終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ】55話のネタバレ|ラグナロク第7回戦人類側闘士が始皇帝と判明

終末のワルキューレ55話のネタバレを掲載。55話では、ブリュンヒルデたちは7回戦の神側闘士がハデスであることを知る。そして、ブリュンヒルデは対戦相手を始皇帝に決めていった。終末のワルキューレ55話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

終末のワルキューレ55話のネタバレ

人類のジョーカー

ブリュンヒルデは回廊を歩きながら「これで再び3勝3敗・・・」「釈迦様が人類側で勝利したことで・・神々は動揺している・・・」「一気に畳み掛ける好機・・・」と後期と感じていた。

ゲルが「でも良かったっスッね」「釈迦様治療に時間はかかるけど命に別状はなくて」「あんな大怪我なのにすごい生命力っスよ」と言うと、ブリュンヒルデは「さすが釈迦様です」と返しながらアカシックレコードルームに入り、そこにはもう一人のブリュンヒルデの姿があった。

ブリュンヒルデが「私の服を勝手に着て・・・ここで何をしているのですか・・・ノストラダムス」とブチギレると、ノストラダムスがブリュンヒルデの服を脱いで正体を明かす。

ノストラダムスが「予言しよう!!」「このラグナロク、勝利するのは神側であると」と予言を伝えると、ゲルは「人類が負けるってことっスか!?」と真に受け、ノストラダムスは吹き出し「クフフフ!信じた!」「そっちの姉ちゃん今めっちゃ信じてたよね?超ウケル〜〜〜☆」と大笑いしてしまう。

ゲルが「ひ・・・ヒルデ姉さま、なんなんスかこいつー!?」「なんかめっちゃムカつくっス!!」と顔を真っ赤にすると、ブリュンヒルデは「見ての通りですよ、ゲル」「今目の前にいるのは・・・人類史上最高に不愉快な漢です「しかも残念なことに・・・クソ強い」と説明する。

ゲルが「こ・・・このお姉さまの服を勝手に着ていた変態が・・・強い・・・?マジすか?」と信じられずにいると、ブリュンヒルデは「そう、この変態がです・・・」「ですがあまりオイタがすぎれば・・・代表から外して冥界に帰ってもらいましょうか」と告げ、ノストラダムスは「ええ、そんなァ」「僕冥界の化物にあんなことやこんなことをされて本当は身も心もボロボロで・・・」「せっかくブリュちゃんが人類代表に選んでくれて天界へ来たのに・・・」と悲しがっていく。

しかし、ブリュンヒルデは「見え透いた嘘はやめなさい」「あなたがその気になれば・・・いつでも戻ってこれたはずです、門番を殺してでも」と見抜くと、ノストラダムスはケロッとして「まあね〜」「なんだかんだであっちもいろいろ結構面白くてさ☆」と返した。

それを聞いたゲルが「ちょ・・・ちょっと待ってくださいっス!!」「こ・・・この人、人間スよね?」「な・・・なんで冥界に・・・?」と疑問を口にし、ブリュンヒルデは「ノストラダムスは神の禁忌を犯し、人類で唯一冥界に堕とされた人間なのです」とノストラダムスの正体を告げた。ゲルが「か・・・神の禁忌を犯した・・・って何をしたんスか?」と青ざめていると、ブリュンヒルデは「『虹と闇の門(ビフレスト)』の破壊」とノストラダムスの罪状を述べた。

天界・冥界・地上界。世界はこの3つから成り立っている・・・。そして、神々の住まう世界である天界と冥界を繋ぐ回廊に存在する門・・・。門扉は天界側では闇を映し、冥界側では虹色の光を放つ。それが虹と闇の門。かつて凄惨な戦争を繰り広げた天界と冥界が互いの侵略を禁じるために門を建設。以来、この門をくぐり堕ちたものが二度と天界には戻ることを許されず、通行できるのはハデス、ゼウス、オーディン、シヴァなどの主神級のみ。いわば地獄の底の蓋である。

