終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】19話のネタバレ|ポセイドン死亡で小次郎が勝利

終末のワルキューレ19話のネタバレを掲載。19話では、小次郎が千手無双を超えた萬手無双を繰り出していく。そして、ついに小次郎VSポセイドンの闘いが決着を迎える。終末のワルキューレ19話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ19話のネタバレ

今度こそ成るか、神殺し

神器再錬にて二本の剣を手にした小次郎を見て周りの観客たちは「叩き斬られた刀が・・・!!二つに成っただと・・・!?」「な・・・なんていうか・・・すげえ・・・かっこいい!!」と感じていた。

ゲルが「ふ・・・フリストお姉さま・・・」「よかった・・・本当に終わりかと思ったっスよ」「でも・・・どうして折れた神器が二刀に」と喜びの反面疑問を口にすると、ブリュンヒルデは「あれこそ戦乙女次女『フリスト』の特性・・・その名に宿りし能力は・・・震える者!!そして轟かす者!!」「フリストは二つの名(チカラ)が同居する唯一の戦乙女!!」と説明した。

ゲルが「さ・・・さすがヒルデお姉さま、こうなる事を見越してフリスト姉さまを小次郎に・・・」と感心していると、ブリュンヒルデは「キカキカキカキカキカキカキカ・・・」「キカキカキカキカキカキカキカ・・・」「奇貨奇貨奇貨奇貨奇貨奇貨・・・ッ」「奇貨奇貨奇貨奇貨奇貨奇貨奇貨(ラッキィ)〜〜〜ッ!!」「ウッシャラァアアアイ!!」「イケる!!」「さぁ往くのです、佐々木小次郎!!」と全身全霊で喜んでいった。

小次郎が「さぁ、まだ終わっちゃいない」「心ゆくまで闘ろうぜ?海の神様」と二刀を構えると、ポセイドンは「雑魚が・・・」と返し再度猛攻を仕掛ける。

小次郎のあまりの剣捌きに、武蔵の息子である伊織は武蔵の姿を重ねていた。

伊織が「い・・・いま一瞬佐々木が父上に見えたような・・・」「だが、あの動きはまさしく父上の・・・なぜ佐々木が・・・」と疑問を口にすると、武蔵は「いや当然だ」「おそらく佐々木は死んでからもワシと死合うていたのだろう・・・」「何千回、いや何万回ーーー二天一流と心ゆくまで死合うて・・・体に染み込ませたのだ・・・」と説明した。

伊織が「し・・・しかし!!父上を真似し模倣できたからといって・・・小次郎の力が神に及ぶでしょうか?」と不安を口にすると、武蔵は「あれはただの二刀流ではない・・・」「富田流の小太刀!!」「柳生新陰流の水の如き足さばき!!」「一刀流の破壊力!!」「剣聖、上泉伊勢守の千変万化!!」とかつて敗北した強者の技を取り入れていることに気づいていた。

小次郎がポセイドンのトライデントを受け止めたのを見て、武蔵は「そして・・・我が二天一流!!」「真似や模倣ではない・・・奴の魂に我らが宿っている」「あらゆる剣士たちの集大成・・・」「切磋琢磨の末、巨岩はついに天を衝く・・・」「あれぞ天下無双!!佐々木小次郎の二天岩流也!!」と言い放った。

ヘイムダルが「こ・・・こんなことがあっていいのだろうか!?」「海のゼウス、ゼウス・エナリオスと畏怖されるあのポセイドン様が・・・傷だらけだぁああ!!」と実況すると、人類は「す・・・すごい・・・もうダメだと思った・・・思ったけどよ」「頑張れ・・・頑張ってくれ・・・」「今度こそ・・・今度こそ!!」「がんばれぇえ、佐々木小次郎!!」「頼んだぞ小次郎!!」「俺たちの運命あんたに託したぞ!!」と大熱狂に包まれた。幾度も挑んでは跳ね返されてきた・・・人類の願いーーー今度こそ成るかーーー神殺し!!

