終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】1話のネタバレ|ラグナロク第一回戦呂布VSトール

終末のワルキューレ1話のネタバレを掲載。1話では、神々によって人類の滅亡が決定されるが、ワルキューレが待ったをかけラグナロクが開催されることとなった。ラグナロク第一回戦は呂布VSトールという対戦に決まる。終末のワルキューレ1話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ1話のネタバレ

ラグナロク

700万年続く人類の歴史が今幕を閉じようとしている。その原因は・・・核戦争でも小惑星の衝突でも・・・地球外生命体の侵略でもない。人類は今、他ならぬ人類の創造主、神の意思によって終末を迎えようとしているのだ。

ヴァルハラ評議会議事堂にて、全世界の神がとある決議のために集結していた。

ヴァルハラ評議会議長ゼウスが「では皆の衆、前回からはや1000年が経った」「例の「会議」を始めるぞい」とハンマーを弱々しく打ち鳴らした。

1000年に一度、全世界の神々が一堂に会し開催される・・・人類存亡会議!!その光景を見てゲルは「ひええ・・・これが・・・全世界の神揃い踏みっスか」「すごい光景っスね、ヒルデ姉さま」とビビっていた。

ゼウスが「さて、問おう」「人類に次の1000年の存続を「許す」か」「それとも「終末を迎える」か」「神々の意思を示せ」とマルかバツかで意思を確認すると、破壊&創造の神シヴァは「終末でいいんじゃね?」「この1000年見てきたけどさ、人類反省する気まったくねえみたいだし、もう導くのとか面倒くせーし」「一回全部ぶっ壊して今度は別の動物とか進化させよーぜ♪」とどうでも良さそうに答えた。

さらに、美の女神アフロディテも「確かに・・・シヴァ様の仰る通りです」「この1000年・・・世界は醜くなるばかり・・・」「道はゴミと油まみれ・・・」「森林は消滅し生物は次々に絶滅・・・」「言うなれば・・・もはや人類こそが地球上の生物にとって最大の癌」「いえ、世界を滅ぼす災害、と言った方がいいかしら?」と言うと、他の神々も「アフロディテの言う通りだ」「連中は害悪です」「もう人類に救いようなどない」「全くだ」と声を揃えて人類の終末に賛成した。

その光景を見たゲルが「ヒルデお姉さまがかねてより予想していた通りっス」「神々の意思は「終末」・・・」「では・・・人類は・・・」「創造主の意思に・・・「異論」など許されない・・・」「もし人類存亡会議において全会一致で”終末”という結論になった場合、人類は否応なく滅亡する」「それはもはや・・・誰にも止められない」と無力感を感じていた。

ゼウスが「結論は出たようじゃな」「では・・・人類に”終末”を決定す・・・」とハンマーを打ち鳴らそうとした瞬間、ブリュンヒルデが「お待ち下さい!!」と口を挟んだ。

ゲルが「な・・・何やってるんスか、お姉さまーーー!?」「神々の決定に「待った」をかけるなんてーーー!!」とブリュンヒルデの行動に驚愕していると、ブリュンヒルデは「恐れながら神々に申し上げたき儀が御座います」と意見を述べるが、すぐさま北欧の最高神オーディンが「控えよ、ブリュンヒルデ!!」「貴様半神の分際で主神の議論に口を挟んでんじゃねーよ!」と威圧的に告げる。

ブリュンヒルデが「確かに人類の専横と暴虐は目に余ります」「しかし、ただ滅ぼすのでは・・・あまりにも芸がない」「いかがでしょう、次の1000年間を存続する価値があるのかどうか・・・」「神々の神威を魅せつけつつ・・・彼ら人間を試してみては」と提案していく。オーディンの肩に止まっていたカラスが「試す?地上をまた水没させるのか?」「それとも氷河期をはやめて氷漬けにするか?」と本意を探ると、ブリュンヒルデは「いえ・・・もっと効果的な方法がございます」「神VS人類最終闘争(ラグナロク)」「ヴァルハラ憲法第62条15項に定められた超特別条項」「神と人類による一対一勝負(タイマン)でございます」と言い放った。

神VS人類最終闘争。13対13で行われ先に7勝した方が勝利!もちろん人類が7敗した瞬間終末が決定。万が一人類が勝利した場合、1000年の生存が許可される。だが、この法は人類誕生以来一度も適用されたことはない。なぜならば、人間が神に勝つなど絶対不可能!いわば超法規的措置として制定されたのだ。

オーディンのカラスが「何を申すかと思えば・・・戦乙女であるお前たちが分からぬ事ではあるまい・・・」「人間なんか神の敵じゃねーよ!!」「やるだけ無駄だ」と返すと、ブリュンヒルデは「では・・・神々の意思は「人類の滅亡」・・・そして、『人間との直接対決は避けたい』という事でしょうか・・・?」『戦わずして人間を滅ぼしたい』『同じリングに立ちたくない』「それって〜もしかしてビビってるんですかァ?」「もしそうであれば差し出がましい事を致しました」「どうぞ私の言った事などお気になさらず、ラグナロク法などというものは忘れましょう」と煽っていく。

議事堂を小波のごとく伝わる異音・・・。それは幼子のオイタに軽く苛立ちつつ受け流す父のごとき・・・まさしく神の微苦笑。だが、それでもブリュンヒルデは確信する。万物の創造主たる神々の威信と誇りをこれほど容易に深く抉る「言葉」が他にないことを。「神が人間ごときに恐怖している」などと疑われ、あり得ない屈辱!!そうーーーブリュンヒルデは確信していた。やはり神は人間よりはるかに”キレやすい”。

そして、ゼウスは「ホッホッホ、なるほどのう」「ラグナロクか・・・面白い提案ではないか」「のう、よくぞ、言ってくれたの」「全く・・・面白い」「それに皆も・・・のう・・・?」「久しぶりに見たいじゃろぉ・・・」「神々のぉ雷ぉおぉおおお」「どうじゃぁ?皆の者ぉお?」「神々と人類で勝負してやろうではないかぁぁ!!」とハンマーを打ち鳴らし、ここに神に人類最終闘争勃発が決定した!!





