終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】53話のネタバレ|波旬死亡で釈迦がラグナロク第6回戦を勝利

終末のワルキューレ53話のネタバレを掲載。53話では、釈迦と闘う波旬がついに恐怖を感じ始めてしまう。そして、動きを読めるようになった釈迦が波旬に勝利していく!?終末のワルキューレ53話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ53話のネタバレ

恐怖によって

ヘイムダルが「す・・・凄まじい打ち合い!」「新たな神器を手にした釈迦が・・・波旬と真っ向から打ち合う!!」と実況すると、人類たちも大盛り上がりだった。

誰もが己の魂の限り叫ぶ。釈迦の勝利を願い心のままに叫ぶ。人間の想いを乗せたその叫びはひとつとなり、支流の集まる大河のように釈迦のもとへと届いた。

波旬が「くそ・・・くそ・・・くそ・・・ッ!!」「なんなのだコイツは!?」「死にかけていただろう?力尽きかけていただろう!?」「なぜ恐怖をせん?なぜ命乞いをせん?なぜ、なぜ笑っていられる?」「なぜ・・・なぜ・・・まだ我に立ち向かってくる!?」と考えていると、釈迦は「どうした?」「やっぱビビってんのか?」と煽りつつ打ち合いを続ける。

その様子を見ていた近藤が「よしイケる!」「負けてないぞ!」と興奮していたが、総司は「ん〜・・・どうですかね・・・」「ちょっと分が悪いかも・・・」と分析していた。小次郎も「きびしいな・・・」「片目が見えず・・・脇腹に深傷も負っている・・・」「このままじゃ・・・お釈迦さんが不利だろうねえ・・・」と釈迦が劣勢であることを感じていた。

波旬が再び灼を繰り出し釈迦が受け止める。

波旬が「き〜〜〜え〜〜〜ろォ〜〜〜!!」と力を込めるが、釈迦はカウンターの一太刀を浴びせる。

釈迦が目をこすりながら「・・・まだ距離感慣れねぇや、浅かったな・・・」とつぶやくと、波旬は「ば・・・バカな・・・」「我が渾身の一撃を・・・!!」と釈迦の戦闘能力を測りかねていた。

アレスが「釈迦・・・底しれぬ漢だ・・・」と釈迦の強さを実感していると、ヘルメスが「ええ・・・・・・しかし、釈迦の方が先に限界を迎えそうですよ・・・」と分析していた。ゼウスが「次に波旬の『灼』が来たら・・・受ける力は残っておらぬだろうな」と言うが、ハデスは「ふん・・・愚か者どもが・・・」「受ける必要などない、避ければ良いのではないか」と見ていた。

ハデスの攻撃が釈迦に当たらなくなっていた。

ゲルが「あ・・・あれ?」「なんか・・・波旬の攻撃が少しずつ当たらなくなってる気がするんスけど・・・」と言うと、ブリュンヒルデは「視え・・・始めている・・・?」「正覚阿頼耶識は魂のゆらぎを視ることで未来を視る・・・」「だから魂が完全なる闇に包まれた波旬の未来は視えなかったのです」「しかし、いま波旬の魂はその闇に覆えぬほど揺らぎ始めている・・・」「そう、恐怖によって!!」と説明した。





彼と共に歩め

波旬が「なぜだ・・・なぜだ・・・なぜだなぜだ!?」「我は・・・我は第六天魔王・・・」「この世で至高の存在!!」「我の存在するこの世に貴様は存在してはならぬ!!」と表情がおかしくなってしまっていた。

波旬が灼を繰り出しついに釈迦を斬り裂く。

波旬が「ヤッタァああああぁ!!天罰覿面んんん!!」と勝利に酔いしれるが、実際釈迦には当たっていなかった。

かの尊き師は言った。声に驚かない獅子のように・・・鋼にとらえられない風のように・・・水に汚されない蓮のように、ただ・・・犀の角のごとくただ独り歩め。だが・・・もしも汝が魂を重ねるに足る同伴者を得たならば、あらゆる危機にうち勝ちここから喜び、彼と共に歩め(『スッタニパータ』第一章より要約)。

釈迦は大円寂刀・零を構え「見えるか?零福ちゃん」「これがオレたちの道だ」「共に往こう」と天眼明覚大涅槃斬(マハーバリ・ニルヴァーナ)で波旬を斬り裂く。

波旬の体からは大量の血が吹き出し崩れていった。

観客が「やったァァアア!!勝ったぞォォ!!」「釈迦様ァ」「釈・迦」「釈・迦」「釈・迦」「釈・迦」「釈・迦」「釈・迦」と再度釈迦コールが巻き起こるが、瀕死の波旬が釈迦に攻撃を繰り出してくる。

が、攻撃が届く前に消滅してしまった。

釈迦が「終わったよ零福ちゃん・・・」とつぶやくと、釈迦の目には天へと登っていく零福が見え、七福神と合流しそのまま消えていった。釈迦は「へ・・・ッ」「かっけぇなあ・・・」「零福ちゃん・・・またね・・・」と涙をこぼし、波旬との戦いに勝利していく。

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