呪術廻戦

【呪術廻戦】77話のネタバレ|夏油傑が闇堕ち

呪術廻戦77話のネタバレを掲載。77話では、術師としてのあり方に悩む夏油が特級術師九十九の話を聞いていく。その後、とある任務に当たった夏油は、罪のない少女たちが村人に酷い扱いを受けているのを見て、ついに呪詛師として生きていくことを決める。呪術廻戦77話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。

呪術廻戦77話のネタバレ

九十九由基

「どんな女がタイプかな?」と突然現れた女が言う。

灰原が「自分は沢山食べる子が好きです!」「大丈夫ですよ、悪い人じゃないです」「人を見る目には自信があります」と答え、夏油が「私の隣に座っておいてか?」と言い、灰原は「ハイ」と理解できずに返すが、女は「君、今のは皮肉だよ」と笑っていく。

灰原が席を外し、女が「で、夏油君は答えてくれないのかな?」と言うと、夏油は「まずはアナタが答えて下さよ」と返していく。女が「特級術師、九十九由基って言えば分かるかな?」と名乗ると、夏油が「アナタがあの・・・!?」「特級のくせに任務を全く受けず、海外をブラブラしてるろくでなしの・・・」と返していく。

九十九が「私高専って嫌ーい」「冗談」「でも高専と方針が合わないのは本当」「ここの人達がやっているのは対症療法、私は原因療法がしたいの」「呪霊を狩るんじゃなくて、呪霊の生まれない世界を作ろうよってこと」「少し、授業をしようか」「そもそも呪霊とは何かな?」と聞くと、夏油は「人間から漏出した呪力が澱のように積み重なり形を成したモノです」と答える。九十九が「その通り」「すると、呪霊の生まれない世界の作り方は2つ」「①全人類から呪力をなくす」「②全人類に呪力のコントロールを可能にさせる」「①はね、結構イイ線いくと思ったんだ、モデルケースもいたしね」「君もよく知っている人さ」「禅院甚爾」「天与呪縛によって呪力が一般人並になるケースはいくつか見てきたけど、呪力が完全に0なのは世界中探しても彼1人だった」「彼の面白い点はそれだけじゃない」「禅院甚爾は呪力0にも拘わらず五感で呪霊を認識できた」「呪力を完全に捨て去ることで肉体は一線を画し、逆に呪いの耐性を得たんだよ、彼は」「正に超人、負けたことは恥じなくていい」「彼を研究したかったがフラレてしまってね、惜しい人を亡くしたよ」と説明していく。

九十九が「天与呪縛はサンプルも少ないし、私の本命は②だね」「知ってる?術師からは呪霊は生まれないんだよ」「勿論術師本人が死後呪いに転ずるのを除いてね」「術師は呪力の漏出が非術師に比べ極端に少ない」「術式行使による呪力の消費量や容量の差もあるけど、一番は流れだね」「術師の呪力は本人の中をよく廻る」「大雑把に言ってしまうと、全人類が術師になれば呪いは生まれない」と説明すると、夏油は「じゃあ、非術師を皆殺しにすればいいじゃないですか」と伝えていく。九十九が「夏油君、それはアリだ」「というか多分それが一番簡単だ」「非術師を間引き続け、生存戦略として術師に適応してもらう」「要は進化を促すの」「鳥たちが翼を得たように、恐怖や危機感を使ってね」「だが残念ながら、私はそこまでイカれていない」「非術師は嫌いかい?夏油君」と聞くと、夏油は「分からないんです」「術師は非術師を守るためにあると考えていました」「でも、最近私の中で非術師の・・・価値のようなものが揺らいでいます」「弱者故の尊さ、弱者故の醜さ」「その分別と受容ができなくなってしまっている」「非術師を見下す自分、それを否定する自分」「術師というマラソンゲーム、その果ての映像があまりに曖昧で、何が本音か分からない」と答えていく。九十九は「どちらも本音じゃないよ、まだその段階じゃない」「非術師を見下す君、それを否定する君、これはただの思考された可能性だ」「どちらを本音にするのかは君がこれから選択するんだよ」と伝え、バイクに乗っていく。

去り際、九十九が「じゃあね、本当は五条君にも挨拶したかったけど、間が悪かったようだ」「これからは特級同士、3人仲良くしよう」「あ、そうだ、最後に」「星漿体のことは気にしなくていい」「あの時、もう1人の星漿体いたか既に新しい星漿体が産まれたのか、どちらにせよ天元は安定しているよ」と伝え、バイクで走り去っていく。



夏油の選択

任務からボロボロの状態で帰ってきた七海が「なんてことはない二級呪霊の討伐任務のハズだったのに・・・!」「クソッ・・・!産土神信仰・・・アレは土地神でした・・・1級案件だ・・・!」と言い、横には灰原が遺体となっていた。

夏油が「今はとにかく休め七海、任務は悟が引き継いだ」と言うと、七海は「もうあの人1人で良くないですか?」と返していく。夏油は「術師というマラソンゲーム」「その果てにあるのが、仲間の屍の山だとしたら?」と考えていた。

2007年9月■■県■■市(旧■■村)に任務で夏油は訪れていた。任務概要:村落内での神隠し、変死、その原因と思われる呪霊の祓除。

夏油は「これはなんですか?」と牢に捕われた二人の少女を見て聞く。

村人が「■■・・・?■■■■!?(なにとは?この2人が一連の事件の原因でしょう?)」「■■■■!(この2人は頭がおかしい」「不思議な力で村人を度々襲うのです)」「■■■!(私の孫もこの2人に殺されかけたことがあります)」と言う村人に対して、二人の少女は「それはあっちが・・・」と言うと、再度村人は「■■■!(黙りなさい化物め)」「■■!(あなた達の親もそうだった)■■■!(やはり赤子の内に殺しておくべきだった)」と返していく。

その光景を見て夏油は、九十九の「非術師を見下す自分、それを否定する自分、どちらを本音にするのかは」という言葉を思い出し、「皆さん、一旦外に出ましょうか」と伝え村人を皆殺しにしていく。

後日高専のレポートには以下のように記載されていた。担当者(高専3年夏油傑)派遣から5日後、旧■■村の住民112名の死亡が確認される。全て呪霊による被害と思われたが、残穢から夏油傑の呪霊操術と断定。夏油傑は逃走、呪霊基底9条に基づき呪詛師として処刑対象となる。

<<前の話 77話 次の話>>

あわせて読みたい
【呪術廻戦】全話のネタバレ一覧こちらのページに呪術廻戦のネタバレをまとめております。呪術廻戦の最新話や過去の話を読みたい方は、ぜひこちらのページをご活用ください。 ...
▼LINE登録でお得な情報を配信中▼
友だち追加