終末のワルキューレ28話のネタバレを掲載。28話では、ヘラクレスが十二の災禍と罪過最後の御業である冥界より出でし厄災で最強のモードに変身する。ヘラクレスの圧倒的パワーにジャックは再び追い詰められていく！？終末のワルキューレ28話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
終末のワルキューレ28話のネタバレ
冥界より出でし厄災
ヘラクレスは棍棒を宙に投げると、空間が歪み始め「出でよ、地獄の番犬」と言う。
アレスが「まさか・・・あれは・・・」と驚愕していると、十二の災禍と罪過（エルキュール・エクソダス） 第十二の御業 冥界より出でし厄災（地獄の番犬・ケルベロス）を発動した。
それを見てゼウスが「ふむ・・・ここからは時間との勝負じゃな」「あれは圧倒的な破壊力を生む、ゆえに代償も大きい・・・」「相手を屠るか、己を喰い尽くすまであの御業は終わらん」と解説すると、ロキは「へぇ・・・命を燃やす業ってわけか・・・」「倒さなければ刺青に覆われて自分が燃え尽きる・・・」「すごい漢だね・・・」とヘラクレスの精神力の強さに感じ、アレスは「ヘラクレス・・・」「急げよ・・・！！」と感じていた。
それが・・・ヘラクレスの最後の御業であることを・・・今まで最も危険なものであることを・・・ジャックは感じていた。そして・・・殺人鬼の本能は『構えろ』と警告する・・・。だが、あくまでも紳士的に！！
ヘラクレスが「いくぞ」と拳を構えジャック・ザ・リッパーに向かっていくと、拳の破壊力の凄まじさに建物が破壊されていく。
ジャックが瓦礫を手に取り神器かさせヘラクレスに投げつけるが、ヘラクレスはそれを粉砕する。
ヘイムダルが「い・・・いきなりものすごい攻防！！」「走れば地面を殴れば壁を砕くヘラクレスに、砕かれたガレキをも神器に構成し応戦するジャック！」「だが・・・破壊！破壊！！破壊ぃいいい！！！」「ジャックが生み出す神器をヘラクレスことごとく粉砕ぃぃ！！」と実況し、ヘラクレスは隙を突いて大英雄の拳（アフェリス・ヘロス）を繰り出す。
が、ジャック・ザ・リッパーは躱してみせた。
ヘラクレスのさらなる追撃もジャック・ザ・リッパーが躱すと、ロキは壁にもたれながら「あの人間、ブラフだけだと思ったら体術も相当なもんだね・・・」「けど、不屈の闘神を相手に・・・どこまでもつかな？」と口にしていた。ジャック・ザ・リッパーはマンホールを蹴り上げ迫りくるヘラクレスの盾にするが、ヘラクレスの拳はマンホールにめり込んできた。
マンホールを貫きジャック・ザ・リッパーの顔面に拳が直撃すると、ヘイムダルは「無駄無駄無駄ぁあ！！」「どんな神器もまるで無力！！」「なんというパワー！これぞ神の力！！これがヘラクレスだ！！」と実況する。
私好みの色に染めてみたい
ジャック・ザ・リッパーが「・・・wonderful」「・・・想像以上です・・・」とワイヤーを伸ばして建物に登ろうとするが、ヘラクレスが一瞬で追いつき殴り飛ばされる。
吹っ飛ばされたジャック・ザ・リッパーは柵に腹部が突き刺さってしまっていた。
ジャック・ザ・リッパーは突き刺さった鉄柵を抜き取り何とか立ち上がる。
ヘラクレスが「何をやろうとも無駄だ」「この街のどこにもお前の逃げ場はない」と言い放つと、ジャック・ザ・リッパーは「仰るとおりです・・・Sir・・・」「ですがお忘れですか？」、「ロンドンシティすべてが凶器だということを」と告げ、建物がヘラクレス目掛けて倒壊させていった。
コナン・ドイルが「まさか全て計算してたのか・・・？」「ビルを神器化、射程内に誘導足止めし・・・弾かれるのを利用し離脱」「なんという・・・悪魔的筋書き・・・！！」とジャック・ザ・リッパーの邪悪さと強さを感じていると、ヘイムダルが「超巨大神器直撃・・・」「さすがのヘラクレスもこれでは・・・」と実況した。カストルが「どうしたアルケイデス・・・ふざけるなよ」と声を荒げると、アレスも「こんなバカな決着許さんぞ」「立て、立ってくれえええ」と叫ぶ。
すると、ガレキの下から拳が突き出てきた。
ヘイムダルが「な！？」「し・・・信じられねぇ、これは・・・幻か！？」「否！否！！否！！！」「オレたちの英雄が・・・地獄の底から蘇ってきやがったぁあああああ！！」と神器化したビルの倒壊を耐えて立ち上がったヘラクレスを見て叫ぶと、アレスは「そうだ・・・それでいい」「ヘラクレスは何者にも屈しない」「ヘラクレスは何度でも立ち上がる・・・」「あれこそが神々の誇り、不屈の闘神だ！！」と誇らしげに拳を握り締めていく。
ジャック・ザ・リッパーが「Welcom back Sir（おかえりなさいませ）・・・」「私からの特大ギフトはいかがでしたか？」と言うと、ヘラクレスは「何をしようとオレの心は・・・正義は揺らぎはしない」と返す。再びジャック・ザ・リッパーがヘラクレスの感情を見ると大笑いし「はっは・・・ウップス、いたた・・・」「いや失礼・・・ただ・・・あなたのお陰で・・・いま確信できました」「母のあの感情は・・・偽物だった・・・」「真実の愛はこれほどにも美しいものだったんですね・・・」「私は・・・ああ・・・私は・・・そんなあなたを・・・本物の・・・愛に彩られているあなたを・・・私は・・・私好みの色に・・・染めてみたい♡」と邪悪な笑顔を放ち、ヘラクレスは笑いながら「やってみろ」と拳を構えた。