最狂の戦士

ヴァルハラ評議会が終了した後、ゲルが膝から崩れ落ち「もうダメかと思ったっスよ、お姉さまー」「どうしてあんな事・・・神々の決議に背いたり神々を怒らせたり!!殺されたいんスか!?」と声を荒げると、ブリュンヒルデは「ゲル・・・見習い戦乙女のあなたにはまだ分からないかもしれませんね」「人と我らワルキューレの関係は・・・他の神々よりもずっと濃いのです・・・」「見捨てることなど・・・できましょうか」と伝えていった。

ゲルが「お姉さま・・・」「かつてその身体を人間にまで落とされた悲劇のワルキューレ」「そんなお姉さまだからこそ人類に肩入れハンパないんスね・・・」と感じながら「でも・・・人類が勝てるんスかね?」「神々の代表はどなたになるでしょう・・・?」と恐る恐る尋ね、ブリュンヒルデが「愚問ですよ、ゲル」「神々の先鋒はあの方に・・・」と推測を述べようとしたところで、夢魔・淫魔インキュバスが「よう、ブリュンヒルデ」「議会でやらかしたんだってなぁ?」「何をされるか分からねえから気をつけた方がいいぞ」と声をかけてくる。

インキュバスが「神々は残酷で冷酷なエゴイストばかり」「何ならオレが守ってやろうか?ブリュンヒルデ」「お前の態度次第だけどなぁぁ」とブリュンヒルデの顔を舐め回すと、ブリュンヒルデはその場に跪いた。

インキュバスが「いい心がけだなぁ・・・前から気になってたんだよなぁ、キヒヒヒ」「いつも強気で高飛車なブリュンヒルデがどんな声であえぐのか」「キヒヒヒヒヒヒヒ」とイヤな笑い方をすると、ブリュンヒルデは「あなたに膝を屈したのではありませんよ」と告げ、その瞬間横から巨大なハンマーが飛んできてインキュバスの体は一瞬で潰された。

ブリュンヒルデが「おひさしゅうございます・・・トール様」と言い、北欧の最強神・雷神トールが現れる。

トールが横を通り過ぎながら「ブリュンヒルデ・・・何を企んでいる?」と問うと、ブリュンヒルデは「何のことでございましょう?」ととぼけ、トールは「まぁいい・・・楽しませろ」「さもなくば殺す」と告げその場から立ち去った。トールがいなくなった後ゲルが「ち・・・ちびるかと思ったっス〜!!」「でも、お姉さまはまだ平気そうにしてらして・・・」とビビり散らしていると、ブリュンヒルデは「それは良かった・・・平気そうに見えましたか」と尋常ではないほどに全身が恐怖で震えていた。

ブリュンヒルデが「急ぎましょう、700万年の人類の歴史から「最強の13人」を選ぶのです」と奥の部屋に向かうと、ゲルが「やっぱり無理っスよ、おねえさま・・・」「あんな神にどんな人間が勝てるって言うんスか!」と諦めムードを出すが、ブリュンヒルデは「安心なさい、ゲル・・・」「人類の先鋒は既に決めています」「彼なら・・・きっと」「私が戦場で出会った中でおそらく最強・・・」「いえ・・・最凶かつ最狂の戦士です」とアカシックレコードルームの前で先鋒の男を選んでいった。

ヴァルハラ闘技場にて、神々がラグナロクの見物に集まっていた。

リングの真ん中に終末の番人ヘイムダルが登場し「幾星霜オレは待っただろうか・・・この”終末の角笛”を吹く時を!!」「人類VS神最終闘争の開幕を告げる・・・この時を!!」「野郎ども準備はいいか?」「ルールは簡単!」「どちらかの”死”」「即ち存在の永遠の消滅によって勝負は決する!」「第一回戦・・・神々の先鋒はこの漢だ!!」「神ならば誰もが言う」「アイツの本気が見てみたい!!」「ミョルニルは大地をも砕く!!」「コイツが闘らねば誰が闘る!?」「戦に生き戦に死す」「北欧最強、雷の狂戦士トール神ッ」と紹介していった。

そして、ヘイムダルは「そして、神々に挑む人類代表の先鋒は・・・この漢だッ!!」「終わるのか?700万年の疾走が」「忘れろと言うのか、700万年の誇りを・・・」「この漢は繋ごうと言うのだ、人類の想いを!!」「聞かせてくれ!!」「この漢をおいて他にいるか!?神を喰らえる人間が!!」「有史以来最強の一人に数えるのに異論はあるか!?」「中華最強の英雄・・・呂布奉先!!」と紹介し呂布が登場した。

観客席で僧侶がお経を唱えるのを見てブリュンヒルデは「人間よ、祈るはおやめなさい」「私達が倒さなければならない相手は・・・あなたが今祈っている「神」なのですから」と告げ、ラグナロク第一回戦が始まっていく。

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