が、ポセイドンは口笛を吹きながら自らについた血で前髪を掻き上げ不敵な笑みを浮かべる。

ポセイドンは「余の全てを読めたーーーなどと、驕りが過ぎる・・・」と言い放つ。すぐそこまで届くかのように思えた・・・人類の願いはーーーまたしても神の御業によって破られた!!

佐々木小次郎の二天岩流に対し、ポセイドンはただ・・・小細工なしの力勝負で迎えた。小次郎が千手無双で先読みしていくが「だ・・・だめだ、来るとわかっていてもかわしきれぬ・・・!!」と劣勢に陥ったところに、ポセイドンは四十日四十夜の大洪水(メドゥーサ・アロべ・デーメテール)を放った。

ヘイムダルが「キタキタキタキタァアアア!!」「地球全土を飲み込む大洪水のごとき突きの嵐が一気に形勢を逆転させたぁああ!!」と実況すると、アレスが「ポセイドン様の動きが速すぎて・・残像がまるでドームのようだ・・・」と驚き、ヘルメスは「ええ・・・そしてドームの中で荒れ狂うのは斬撃の嵐・・・」「たまりませんよアレは♡」と語った。

小次郎はポセイドンの猛攻になんとか耐えるも手も足も出ない状況だった。

小次郎は「おいおい・・・ウソだろ・・・やっと・・・底についたと思ったら・・・まだまだ先かよ・・・」とポセイドンの真の強さを測りかねていた。





萬手無双

小次郎が「こりゃ・・・ちと苦しいな・・・」「ここまでか・・・」「まぁ・・・勝てねえのはいつものことだよ・・・」「いつものことさ・・・」と水底に落ちていくように感じていると、その時「小次郎・・・」と勢源が声をかけてくる。

他にも武蔵や過去に闘った剣士たちが声をかけてくる。

会場では小次郎コールが鳴り響いていた。

小次郎が「あのバカどもが・・・そうだったないつものことだ」「いつも吾は・・・負けからだった」と自身を奮起させる。

剣に生きる者たちは本能で知る。佐々木小次郎の本領はここからだと。その体に刻んだ痛み、流した血の量だけ、佐々木小次郎は強くなる!!小次郎は「吾もな・・・勝ちてええんだよ!!」とトライデントを跳ね除けた。

それは・・・暗い海の深淵の底へ・・・人類の切っ先が届いた瞬間だった。相手の動きだけでなく、空気の揺れ、地面を伝わる振動、森羅万象を読む。この世のあらゆる要素が小次郎に教えてくれた・・・神の一手を!小次郎はついに萬手無双を発動するに至った。

ヘイムダルが「な・・・なんだ!?ポセイドン様の超高速の突きを・・・!!満身創痍の小次郎がゆっくりかわしたァ!?」と実況すると、アレスも「あの人間・・・とうとう完全に・・・ポセイドン様の動きを・・・!?」「い・・・いったい・・・何千・・・何万・・・何手先まで読んでいるというのだ!?」と驚愕せざるを得なかった。

小次郎は「やっと・・・ここまで来たぜ・・・神サマ」とポセイドンの眼前に迫る。

その極限まで鍛え抜かれし鉄の塊に・・・剣士たちは文字通り命を賭けてきた。剣の歴史を紡ぎし・・・すべての剣士たちよ・・・ありがとう。

二天岩流奥義・・・双燕斬虎万刃撩乱によって小次郎はポセイドンの左腕を切り落とした。

が、ポセイドンは残った右腕でトライデントを握る自身の左腕を掴み、小次郎に向かって振り下ろそうとするも、小次郎は右腕をも切り落としていく。

今度はポセイドンは口でトライデントを咥え貫こうとするが、小次郎は二刀でポセイドンを十字切りにしていく。

ポセイドンは「こ・・・この・・・雑魚が・・・」と言いながら上半身が斬れ倒れていった。

小次郎が「ふぅ・・・」「勝つってのは・・・なかなかいい気分だねぇ」と笑うと、ヘイムダルは「ラ・・・神VS人類最終闘争第三回戦・・・しょ・・・勝者は・・・人類代表・・・ッ、佐々木小次郎ぉおおお!!」と叫び、勝敗は決した。

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