呪術廻戦147話のネタバレを掲載。147話では、完全自立型人工呪骸を造った夜蛾に無期限拘束が下されそうになる。刺客として現れた楽巌寺に夜蛾は敗れ、パンダに看取られながら死亡してしまった。呪術廻戦147話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
呪術廻戦147話のネタバレ
ありがとうございます、本当に
監禁されていた夜蛾に対して楽巌寺が「夜蛾、アレは何だ」とパンダの正体を問いかける。
楽巌寺が「人工的な呪骸は他の操術より自立して行動することが可能だ」「だが、動力である呪力は術士から与えられたものを消費する」「アレの呪力はアレのもので自己補完もできている」「上は今貴様を特級に認定し、無期限拘束を正式に下そうとしている」「貴様がもしアレを意図的に造ったのであれば、容易に軍隊を所持できるわけだからの」「答えろ夜蛾、貴様はアレの造り方を本当に知らんのだな」と問い詰めると、夜蛾は「・・・はい」と独房の中で答える。
タケルという熊の呪骸が「まさみち」「みんな心配してるよ元気がないって」と声をかけると、夜蛾は「そうか」と答える。
タケルが「だから僕言ってやったんだ、元気がなければ元気づければいいって」と言うと、夜蛾は「そうか」と答える。タケルが「天才だろ」と言うと、夜蛾は頭を撫でながら「そうだな」と伝える。
夜蛾が「タケル、すまないが暫く帰れない、皆にもそう伝えてくれ」と伝えると、タケルは「また出張？」と聞き、夜蛾は「あぁ、長い出張だ」と答える。夜蛾が「大丈夫、この森は天元様が守ってくれている」「オマエのお母さんもまた会いにきてくれる」「俺がいなくても大丈夫」と言うが、タケルは呪骸総出で「まさみち、まさみちがいないとさみしいぜ」と伝えていく。
パンダが拘束から解かれていた。
パンダが拘束を解いてくれた日下部に「・・・いいのか？日下部」と聞くと、日下部は「俺が助けたって言うんじゃねーぞ」「オマエが捕まってんのは夜蛾さんを誘い出すためだ」「・・・あの人には恩があんだよ」と伝えていく。
かつて夜蛾は「本当にいいんだな」「コイツはオマエの甥ではない、甥の情報を持った何かだ」と日下部に伝えており、日下部は廃人化した妹を連れながら「いつまでも死人に拘ってちゃ未来を生きていけませんっちゅー話ですよね」「でも、妹はもう過去が支えてくれなきゃ生きていけんのです」と返していた。
タケルが「まさみち、あの人僕のお母さんじゃない？」と聞くと、夜蛾は「あぁ、よく分かったな」と答える。タケルが「へへへ、そうじゃないかと思ったぜ」「天才だろ？」と言うと、日下部の妹はタケルが生きていた時のことを思い出し、車椅子から飛び出しタケルを抱きしめていく。
夜蛾が「日下部、悪いが」と言うと、日下部は「分かってます」「完全自立型の呪骸の存在は公にできない、妹と一緒には暮らせない」と事情を理解する。夜蛾が「すまん」と謝ると、日下部は「何謝ってんですか」「ありがとうございます、本当に」と肩を震わせて礼を伝えていた。
私からアナタへの呪いです
夜蛾の前に一人の刺客が現れる。
刺客が「呪骸も連れずに何処へ行くのですか？夜蛾学長殿」と問うと、夜蛾は「息子に会いに」と上着を投げ捨てる。
刺客が「死罪となったアナタが唯一助かる方法を教えましょう」「完全自立型人工呪骸、その製造方法を今ここで明かせ」と言うと、夜蛾は「悟がいなくなった途端に強気だな」と返していく。刺客が「強気にもなりますよ、こちらには歴戦の術師がついている」と言うと、楽巌寺学長が現れる。
夜蛾は楽巌寺の前に敗れていた。
刺客が「学長殿」と声をかけると、楽巌寺は「後は儂に任せて下がってよい」と伝え、刺客は「御意」と姿を消す。
夜蛾は「肉体の情報から魂の情報を複製するんです」「その情報を呪骸の核に入力する」「それだけでは駄目なんです」「相性の良い三つの魂を宿した核を一つの呪骸に・・・」「お互いの魂を常に観測させるんですよ」「そうすることで初めて魂が安定して自我が芽生える」「生後3ヶ月を過ぎたあたりで呪力の自己補完を始めます」と呪骸の製造方法を公開すると、楽巌寺は「何故・・・」「今更話した」「何故もっとはやく、何故生き延びなんだ・・・！！」と返す。夜蛾が「呪い・・・ですよ、楽巌寺学長」「私からアナタへの呪いです」と答えると、そこにパンダが現れる。
パンダが現れ楽巌寺が構えるが、パンダは楽巌寺の横を素通りして夜蛾の元へ向かう。
楽巌寺が「何故戦わん、儂が憎くないのか」と問うと、パンダは「人間と一緒にすんな、パンダはそんなものには囚われん」「アンタまさみちと仲悪くなかったもんな」「どーせ上に命令されてやっただけだろ」「俺にとっちゃアンタは落ちてるナイフみたいなもんさ」「だが、これだけは覚えておけ」「パンダだって泣くんだ」と伝え、声を上げて涙を流していく。
