呪術廻戦97話のネタバレを掲載。97話では、粟坂があべこべという攻撃の強弱を入れ替える術式だと明らかになる。その弱点を見抜いた伏黒が、虎杖との連携で粟坂を追い詰めていく。呪術廻戦97話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
呪術廻戦97話のネタバレ
あべこべ
猪野が「降霊術による変身!?あのババアイタコだったのか!?」「いや、問題はそこじゃねぇ」「なんだんだコイツ!有名な術師か!?」「立ち姿だけで分かる・・・」「クソ強ぇ!」と感じながら「四番」「竜・・・」と式神を繰り出そうとした瞬間、瞬時に背後に回り込まれマスクが剥ぎ取られ思い切り殴られていく。
目にも留まらぬ速さで殴り続ける甚爾に猪野は動くことができない。
一方、粟坂は恵の脱兎に囲まれていた。
粟坂が「数で陽動するタイプの式神・・・」「このまま式神の向こうからデカイ一撃をかますつもりか」と考えていると、脱兎が消えていく。
粟坂が「術式を解いた!?」「いねぇ!逃げたのか!?」と言うと、上から満象が落ちてくる。
しかし、粟坂は満象を持ち上げ「はっはっは!なんじゃあこりゃ」と持ち上げていく。
粟坂が「出したり消したり忙しない」「男ならハッキリしろい!」と言うと、恵は「そういうのば俺の担当じゃない」と返し、虎杖は車を投げつけていく。
恵が「今はとにかく攻めまくる」と粟坂が車を投げ飛ばした隙に近接戦闘を挑むが、粟坂もナイフで応戦する。
虎杖が恵と共に粟坂に必死の攻撃を仕掛けていくと、粟坂は「俺の術式は”あべこべ”だ」「術式発動中俺に当たる攻撃は強い程弱く、弱い程強くなる」「今まで必死の一撃を当てた後の反撃を躱せた奴はいねぇ」「やる気を出す程オマエらは俺に勝てねぇんだよ!」「ここで仕留める!」と気合いを入れていく。
すんどめ
恵が「奴の術式は多分、”あべこべ”だ」「虎杖よりタイミングをはずされた俺の打撃が効いてた」「攻撃用じゃない『脱兎』も、『脱兎』に囲まれた今もすぐに出ようとしない」「地面に叩きつけれてピンピンしてんのもそういうことなんだと思う」と説明すると、虎杖が「じゃあ、デコピンでブッ倒せる?」と聞くが、恵は「いや弱すぎは駄目だ」「ただの”あべこべ”なら発動後に空気抵抗とかの微弱な力で自滅するハズ」「そうじゃねぇって事は、”あべこべ”にできる上限と下限がある」「攻撃に合わせて調整して術式効果や斬撃なんかは”あべこべ”にした上で呪力で守ってんだろ」「だから、規格外の五条先生には勝てないし、複雑な術式とは相性も悪い」と答えていく。
虎杖が「となると同時だな」「強い力と程々の弱い力で同時に叩く!」と作戦を決めると、恵は「ああだが、術式に気付いたことを悟られたくない」「俺達はこのまま全力で馬力をアピールする」と伝えていた。
式神の蝦蟇による弱い攻撃により、粟坂は血を吐き出していく。
恵は「最初は打撃力の低い式神」「そこから一気に畳む」と事前に伝えていた。
粟坂は二人にボコられながら「コイツら!いつ気付いた!だが!」「この程度で調子に乗るなよ、ガキ共ォ!」と叫ぶ。
直後、虎杖が間合いを詰め顔に拳を叩き込む振りをして、一人時間差で粟坂を殴り飛ばしていく。
恵が「オマエ意外と器用だな」と言うと、虎杖は「そう?」と返していく。