ゲルが「び・・・虹と闇の門を壊すって・・・」「な・・・何でそんなことを?」と引いていると、ノストラダムスは「結局途中で止められちゃったんだけどね〜」「いやぁ壊したらどうなるのかな〜?って」「僕って思い付いたら何でも自分で確かめたくなる性質でさ☆」と単なる好奇心からの行動であったことを明かし、ゲルは「さ・・・最凶の愉快犯キタァアアア!!」とノストラダムスのヤバさを痛感していく。

ブリュンヒルデが「で・・・何の用ですか?」「まだ答えてもらってませんよ?」と話を戻すと、ノストラダムスは「ああそうそう、僕の出番まだかなーって思って☆」と答え、ブリュンヒルデは「いえ・・・出番はまだまだ先です・・・」「あなたは我々の・・・ジョーカーですから」と伝えた。





頭が高い

その時ブリュンヒルデのタブレットに通知が入り、第7戦の神側闘士がハデスであることを知る。

ノストラダムスが「へぇ、冥王様も天界に来てたんだ」「神様たちも本気だね☆」「早く見たーい」とテンションを上げると、ゲルは「釈迦様の代わりってことっスか?」「ハデス様なんてズルっす!!」「あの冥界の王相手に勝てる人間なんているわけないっス!!」とわめき、ブリュンヒルデは二人を突き飛ばし「いえ・・・ひとりだけいます」「目には目を・・・歯には歯を・・・そして・・・王には王を」「冥界の王に対抗できるのは・・・”すべての始まりの王”たるこの漢だけです」と新たな闘士を決定した。

すると、一人の男が壁を破壊しながら歩いていた。

男は「ふむ・・・ここも違う」「・・・朕の控室はどこだったかな?」「む?おお、ここだ」「ここに違いない」とVIP席と書かれた部屋を発見する。

VIP席の部屋にいるアレスが「ふう、それにしても・・・あの冥界の王たるハデス様が直々に出場してくださるとは」「お前の期待にも応えてやりたいところだったかな!ヘルメス!」と言うと、ヘルメスは「え?」「ああ・・・ハイ!!」「まさか本気で出陣なさるつもりでしたか?」「命びろいしましたね」と返し、アレスは「ええ!?ちょっとォ、やめなさいよ!!」「そういう所良くないんだからね、お前は!!」とキャラで変わってしまっていた。

アレスは「ったくもう・・・」「だが・・・これで第7戦の勝利は鉄板だな」「しかもどうだ、この闘技場の荘厳さ!」とリングの装飾に目をやった。

アレスが「ハデス様が勝利するのにふさわしい闘技場ではないか!」と言うと、ヘルメスは「問題はブリュンヒルデがどう出るか?ですね」と懸念点を話した。アレスが「ふん!誰がこようと同じだ」「ハデス様の御前に顔をこすりつけ赦しを乞う様が目に見えるわ!」と大笑いすると、一人の男がアレスとヘルメスの前を横切り「好!良い椅子だ!!」とVIP席に腰掛けた。

アレスが「お・・・おい、誰だ?」「なんか当然のように座ってるぞ」「ハデス様の席なのに・・・」と小声で聞くと、ヘルメスも「さあ・・・人間のようですが・・・迷子ですかね?」と誰かわかっていなかった。アレスが「迷子かァ〜?ったく!」「おいおまえ、ここは主神VIP席だぞ」「人類側観客席はあっちだ」「ホラ、オレが連れてってや・・・」と男の手を取ろうとした瞬間、アレスの体は宙を舞った。

ヘルメスが「アレス兄様を軽々と・・・この人間・・・何者・・・?」と感じていると、男はヘルメスに向かって「頭が高い」と言い放つ。

さすがのヘルメスも「は?」と事態を飲み込めずにいると、始皇帝である男は「ここが何処であろうと関係ない・・・」「朕の在るところ、これすなわち玉座なり」と神相手に言い切った。

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