終末のワルキューレ32話のネタバレを掲載。32話では、ラグナロク第5回戦雷電VSシヴァが開幕となる。シヴァに先制攻撃を浴びせた雷電は、いきなり本気モードになろうとしていく!?終末のワルキューレ32話のネタバレを読みたい方はこちらをどうぞ。
終末のワルキューレ32話のネタバレ
おめったいのう
神側スタンドからはシヴァの夫人たち、息子から声援が飛んでくる。
シヴァが雷電の側にいる小さなカエルに気づくと、雷電はカエルが持つ塩を手に取り、シヴァは「・・・塩?」「相撲の儀式か・・・?」「なら・・・しょうがねぇな」とその儀式の間手を出さずにいた。
その様子を見るヘルメスは少し前のことを思い出していた。
ロキが「アレスちゃん・・・トイレからなかなか戻ってこないねー」と言うと、ヘルメスは「涙がまだ・・・収まらないんでしょう」と返していた。ロキが「そっか・・・」「じゃあ、ボクもちょっと・・・散歩してくるね」とゆっくりと立ち上がると、ゼウスも「フ〜〜〜ム・・・ワシもちょっとひと眠りしてくるわい」とその場を後にし、二人ともこれまでに無いほどの神圧を醸し出していた。
観客たちが「あの雷電の相撲をまた見られるなんてよぉ」「私なんて生で見るの初めてだよ」「楽しみだねぇ」「いよッ雷電、日本一ーッ」と盛り上がっていると、雷電は手を合わせてものすごい圧を放っていく。
雷電が「待たせたな・・・」と言うと、シヴァは「へッ、いいさ」「『無類力士』か・・・ちったぁ楽しみそうだ」と笑い、雷電は「・・・そうかい?」「なら・・・やろうか?」と走り出す。第五回戦、史上最強力士の初手は・・・四十八手ではなく飛び蹴りから始まった!!
神々が「あ・・・あれが・・・相撲?」と疑問に感じていると、人間側からは「違う違う、ぜんぜん違う!!」と否定していた。
席に戻ってきたアレスが「あのシヴァ相手に大胆な人間だな?」と言うと、ヘルメスは振り向かず「もう涙は・・・収まりました?」と尋ね、アレスは「ふん、泣いてなど・・・おらぬ!!」と言い切ったが目は涙で滲んでいた。
吹っ飛ばされたシヴァがクラっときて「ほほ、効くね〜」「こりゃあ待ったかいがあったぜ♪」と言うと、雷電が一瞬で間合いを詰め拳を繰り出すが、シヴァが受け止めていく。
が、雷電のロシアンフックが炸裂する。
雷電が「これで終いだ」と顔面をつかんで膝蹴りをかますが、「やっぱ・・・喧嘩は・・・こうでなくっちゃなぁ!!」と4本の腕で防いでいた。
シヴァが4本の腕で巴投げを繰り出すが、雷電は空中で翻り無事着地する。
雷電が「ったく・・・終わったと思ったのによ・・・」と残念そうにすると、シヴァは「俺も」と笑い、雷電は「・・・野郎」「すんなりとはいかんか・・・」と感じていた。シヴァは「いや良いよお前、面白い面白い」「やるじゃん」ともてはやすと、雷電は「は〜あ・・・おめったいのう(めんどくせえなあ)」と構えていく。
解放るぜ?
ヘイムダルが「じょ・・・序盤から何でもアリの技の応酬」「人類と神々の総合格闘技(マーシャルアーツ)!!これぞラグナロクだ!!」と実況すると、人類と神々大いに盛り上がり、歴代横綱たちも雷電の姿を見て笑っていた。
その頃、ロキは中庭の噴水の前に腰掛け「やぁ・・・」「待ってたよ・・・釈迦くん」と現れた釈迦に声をかける。
釈迦が「したいの?喧嘩・・・」と言い放つと、ロキとの間に不穏な空気が流れていく。
シヴァが腕を振り回しながら「いいね、いいね、いいねぇ!!」「死ぬまで踊り明かそうぜ!?」と戦闘を楽しんでいると、雷電は「へっ・・・ったくどいつもこいつも」「なんで喧嘩が・・・好きなんだろうねぇ・・・」と疑問を口にした。シヴァが「あぁ?」「『なんで』だぁ?」「他にあるかよ?こんな楽しいこと・・・」「喧嘩が嫌いな男子なんざ俺ぁ知らねぇぜ!!」と返すと、雷電は「そうかい」「浮かれてるところ・・・悪いんだが・・・解放るぜ?」と本気を出そうとしていた。