蜘蛛ですが、なにか？20-2話のネタバレを掲載。20-2話では、蜘蛛子がエルローゲネレイブという中位竜と戦っていく。激しいブレスを前に蜘蛛子は長期戦を覚悟していた。蜘蛛ですが、なにか？20-2話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
蜘蛛ですが、なにか？20-2話のネタバレ
蜘蛛子が「やばい！！吸い込まれる」「こんな奥の手を隠してたのか！！」「・・・あれ？」吸引力・・・大したことない？」「いや！！油断は禁物、ここからまだ・・・」と敵の出方をうかがっていると、吸い込みが終了してしまった。
蜘蛛子が「終わりかよ！！何この微妙な空気」「顔もなんか間抜けだし・・・コイツって中層の癒し担当だったりする？」「這い出してくるところもムダに可愛い・・・」「あ、それは可愛くない」「しかし！！それを待っていたのだよ！！」と噛みついてくるナマズに「毒合成！！・・・をポイっとな」と毒を放り込んだ。
蜘蛛毒を喰らったナマズはその場に倒れ込み、「蜘蛛猛毒ホントすごい効き目だわ・・・」「このスキル、私との相性最高だね」「後は冷めるのを待つだけ」「今までは義務的に食べてたけど、今回は美味しく味わって食べる！！」「ごちそうさまでした・・・」とナマズを食べ尽くした。
「熟練度が一定に達しました。スキル〈味覚強化LV6〉が〈味覚強化LV7〉になりました。スキル〈過食LV7〉が〈過食LV8〉になりました。」と告げられ、蜘蛛子は「スキルも美味しい〜♪」「過食は今でも十分ストックできてるけど、レベルが上がればストックの量も増えるはずだし上がって損はない」「それに進化スキルには気になる点もある」「「傲慢」以外の七大罪には「暴食」もある、もしかして「過食」の進化先はそれなのでは？」「もしそうなら「傲慢」に匹敵するチート性能かもしれない」「取った場合、たぶん［禁忌］の不安が更につきまとうけど・・・」「まあ、まだ8レベルだし気にする事はない、どうせ勝手に上がっちゃうんだし」「さて、次のナマズを探しますか！！」「ナーマーズ！！ナーマーズ！！」と食料を探し始めた。
蜘蛛子が「探すと見つからないな〜・・・」「思うに私の（スキルに頼らない）素の索敵能力は相当高いのよね」「蜘蛛の特性として空気の流れとかを読み取ってるんじゃないかな」「それでマグマから出てくるナマズに気付かなかった説明がつく」「地中や水中から急襲されたら判らないかも・・・」「マグマから何か現れていいように身構えておかないとね」「そうそうこんな風に・・・」と考えていると、マグマから魔物が飛び出してきた。
蜘蛛子が「何だ今の・・・鰻！？」と鑑定すると、エルローゲネレイブLV2の能力が表示され「やばい、この鰻めっちゃ強い！！」と感じていた。さらに「「エルローゲネレイブ」エルロー大迷宮中層に生息する中位竜に属する魔物。雑食性だが他の魔物を好んで食べる習性がある。」と表示されると、「この強さで中位なの！？」「スキル的にこいつもオトシゴ系か」「向こうは既にこっちを捕捉してる」「速度以外は絶望的なステータス差」「特にスタミナで負けてるのがやばい、瞬発（黄）ゲージが短いんだよ私・・・」「短時間の最高速度で逃げきれるか？」「あ、これ「予見」が発動してる！！」「これから何か吐き出すんだ」「そして、火竜種が吐く物と言えば！！」と予測通りブレスを履いてきた。
その速度に驚き「速っ！！」「予見と思考加速でもギリギリだったわ！！」と焦り、鑑定で「「確率補正」確率が関与するスキルの力にプラス補正が働く。」と表示され、「このスキルで命中率が上がってるのか！！」と恐れをなし、ウナギは炎弾を連射してくる。
蜘蛛子は「逃げるどころの話じゃない！！」「最高速なら直撃はかわせるけど・・・逃げ切るのは瞬発ゲージが絶対足りない」「予見と思考加速でかわし続けるしかないわ・・・」と考えると、「熟練度が一定に達しました。スキル〈思考加速LV1〉が〈思考加速LV2〉になりました。スキル〈予見LV1〉が〈予見LV2〉になりました。」と告げられ、「よし！！この状況でスキルアップはありがたい！！」「火球が少しだけ遅く感じる・・・」「自分も速くなってるから気をつけなきゃいけないけど、最高速で少し粘ってスタミナを温存できる」「逃げるだけで打開策はないけど・・・今はとにかく逃げ続けるしかない」と避け続けていく。
「ん！？次のタメがやたら大きい」「何かやばい・・・最高速解放！！」と逃げ出すと、範囲ブレスが放たれた。
「「火炎ブレス」広範囲を焼く火炎の吐息を吐く。」という表示を見て、「この正確さで範囲攻撃までしてくるのか！！」「でも、残りMPはどうだ・・・？」と確認すると、「まだ半分以上残ってる・・・ブレスは大技だと思ったのに」「たぶん単発はMP10消費、ブレスはMP50消費」「まだまだ撃てるってことか・・・」「とはいえ無尽蔵ってわけじゃない、やることは同じだ」「30発だろうが50発だろうが・・・撃ち切らせて接近戦に持ち込むしかない！！」と長期戦になることを予見していた。
