔法少女マジカル☆蜘蛛子ちゃんを名乗る日は遠そうだわ・・・」「ちくしょう、割と本気でやりたかったのに・・・」と残念がっていると、エルローダズナッチLV23という魔物を発見する。

「アレ何だろう?」「まあ、謎生物はどうでもいい・・・いや、見つかったらやばいけどさ」「それよりも一部とは言えステータスが見える!!」「三〜四回に一回しか成功しないけど、相手の大体の強さが判るっていうのは大きい」「明らかに数値違うのとかは相手しちゃダメ・・・」「なに?HP818って・・・インフレしすぎじゃね?」「ここ数日で判った事だけど、レベル10を超える魔物はみんなかなり強い」「レベル10でも進化しない上級の魔物だ、逆にレベル10超えがまったくいない魔物はたいてい弱い」「ショックだったのは私が狩ってるザコですらステータスは断然私より高かった・・・」「そりゃ真正面から戦ったら勝ち目ねーわな」「私は奇襲にすべてを賭けよう・・・ザコとか呼んでた連中みんな私より格上だもんなぁ」と自分の力量を把握して悲しがっていた。

エルローコホコロを発見すると糸で絡め取り、「ダンゴ虫なのかネズミなのか・・・」「丸まられると厄介そうだな」「というわけで繰糸でこう、裏側に裏側にこうメキっと・・・うわ。ちょっとグロい」と仕留めていくと、「条件を満たしました。称号〈糸使い〉を獲得しました。スキル〈繰糸LV1〉〈斬糸LV1〉を獲得しました。〈繰糸LV1〉が〈繰糸LV5〉に統合されました。〈繰糸LV5〉が〈LV6〉になりました。」と告げられる。

そして女子高生は洞窟に侵入する人間たちを「ご名答・・・ようこそ私の結界へ」「さあ、殺戮の宴を始めようか」と糸で蹂躙している様を妄想していた。

「っていう展開もできるでしょ?斬糸!!」「うは〜、これはいいわあ〜、厨ニ心くすぐるわ〜斬糸!!」「これはぜひレベルを上げなければ!!」「というわけで(故)ダンゴ虫くんつきあってくれたまえ!!」とエルローコホコロを葬っていた。

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