蜘蛛ですが、なにか?

【蜘蛛ですが、なにか?】23-2話のネタバレ|ゲームの管理人の存在が明らかに

蜘蛛ですが、なにか?23-2話のネタバレを掲載。23-2話では、鑑定のスキルレベルがカンストしたことで、蜘蛛子が「叡智」のスキルを習得していく。そして、ゲームの管理人の存在が明らかになっていく。蜘蛛ですが、なにか?23-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

蜘蛛ですが、なにか?23-2話のネタバレ

蜘蛛子の体担当が「我輩は「体担当」である、名前はまだない」「今日はちょっと「情報担当」のグチに付き合ってほしい、あいつアホやねん」「この間なんか〈射出〉スキルを覚えるために「お尻から糸発射しようぜ!!」って言い出してな・・・」「やってみたら想像以上に勢いついてマグマにポチャン、危うく火ダルマになる所だったわ!!」「事あるごとに下らない提案してきてロクでもない目に遭わされるのよ・・・マジで成功したためしがない」「ちょっと考えればアカンってわかるでしょ?アホなの?アホなんだな〜」「だから体担当がしっかりしないと・・・」と頭を悩ませていた。

情報担当が「体担当〜!!」「〈望遠〉に・・・〈邪眼〉乗せられないかな?」と提案してくると、体担当が「お前天才か!?」「超遠距離から邪眼スナイプやばくね?」「やべーよそれやべーよ、夢広がるわ〜!!」「よ〜し獲物狩るぞ〜!!」と乗り気になっていた。

一方の情報担当は「吾輩は「情報担当」である、名前はまだない」「〈望遠〉と〈邪眼〉同時発動はムリだった」「さすがにそこまでできたらチートすぎるね」「長距離で無双できそうだったのに残念・・・」「しかし、邪眼かなり使える」「〈邪眼〉展開中の視界はそのままだ、〈望遠〉以外の視覚強化とかはちゃんと適用される」「これは・・・夢の八種同時邪眼あるか!?」「複数の目で〈呪いの邪眼〉同時発動は出来た」「効果は重複しないけど別々の敵を狙ったりはできそう」「・・・で、話は変わるんだけどちょっとグチっていい?」「体担当・・・あいつアホやねん」「〈射出〉覚えるために「お尻から糸発射しようぜー!!」って提案したわけよ」「「それいいね!!」って速攻ぶっぱなしたのよ、マグマに向かって」「射っていい方向か位想像つかない?」と同じ愚痴をこぼしていく。

情報担当は「私の提案に斜め下の成果を上げてくれるのよ」「天才的な提案も相手が無能だとどうしようもない訳」「ちょっと考えればアカンってわかるでしょ?アホなの?アホなんだな〜」「だから情報担当がしっかりしないと・・・」と辟易したところで、体担当が「情報担当!!〈望遠〉で獲物発見!!」と駆け寄ってきた。

情報担当が「マジか!?まだ〈探知〉にかかってないぞ!!」と驚くと、体担当が「ククク・・・貴様の存在意義が薄れていまいかね、情報担当?」と喧嘩を売り、情報担当は「ぬかせ!!私に情報戦で勝つにはあと百個くらい目が要るわ!!」「で、どうする?」と返し、二人は声を揃えて「もちろん狩りだーーー!!」と意気投合した。

蜘蛛子が「中層をだいぶ探索したけどまだ終わりが見えない、これ人間だったら中層だけで一生かかるんじゃね?」「ま、私は順調だけどな、さすが私」「ステータスもスキルも充実、中層でも敵なし!!上層戻ったら無双しちゃうんじゃね?」「今までは生きる為に必死だったけど死なないとなればこの世界もゲームみたいで楽しいじゃんッ!」と喜びを見出していると、「熟練度が一定に達しました。スキル〈鑑定LV9〉が〈鑑定LV10〉になりました。」と告げられる。

「おおおおお!!」「ついに・・・ついに鑑定様がカンストした!!」「使えねーとののしられ(私に)、それでも苦楽を共にした日々・・・今や誰もが認める鑑定様!!」「よくやった!!感動した!!ありがとう、これからもよろしくね!!」「・・・けど進化はナシか・・・」「・・・いや、いんんだけどね?カンスト自体すごいんだよ?性能も申し分ないんだよ?」「こう・・・例えば〈叡智〉とかさ・・・”知識を司る者”的な進化を期待してたのよ」「ないのかー・・・鑑定様ならって思ったんだけどな〜」「え〜本当にないの?マジで〜?」と残念そうにしていると、脳内に謎の言葉が流れ、「要請を上位管理者”D”が受諾しました。スキル〈叡智〉を構築中です。」と告げられる。

さらに「構築が完了しました。条件を満たしました。スキル〈叡智〉を獲得しました。」「〈鑑定LV10〉が〈叡智〉に統合されました。〈探知LV10〉が〈叡智〉に統合されました。スキル〈禁忌LV7〉が〈禁忌LV8〉になりました。条件を満たしました。称号〈叡智の支配者〉を獲得しました。称号〈叡智の支配者〉によりスキル〈魔導の極み〉〈星魔〉を獲得しました。」「〈MP回復速度LV4〉が〈魔導の極み〉に統合されました。〈MP消費緩和LV3〉が〈魔導の極み〉に統合されました。〈魔導LV9〉が〈星魔〉に統合されました。〈護法LV4〉が〈星魔〉に統合されました。」と大幅なレベルアップを告げられた。

蜘蛛子が「・・・イヤイヤ、おかしい、これさすがに色々おかしい!!」「どうなってる、どうしてこうなった?」「どうすればいい?」「お・・・落ちつこう、まずは深呼吸だ」「・・・よし、ちょっと落ち着いた、順番に整理しよう」「これは「異常」だ、明らかに!!」「今まで”そういう世界”だって認識でスキルをガンガン集めてきたけど、前世の地球でそんなものは存在してない」「「スキル」なんてのがある世界のが異常なんだよ!!」「そんな当然のことを・・・「この世界はこうだ」なんて安直に受け入れてよかったのか?」「さっきまではよかった・・・けどもう違う」「天の声はこう言った」『要請を上位管理者”D”が受諾しました。スキル〈叡智〉を構築中です。』」「まるで誰かが私のグチに合わせてスキルを作ったみたいだ・・・その”犯人”はおそらく・・・『管理者D』」「管理者とは何を管理しているのか?決まっている・・・”スキル”だ」「この世界の”スキル”とは管理者とやらに与えられた物」「何のため?それは判らない」「でもこれだけは言える、この世界は何かおかしい」「今まで頼ってきた”スキル”が・・・理解し難い異形のように思えてくる」「私は何故こんな得体の知れない物をありがたがっていたのか・・・?」「「ゲームみたいでちょっと楽しそう」?バカか私は」「この世界がゲームみたいなものだとしたら、楽しんでるのは私じゃなくてそれを観察してる”管理者”の方じゃないか」「私はそのゲームの登場人物の一人ってか?」と理解していく。

「そんなのまるで・・・神じゃないか」「どうしよう・・・私はこれからどうしたらいいんだろう」「どうすればいい?」と得体の知れない恐怖を感じてしまっていた。

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